ども,サスペンダーです。
今回もやっぱり,銭形平次捕物控です。
ご紹介するのは,「人肌地蔵」です。
青空文庫には,008は欠番のようです。
なので,009です。
お地蔵さんが温かい。これは怪奇です。
でも,銭形の親分は何もかもお見通しです。
いきなり,風呂屋の裏手で捕まえる。
こんなことができるのは,捕物の名人である銭形平次だけです。
流石です。
それでは。
ども,サスペンダーです。
9月になり,季節が変わりました。
毎朝,梅小路公園を通り抜けるときに,8月は蝉の声がすごかったのが,すっかりなくなりました。そして,帰り道の梅小路公園では,虫の鳴き声の合唱が聞こえます。
そのうち,葉っぱの色が緑から黄,赤に変わってくるんだろうな~などと考えるわけです。
さて,9月は僕の誕生月です。誕生月といえば運転免許の更新です。
ということで,9月1日京都駅前運転免許更新センターがオープンしたので,さっそく行ってきました。きれいでした。
でも。長蛇の列です。ということは待ち時間がいっぱい。
そこで,列に並んで銭形平次を読んできました。「復讐鬼の姿」です。
今回はすごく良いタイミングで平次が現れて,銭を飛ばします。
おお,テレビで見ていた銭形平次だ!って感じです。
でも,犯人の復讐鬼はどうなったのか(平次は死んだって言っていましたが,たぶん死んでいませんね)よくわからない後味が悪い終わり方でした。
前回004で今回006なので,005がとんでいるようですが,青空文庫に005が見当たらないのです。
ども,サスペンダーです。
8月になりました。毎日暑いですね~。
さて,今回ご紹介するのは,野村胡堂著 「銭形平次捕物控 002 振袖源太」です。
またもや銭形平次です。
今回もテンポよく,なぜそうなった?なぜ犯人が分かった?などの謎解きはありません。
おそらく,平次は勘がいいんですね。
テレビの平次は,ここぞの時に銭は投げて犯人などを捕らえるのが気持ちいいのですが,この原作は違うんです。
まずは,銭ですが,確かにここぞの時なんですが,犯人にというわけではありません。
例えばこの巻では,自殺しそうなおじさんに投げて自殺を辞めさせるだけなんです。
しかも,おじさんはその後,平次に感謝ではなく,「何をするんだ!痛いじゃないか!」(現代的に言えば)と文句を言います。
平次は人情派なので,犯人を追い詰めて,逃がします。
上司の侍からは,縮尻(しくじり)平次といわれます。
この辺りは,ルパン三世の銭形警部と似てますね。
おススメは★★★
それでは。
ども,サスペンダーです。
今回は,田中芳樹著 「風よ、万里を翔けよ」です。
主人公は,隋の時代に父親代わりに従軍した男装の少女「花木蘭」です。
読み始めて,ディズニーの「ムーラン」に似ているな~と思いました。
でも,中国の話の中にはよく似た話がいっぱい出てきます。だから,今回もそんな話はよくあるんだろうと思っていました。
時代は,隋で,ストーリーもほとんど隋の文帝(楊堅)~煬帝までの話で主人公はところどころに出てきています。この時代のことは,隋唐演義(安能務著)や李世民(小前亮著)で大体のことはわかりますが,2冊ともどちらかというと唐からみた時代です。この本には唐(李淵や李世民)はほとんど出てきません。隋がどのように繁栄し,どのように滅びたかがよくわかります。
また,中国史上最悪の皇帝と言われる煬帝ですが,なんだか憎めない気もします。
そんなこんなで,最後に隋は滅亡(煬帝暗殺)し,木蘭は無事家に帰ることができるというお話です。
田中芳樹といえば,「アルスラーン戦記」や「銀河英雄伝説」などファンタジーやSFを多く手掛けていますが,中国史ものも多くあります。この時代を描いた「隋唐演義」もあとがきで「だれも翻訳してくれないので自分でした」とありました。僕が読んだのは安納務ものですが,いつかは田中芳樹の「隋唐演義」も読みたいと思います。
そうそう,あとがきの最後にこのようなことも書いてありました。
「木蘭の話は,ディズニーによって,『ムーラン』という映画が作成された」
なに!
そういえば,木蘭ってムーランと似ている。
よく似ていると思って読んでたけど,似てるんじゃなくてムーランそのものだったのね。
おススメは★★★★
それでは。
ども,時代劇ファンのサスペンダーです。
時代劇が好きなんです。
時代劇といえば,水戸黄門でしょうか?大岡越前でしょうか?暴れん坊将軍?大江戸捜査網?
やっぱり,銭形平次でしょう。
ということで,今回は前回からのつながりで,野村胡堂著 「銭形平次捕物控001 金色の処女」です。
もちろん,パブリックドメインです。
これ,意外と短くって,紙の本にすると19ページくらい。
ちょっと空いた時間で読めてしまうんです。
なぜ,こんなに短いかというと,かなり端折ってあります。
なんというか,細かいことは気にしない。どちらかというと読者の想像でカバーするような感じです。
だから,面白い!スピーディーなんです。
確かによくわからないところもありますが,それはそれ,そういうもんなんだろうという感じで読んでいく。過程より結果という感じです。だから,そこのところが気になる方には向かないかも。
ただ,気になるのは旧漢字で旧仮名遣いなんです。
読めない漢字もありますが,気にしない。
でしょう。っていうのが,でせう。になっていても気にしない。
わからないことは気にしない。
でも,面白い!
もちろん002も買いました。
おススメは,★★★
それでは。
ども,銭形平次の歌が回っている,サスペンダーです。
なぜ,銭形平次かというと,
っていうか,そもそも銭形平次を知っていますか?
時代劇です。
ここぞというときに,銭を投げるんです。
もちろん100発100中。
この銭形平次の子孫が,ルパン三世に出てくる銭形警部(とっつぁん)という設定。
小さいころ,よく観てました。僕の中で銭形平次といえば,大川橋蔵です。
調べたら,全888話でギネスに登録されているんだそうです。
次が暴れん坊将軍だそうです。
で,なぜ銭形平次かというと,今回ご紹介する本の著者が野村胡堂なんです。
つまり,銭形平次の原作者というわけです。
紹介するのは,「幻術天魔太郎」です。
表紙がシンプルでしょ。kindleで無料,いわゆるパブリックドメインってやつです。
時代は,江戸時代,三代将軍徳川家光の命を狙う少年,駿河太郎の物語です。
短編ですが,太郎の活躍が面白い物語です。
おススメは★★★
ども,サスペンダーです。
今回は,鎌田 洋(著) 「おもてなしの神様が教えてくれたこと」です。
ディズニーの「神様が教えてくれたこと」シリーズの第4弾です。
(1:掃除の神様,2:サービスの神様,3:ありがとうの神様)
今回は,ありがとうの神様のように,涙する話ではなかったかと思います。
しかし,社会人はもちろん多くの人に読んでもらいたい一冊です。
東京オリンピックが決まったとき,「おもてなし」という言葉が流行りました。
僕は,サービスを言い換えただけだと思っていましたが,そうではなかったのです。
全ての人に「おもてなし」がしっかりできるよう精進していきたいと思います。
おススメは
★★★★