トヨタリコールとシャワーホース

ども,土日はいい天気でどこかに旅行にでも行きたいサスペンダーです。

さて,うちのキッチンの水道はシャワーにもなって,しかも伸びるんです。
その伸びるホース部分に穴があいて水が漏れるという事態がおきているそうなんです。
幸い,我が家ではそういう事態になっていないので,助かっています。
さて,この水漏れが問題視されて,マンション全戸のホース無償交換が実施されます。
業者の説明文書では,ホースはそもそも消耗品で,穴があくのは仕方がないことなんだとか。
じゃあ,なぜ無償交換するの?
って思いませんか。

マンションの管理人さんと話したら,
「きっと,トヨタのリコールがあったからだ」
って言ってました。
本当かどうかはわかりませんが,そういうものなのかと妙に納得しました。
企業は,こういうことには敏感なんですね。

トヨタのリコールって大々的にニュースになっていましたが,そもそもリコールって何だか知らない人もいるんではないでしょうか。
リコールって何なんでしょう?
リコールとは

「自動車が道路運送車両の保安基準に適合しなくなるおそれがある状態、又は適合していない状態で、原因が設計又は製作の過程にある場合に、その旨を国土交通省に届け出て、ご使用のお客様にご連絡して無料で修理します。」

(http://toyota.jp/recall/)
なんだそうです。

で,トヨタの何が悪かったの?っていうと,

1.不具合の状況
ABS(アンチロックブレーキシステム)の制御プログラムが不適切なため、ABS作動完了後の制動力が作動直前の制動力より低下することがあります。そのため、ブレーキをかけている途中に凍結や凹凸路面等を通過してABSが作動すると顕著な空走感や制動遅れを生じることがあり、そのまま一定の踏力でブレーキペダルを保持し続けた場合には運転者の予測より制動停止距離が伸びるおそれがあります。

2.改善の内容
全車両、当該制御プログラムを修正します。また、制御プログラム修正までの間の運転時の注意事項を、使用者にお知らせします。

(http://toyota.jp/recall/2010/0209.html)

なんだとか。

ここで,気になるのが「制御プログラム」です。

車の不具合っていうと,ネジだとかそういう類のものかと思いきや,プログラムなんですね。
KCGでは,カーIT時代を先取りして,自動車制御学科がありますが,まさにその自動車制御学科を象徴するような問題なわけです。
ニュース番組でも,「自動車なのに,プログラムの不具合というのは違和感がある」なんて発言していた司会者がいましたが,まさに世の中はまだまだそんな認識なわけです。
世の中の人は,車はハードウェアという認識でしかないんです。
ですが,実はそのハードウェアをソフトウェアで制御しているんですね。

考えてみれば,我々の身の回りの物はほとんどがそうではないでしょうか。
炊飯器だって,冷蔵庫だって,もちろん携帯電話なんてコンピュータそのものって感じです。

っていうことは,やはり進学先にKCGを選ぶということは,確かな未来が待っているということなんですね。
納得です。

それでは。

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