ども、38歳のサスペンダーです。
え、まだ30代なんて思っている人なんていませんよね。
昨日、我がKCGの顧問、米田貞一郎先生の100歳のお誕生日祝賀会がありました。
僕も出席させていただき、バースデーケーキも分けていただきました。
これで、僕も長生きできるかな~、(まずはやせなきゃ)。
僕がKCGに入校(就職)して間もない頃(もう16年前)に、職員研修で米田先生から聞いたお話をさせていただきます。
「卒啄同機(そくたくどうき)」という言葉を先生は発せられました。
僕は初めて聞く言葉で、どういう意味かさっぱりわかりませんでした。
「卒啄同機」とは、ひな鳥が卵から孵る時に、ひな鳥の発する気配を感じ取って、親鳥が外側から殻をコツ、コツと叩いて、ひな鳥が殻を割って生まれるのを助ける事だそうです。
この卒啄同機は、タイミングが大事で、早すぎても、遅すぎてもダメなわけです。
卵を何カ月も温めてきて、そのほんの一瞬を見逃さないために、親鳥はひな鳥の、卵の事を気にしているわけです。
学校も同じで、学生が学びたいと思ったときにそれを教えることが大事で、学びたくないのに教えてもダメ、学びたいのに教えないのはもっとダメなわけです。
このタイミングは常に学生の事を見ていない(気にしていないと)とわかりません。
僕は、この話を聞いて「卒啄同機」という言葉を心に持っていこうと誓ったことを覚えています。
いま、米田先生の100歳祝賀会に参加させていただいたことを機に、これまでの自分を振り返って、「卒啄同機」できてきただろうかと改めて反省し、また改めてこれからも「卒啄同機」を心がけようと、誓いました。