ども、新年度になってちょっと落ち着いて来たサスペンダーです。
開講して、はや2週間がすぎました。
早いですね〜。
担任クラスは多いに盛り上がっています。
いいクラスだ。
さて、今回ご紹介する本は、
塚本靑史著 「凱歌の後」です。
時代は、楚漢戦争直後です。
ここで、漢字間違ってるんじゃない?と思った人はすごいですね。
凱歌は垓下じゃないの?
でも、合ってるんです。
垓下と凱歌とかけてあるそうなんです。
垓下の戦いで漢の劉邦が勝ち、中国は再統一されました。
そして、劉邦は次に功臣たちの粛正を行いました。
その粛正された王、臧荼(ぞうと)、韓信(かんしん)、彭越(ほうえつ)、黥布(げいふ)、盧綰(ろわん)と劉邦が子を産ませた姫妾、曹姫、戚姫、薄姫、趙姫の9人が主人公の短編集です。
この9話の裏の主人公は、もちろん劉邦です。
短編なので、読みやすいです。
しかし、ある程度の知識がないとわかりづらいかもしれません。
オススメ度は★★★です。
それでは。