前回までのあらすじ
小学6年生のサスペンダーはひょんな事からみたニュースで、「19年ぶりの三冠馬」を知る。
その名は「ミスターシービー」
サスペンダーは、黒い弾丸ミスターシービーの走りに引き込まれていく。
そして、翌年「無敗の三冠馬」が登場する。
その名は「シンボリルドルフ」皇帝である。
皇帝シンボリルドルフは無敗だった。
そして、次のレースは「ジャパンカップ」である。
ジャパンカップは外国の馬を招待する国際的なレースなのだ。
しかし、これまでに日本馬の優勝はなく、すべて外国馬だった。
だがこの年は、日本中が今年こそ日本馬が優勝だと思った。
そう、あの2頭が出場するからだ。
「ミスターシービー」、「シンボリルドルフ」
どちらかが、優勝するだろう。
いや、それよりどちらが優勝するんだ?どっちが強いんだ?
ジャパンカップー芝2400m
レース開始直後になんと、カツラギエースの大逃げという展開。
1位カツラギエースから最後尾のミスターシービーまで20馬身くらいの差ができます。
しかし、レースが終盤にさしかかると、ミズターシービーもドンドン差を縮めていきます。
そしてシンボリルドルフは4着あたりの好位置をキープ。
そして、レースは最終コーナーから最後の直線。
大逃げのカツラギエースとの差はほとんどなく、
外国馬ベッドタイムがカツラギエースを差すか、
逃げるカツラギエース、
外からはシンボリルドルフ・・・・
ジャパンカップの夢・・・それは外国馬に勝つ日本馬
日本の夢はついに叶えられたのです!!!!!!
1着カツラギエース
2着ベッドタイム
3着シンボリルドルフ
そう、日本の夢を叶えたのは、「シンボリルドルフ」でもなく、「ミスターシービー」でもない「カツラギエース」だったのです。
ちなみに、ミスターシービーは10着に終わりました。
そして、皇帝シンボリルドルフに初黒星がついたのです。
勝馬カツラギエースはミスターシービーと同年でシンボリルドルフより1歳年上です。
彼は「前哨戦では勝つが本番ではシービーに負ける」と言われていました。
しかし、この歳初めて本番でミスターシービーを破り、さらにシンボリルドルフに土をつけたのです。
さて、シンボリルドルフですが実はこのレース前に体調を崩していたのです。
体調を崩したいっても、三冠馬「ミスターシービー」には勝ち、三冠馬対決を制した言えます。
しかし、初黒星を喫したことには違いがありません。
敵は「カツラギエース」
次回予告
三冠馬対決を制した皇帝シンボリルドルフ。
しかし、新たな敵の出現に初黒星を喫する。
果たして、皇帝はリベンジできるのか!
次の舞台は有馬記念だ!!!!
次回、第4話「リベンジ!」
お楽しみに!!
*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#
第一話 「競馬との出会い」
第二話 「皇帝登場」
*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#*#
comments