俠骨記

ども,やっぱり電子書籍が気になるサスペンダーです。

電子書籍の良さは,なんといっても本の置き場所に困らないところだと思います。
kobo touchのコンテンツを調べると,「グインサーガ」のコーナーがあります。
グインサーガといえば,130巻もある大作。しかも,未完。(著者の栗本薫さんがすでに亡くなってしまったので,その後は別の方が引き継がれています。)外伝を含めばもっと多くなります。これを今から買えば,やっぱり置く場所の確保が必要になります。
でも,やっぱり読みたい作品です。
そこで,電子書籍です。これなら困らない。
やっぱり,買かな~。
しかし,リアル本が・・・2冊追加してしまい未読本10冊になってしまいました。
これを処理できたころには,kobo touchだけではなく,Kindleも発売されているかな。

さて,リアル本の方は,子産の他にも読んだ本をご紹介します。
宮城谷昌光著 「侠骨記」です。

侠骨記

この本は,長編ではなく,短編4作をまとめたものです。

そもそも,この侠骨とは,「他人の救済と自己の理想の貫徹のための犠牲の精神」(解説より)なんだそうです。
4作は,
第一話 侠骨記
  魯の曹沫
第二話 布衣の人
  帝舜
第三話 甘棠の人
  召公奭
第四話 買われた宰相
  秦の百里奚

第一話は,本のタイトルにもなっている「侠骨記」で,魯の曹沫の活躍についてです。
曹沫は,当時全盛の斉の桓公に短刀を突き付けて,これまで奪った魯の領地の返還を承諾させた人物です。一つ間違えば,殺されるのにすごいですね。まさに侠骨の人です。でも,これを承諾した桓公というより,承諾させた管仲もすごいと僕は思います。さすがは管仲です。

おススメはと言われると,★★★です。
短編なのでちょっと物足りない感じがします。
やっぱり長編の方がすきですね。

それでは。

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