みなさん,こんにちは。
不要不急の外出自粛中の土日いかがお過ごしでしょうか?
普段できない家のことをしたり,ゲームをしたり,ゴロゴロしたり・・・
さて,4日に一冊の本を読み終わりました。といっても1日ではありません。3月31日から読み始めて,昨日(正確には5日になっていましたが,寝る前なので4日としておきます)読み終わりました。1週間かかりました。
読んだ本は,「覇帝フビライ」
皆さん,ご存じのフビライ・ハーンです。
知ってますよね,中国は元の初代皇帝です。
日本には,元寇を行った皇帝です。
まあ,僕の知識はこれくらい。
フビライは,チンギス・ハーンの末子トゥルイの次男。
つまり,チンギスの孫です。
大モンゴル国としては,5代目の大ハーンとなります。
初代チンギス→オゴタイ→グユク→モンケ→フビライです。
オゴタイはチンギスの三男,グユクがその子供。
モンケはトゥルイの長男(フビライの兄)。
5代目のフビライになって,ついに南宋を滅ぼして中華を統一します。
まさに世界を視野に入れた大帝国の皇帝です。
大ハーンになるところから,元建国,そして反乱の鎮圧と目まぐるしく戦いが繰り広げられます。
フビライは人材を求め,「欠点よりも長所を,失敗より功績を見よ」という信念に基づいて異なる民族を能力重視で登用していきます。
まさに,グローバルで成果主義な人事です。現代世界に通じるわけです。
中国の名君や名臣といわれる人のやることは,現代ビジネスでも十分活用できる考え方をしています。「なるほど!」とか納得できるところも面白さの一つです。