読書管理アプリ

ども,サスペンダーです。

最近,本が高くなっているように思うのは僕だけでしょうか?
本を買うとき,特に最新刊ではなく,ずいぶん前に出たであろう本の時に,あれ?この本持ってたかな?って迷ってしまいます。だからと言って,その本があるかどうか確認するには,手間がかかるので,結局確認せずに先延ばしです。
これじゃあ,ダメだと思って,エクセルで管理するとか,アクセスの練習に使うとか考えていました。
そしたら,図書館で借りてきた本のバーコードをスマホで撮っているのをみました。なんと,アプリで管理しているんだとか。
そりゃ,それくらいのアプリ,あって当たり前だわ。
ということで,さっそく教えてもらったアプリがこの2つ。

 ブクログビブリア

 

ブクログ(左)とビブリア(右)です。
どっちがいいのかというと,どっちもどっち。
ブクログは,レビューも見られるし,PCでも編集できて便利だし,ビブリアは本を登録するのに,連続スキャンできるし,一覧は見やすいし。

で結局2つとも現在使用中。
2つ使うにはどちらも登録しないとダメで,結局めんどくさいのでした。
でも,頑張って登録しました。

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銭形平次捕物控010~020

ども,サスペンダーです。

銭形平次捕物控は1冊が20ページ前後なので,すぐに読めてしまいます。
しかも,スマホで読んでいるので,毎日持ち歩いている状態。
ちょっと時間があったら1冊読了となります。
そこで,今回はドドーンと,010~020までをご紹介。

zenigata010 zenigata011 zenigata012 zenigata013 zenigata014 zenigata015 zenigata016 zenigata020

 

11冊と思いきや,017,018,019が青空文庫にはないようで,8冊です。

010 七人の花嫁
花嫁がさらわれます。
そこで平次は自分の婚約者と結婚式を挙げて犯人を捕まえようとします。
そんなきっかけでいいのか?と思いますが,いいのでしょう。
そして,まんまとさらわれてしまいます。
まあ,結局は何もかもお見通しなので,無事解決するんですけどね。
お静さんは,本当に良かったのか?

011 南蛮秘法箋
毒殺です。
これは,危険です。
由井正雪の乱も絡んでいるから大変です。
でも,銭形の親分は何もかもお見通しなので,無事解決するんです。

012 殺され半蔵
銭形の親分が,半蔵に言います。
殺し方が知りたいので,一回殺されてほしい。
半蔵が,了承します。
いいのか,いいのか?
いいんです,だって何もかもお見通しなんですから。
半蔵は死んでいません。

013 美女を洗ひ出す
美女なんですが,会うたびに歯が抜けたり,肌が荒れたりしていきます。
これは,男を寄せ付けないためだったんです。
でも,歯を抜くってすごい決意だと思います。
洗っても,治りませんから。

014 たぬき囃子
夜になったら音がする。
名物のたぬき囃子だからって納得できるでしょうか。
江戸時代なら納得できるのかな?
平成狸合戦みたいな感じなのかな?
とか,思っている間に,解決しました。

015 怪伝白い鼠
幽霊が出るということで,何とかしてほしいと銭形の家を訪ねてきます。
江戸時代ならそういうことも,岡っ引きの仕事なのかなと思いきや,
平次もそれは違うんじゃないって断ろうとします。
しかし,殺人事件が起きたからには,親分の出番です。
読んでいると,本当に不思議なんですが,白い鼠をみただけで,親分はカラクリをズバリとあてるんだから,流石です。
カラクリが解説してあるんですが,読んでもわかりません。

016 人魚の死
なんとなく,平次の志向が分かったような気がします。
不思議な殺人事件でも必ず凶器があるもの。
隠すなら絶対にここしかないという場所を探すんです。
もちろん見つかります。
そして,そこに隠せるのは犯人だけとなるわけです。
何もかもお見通しではなく,論理的な思考の上での推理なんですね。

020 朱塗りの筐
いきなり,怪しい奴に後をつけられているんですと,女が平次の家に逃げ込んできます。この段階でこの女,めちゃくちゃ怪しいですよね。
朱塗りの筐を預けていきます。
結局事件が起きて,それを解決するわけなんですが,はじめから犯人が分かっていたような感じで解決します。
流石は銭形の親分です。あんまり朱塗りの筐は関係ないように思ったんですが・・・

とまあ,こんな感じです。

それでは。

 

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銭形平次捕物控009

ども,サスペンダーです。

今回もやっぱり,銭形平次捕物控です。
ご紹介するのは,「人肌地蔵」です。
青空文庫には,008は欠番のようです。
なので,009です。

zenigata009

 

お地蔵さんが温かい。これは怪奇です。
でも,銭形の親分は何もかもお見通しです。
いきなり,風呂屋の裏手で捕まえる。
こんなことができるのは,捕物の名人である銭形平次だけです。
流石です。

それでは。

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銭形平次捕物控007

ども,サスペンダーです。

9月になり高校の授業がはじまりました。
ということは,往復の読書時間復活です。
早速読んだのは,「お珊文身調べ」です。

zenigata007

 

文身というのは,イレズミです。
今回も,平次のカンが冴えわたっています。
犯人の文身の場所を足の裏にあると決めて,銭湯で聞き込みします。
そして,ばっちり犯人を見つけるのです。

流石です!

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銭形平次捕物控006

ども,サスペンダーです。

9月になり,季節が変わりました。
毎朝,梅小路公園を通り抜けるときに,8月は蝉の声がすごかったのが,すっかりなくなりました。そして,帰り道の梅小路公園では,虫の鳴き声の合唱が聞こえます。
そのうち,葉っぱの色が緑から黄,赤に変わってくるんだろうな~などと考えるわけです。

さて,9月は僕の誕生月です。誕生月といえば運転免許の更新です。
ということで,9月1日京都駅前運転免許更新センターがオープンしたので,さっそく行ってきました。きれいでした。
でも。長蛇の列です。ということは待ち時間がいっぱい。

そこで,列に並んで銭形平次を読んできました。「復讐鬼の姿」です。
zenigata006

 

今回はすごく良いタイミングで平次が現れて,銭を飛ばします。
おお,テレビで見ていた銭形平次だ!って感じです。
でも,犯人の復讐鬼はどうなったのか(平次は死んだって言っていましたが,たぶん死んでいませんね)よくわからない後味が悪い終わり方でした。

前回004で今回006なので,005がとんでいるようですが,青空文庫に005が見当たらないのです。

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銭形平次捕物控004

ども,サスペンダーです。

今回も,銭形平次で「呪ひの銀簪」です。簪は「かんざし」です。

zenigata004

 

これは,殺人事件です。
しかも,片目を銀の簪(かんざし)で貫かれるという,なんとも凄惨な事件です。
それを見事に平次が解決し,犯人を捕まえるという物語。

長屋のおばさんが平次を訪ねてきた女性を勝手に家に入れるとか,
簪が銀メッキされているというだけで,犯人予想するとか,(これはハズレだったけど)
泥棒してそれに銀メッキして売ってる人を逃がすとか。

やっぱり,銭形平次は面白い!

それでは。

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銭形平次捕物控003

ども,サスペンダーです。

今回も銭形平次で3冊目です。「大盗懺悔」です。

zenigata003

 

大盗つまり泥棒です。
大盗VS銭形
まるで,ルパン三世ですね。
でも,違うのは盗んだものを返すところです。
どうやって盗むのか?
そんなことを気にしてはいけません。
とにかく盗んでしまうんです。
返す時につかまるんじゃないの?
そんなことを気にしてはいけません。
とにかく返すんです。
せっかく捕まえても逃がす。
なぜ?
銭形平次は手柄より人情。
だからいつも縮尻っちゃうんですね。

それでは。

 

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銭形平次捕物控002

ども,サスペンダーです。

8月になりました。毎日暑いですね~。

さて,今回ご紹介するのは,野村胡堂著 「銭形平次捕物控 002 振袖源太」です。

zenigata002

またもや銭形平次です。
今回もテンポよく,なぜそうなった?なぜ犯人が分かった?などの謎解きはありません。
おそらく,平次は勘がいいんですね。

テレビの平次は,ここぞの時に銭は投げて犯人などを捕らえるのが気持ちいいのですが,この原作は違うんです。
まずは,銭ですが,確かにここぞの時なんですが,犯人にというわけではありません。
例えばこの巻では,自殺しそうなおじさんに投げて自殺を辞めさせるだけなんです。
しかも,おじさんはその後,平次に感謝ではなく,「何をするんだ!痛いじゃないか!」(現代的に言えば)と文句を言います。
平次は人情派なので,犯人を追い詰めて,逃がします。
上司の侍からは,縮尻(しくじり)平次といわれます。
この辺りは,ルパン三世の銭形警部と似てますね。

おススメは★★★

それでは。

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風よ、万里を翔けよ

ども,サスペンダーです。

今回は,田中芳樹著 「風よ、万里を翔けよ」です。

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主人公は,隋の時代に父親代わりに従軍した男装の少女「花木蘭」です。
読み始めて,ディズニーの「ムーラン」に似ているな~と思いました。
でも,中国の話の中にはよく似た話がいっぱい出てきます。だから,今回もそんな話はよくあるんだろうと思っていました。
時代は,隋で,ストーリーもほとんど隋の文帝(楊堅)~煬帝までの話で主人公はところどころに出てきています。この時代のことは,隋唐演義(安能務著)や李世民(小前亮著)で大体のことはわかりますが,2冊ともどちらかというと唐からみた時代です。この本には唐(李淵や李世民)はほとんど出てきません。隋がどのように繁栄し,どのように滅びたかがよくわかります。
また,中国史上最悪の皇帝と言われる煬帝ですが,なんだか憎めない気もします。
そんなこんなで,最後に隋は滅亡(煬帝暗殺)し,木蘭は無事家に帰ることができるというお話です。
田中芳樹といえば,「アルスラーン戦記」や「銀河英雄伝説」などファンタジーやSFを多く手掛けていますが,中国史ものも多くあります。この時代を描いた「隋唐演義」もあとがきで「だれも翻訳してくれないので自分でした」とありました。僕が読んだのは安納務ものですが,いつかは田中芳樹の「隋唐演義」も読みたいと思います。

そうそう,あとがきの最後にこのようなことも書いてありました。
「木蘭の話は,ディズニーによって,『ムーラン』という映画が作成された」
なに!
そういえば,木蘭ってムーランと似ている。
よく似ていると思って読んでたけど,似てるんじゃなくてムーランそのものだったのね。

おススメは★★★★

それでは。

 

 

 

 

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幻術天魔太郎

ども,銭形平次の歌が回っている,サスペンダーです。

なぜ,銭形平次かというと,
っていうか,そもそも銭形平次を知っていますか?
時代劇です。
ここぞというときに,銭を投げるんです。
もちろん100発100中。
この銭形平次の子孫が,ルパン三世に出てくる銭形警部(とっつぁん)という設定。
小さいころ,よく観てました。僕の中で銭形平次といえば,大川橋蔵です。
調べたら,全888話でギネスに登録されているんだそうです。
次が暴れん坊将軍だそうです。
で,なぜ銭形平次かというと,今回ご紹介する本の著者が野村胡堂なんです。
つまり,銭形平次の原作者というわけです。
紹介するのは,「幻術天魔太郎」です。
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表紙がシンプルでしょ。kindleで無料,いわゆるパブリックドメインってやつです。

時代は,江戸時代,三代将軍徳川家光の命を狙う少年,駿河太郎の物語です。
短編ですが,太郎の活躍が面白い物語です。
おススメは★★★

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