就職は目的ではなく手段である〜キミが働く理由〜

さて、前回は、ボクが働く理由をお話ししました。今回は、学生の皆さんに考えてほしい事をお話します。

学生のみなさんは、KCGに夢をもって入学された事と思います。
さて、それはどんな夢でしょうか?

例えば、ゲームを作りたい。
例えば、アート作品を作りたい。
例えば、システムエンジニアとして活躍したい。
などなど。

様々な夢があると思います。
みんな素晴らしい夢ですね。

しかし、ゲームを作る事が本当の夢でしょうか?
良いゲームを作りたい。
良いゲームってなんでしょう?
売れるゲームでしょうか。
売れるゲームってどんなでしょうか?
それは、ユーザーに楽しんでもらえるゲームですよね。
そうすると、ゲームを作る時には、もちろんそのユーザーが楽しんでくれる事を願いますし、それを想像しますよね。
ということは、実はゲームを作るという夢はゲームで遊ぶユーザーが楽しませるという夢ではないでしょうか。
アート作品も、やはりその作品に出会う事で誰かが感動してくれたり、感銘を受けてくれる事が夢じゃないでしょうか。
システムエンジニアは、携わったシステムで社会が便利になり、みんなが喜んでくれることが夢ではないでしょうか。
夢を実現するためのステップとして、みんな就職するのです。

だから、学校を卒業したら就職する事が目的ではないのです。
あくまで、就職は夢を実現するための手段なのです。

今、自分の夢が何なのか分からない人もいるんじゃないでしょうか。
それはそれで良いんです、今は。
これから、夢を見つけようじゃないですか。
そのためには、簡単に就職しちゃダメです。
だって、夢=やりたい事がないのに、就職しても仕事続かないですよ。
今、世の中では若者の早期退職が問題になっていますが、それって自分の夢がなんだか分からないうちに就職しちゃったんじゃないかと思います。

だから、夢を見つけるために例えば、学校に残ってもう一年コンピュータの勉強しながら考えてみるのも良いことなんです。

学生のみなさん、ゆっくり自分の夢を考えてみてください。
その夢にむかって、いまやれる事、やらなければいけない事をがんばりましょう。
きっと、ワクワクして楽しい毎日が送れると思いますよ。

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