子産

ども,電子書籍リーダーに興味のあるサスペンダーです。

以前,sonyのreader購入について書いたことがありましたが,今は楽天のkobo touchに興味があります。

7,980円ですが,ポイント還元を考えると,4,980円で買えるのです。
これは,買かな~と思うのです。
しかし,問題はコンテンツです。
現在コンテンツはドンドン増えているのですが,読みたい本(ジャンル)がなかなかないのが現状です。
もちろん,中国古代史小説ジャンルです。

リアル本の方はまだまだ読みたい本があるので,見つけたりしたら購入してしまいます。現在,読んでいない本が8冊くらい残っています。
先ずは,これらを片付けないと,と思っているのですが,またまた買い足しそうな勢いです。

さて,読みたい本はたくさんありますが,ブログを休んでいる間に読んだ本も何冊かあります。今回は宮城谷昌光著「子産」をご紹介します。
子産は,第35回(2001年) 吉川英治文学賞受賞作品です。

子産上
子産下

さて,中国古代史小説と言えば,宮城谷昌光ですが,何冊か読むとパターンがあるのがわかります。
一つは,主人公を小さいころ,若いころからえがき続けるもの。
一つは,主人公の父親からえがくもの。
前者は,太公望や管仲,後者は晏子や子産です。
僕的には,後者の父親からえがいたものの方が面白いように思います。
子産は後者ですから,僕好みなわけです。

子産は,春秋時代で,鄭の国の人です。

鄭は中華の中心に位置し,最初は非常に栄えた国でしたが,子産のころには,北の大国「晋」,南の大国「楚」に圧迫され非常に苦しい立場に立たされていました。
晋についたり,楚についたりと,信用されない国といった感じです。
その中にあって,子産は名宰相として知勇にすぐれた活躍をします。
そして,中国で初めて成文法を定めました。

上下巻の2冊ですが,内容が濃くお得感があります。
これはおススメです。
★★★★★

それでは。

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