沈黙の王

ども,一足先に授業が始まったサスペンダーです。

と言っても,彦根総合高校の授業です。
ということは,また読書三昧です。

9月になってから,まず1冊目です。
宮城谷昌光著
「沈黙の王」

沈黙の王

表題作のほかに,
「地中の火」
「妖異記」
「豊饒の門」
「鳳凰の冠」
の4作品も入っている短編集です。

最初の2話(沈黙の王,地中の火)は,夏王朝の初期で,言葉や文字について考えさせられます。
たとえば,「夷」という漢字。
日本では「えびす」と呼びますが,元々は異民族の総称です。
そこで,この夷という漢字を分解すると,大きな弓になります。
つまり,大きな弓をもった異民族になるわけです。
そのあたりは,弓を発明した羿を描いた「地中の火」に書いてあります。
次の,2話(妖異記,豊饒の門)は,周王朝から東周時代(春秋・戦国時代)になるときの話です。
最後の「鳳凰の冠」は,春秋初期の晋の名臣:叔向を描いています。
この叔向は晋ですが,同時代には,鄭には子産が,斉には晏嬰などがいます。まさに黄金時代ですね。

なんだか,お得な一冊です。
おススメは,★★★★

それでは。

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