優しさと厳しさの狭間で

毎週、授業に行っている看護学校でこんな記事をみました。
ある先生の思い出深い学生の話です。
末期癌の患者さんに、側にいくと「もう、来んといて!」って言われても何か出来ないかとずっと側に居続けた学生がいたそうです。
すると、その患者さんに「あんたに、アイスクリーム食べさせてほしい」って頼まれてアイスを食べさせてあげると、「これまでで、一番おいしいアイスや。」って言われたんだそうです。
その先生にも、「ほんま、優しいええ学生さんや」って言われたんだそうです。
自分が何を言われても、その人の事を考え続けた優しさが、きっと伝わったんでしょうね。
優しいってすばらしい!!

優しい先生は、KCGにはいっぱいです。
っていうか、全員優しいでしょう。

っていうと、厳しい先生も中にはいるって思う人もいるでしょう。

優しさって何なのか?
厳しさって何なのか?

学生の課題の提出期限をのばしてあげる事は、決して優しさではないと思うんです。
(でも、のばしてあげると、先生優しいっていわれるんでしょうね。)
テレビでも芸能人が、高校の時厳しかった先生っていうのが、思い出の先生として紹介されていたりします。
確かに、ボクも学生時代の思い出の先生っていうと、A先生です。
A先生、厳しかった〜。
でも、あの厳しさはボクたちの将来のことを考えてあえて厳しく接してくださったんだと思います。この厳しさって実は優しさだったんじゃないかって。実際の所はA先生に聞かないと分かりませんが、今でもA先生にお会いすると、緊張してしまいます。怒られそうです。

いったい、ボクは学生にどう思われているんだろ?
周りの先生を見ると、みんな優しい先生ばかりです。
ボクは学生からは、優しいと思われているのか?厳しいと思われているのか?

どう思われていても、学生への思いは人一倍あると自負しています。
じゃあ、どう思われててもいいのかな。
でも、ちょっとは気になるな〜。

優しさと厳しさの狭間でこんな事を考えながら、眠りたいと思います。

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