AO入学と孟嘗君

ども、日曜のオープンキャンパスは、AO入学説明会の説明をするサスペンダーです。

AO入学とは、出願者自身と学校の求める人物像を照らし合わせて合否をだす入学方法です。
だから、学力では判定せず、面接が必要です。

昔、斉の国に孟嘗君(田文)という人物がいました。
この人は食客3000人と言いますからとても多くの人のお世話を観ていました。
食客とは、家臣ではなく居候のようなものです。特になにか生産したりするわけではありませんが、世話になっている人のためにいざという時、命をなげうってでも役立ってくれる、そういった人たちです。
有名な言葉に「鶏鳴狗盗」があります。
これは、孟嘗君が秦に召還され、逃げ帰ってくる時の話です。

しかし孟嘗君は、だれでも受け入れたわけではありません。
食客になるには、孟嘗君の面接がありそれにパスしないといけないのです。
孟嘗君は、その人の人物そのもので判断していたわけです。
まさに、AO入学の先駆けです。

そもそも、AO入学はそういうものであるはずなのに、日本では青田苅りのイメージがある。
だいたい、AO入学をエントリーだけで合格だしたり、9月で閉め切るという意味解らんシステムを導入している学校があるからだ。
入学制度の一つなんだから、合格は出願してからだろう。
合格ではなく、内定だとか言うんだろうが、言葉が違うだけで意味は一緒。
9月で閉め切る理由が解らん。
AO入学の意味を理解していれば、そんな事はしないだろう。

KCGでもAO入学制度があるが、そういったイメージでとらえられては困る。
KCGのAO入学は、6月から出願を受け付けている。エントリーはなし。
そして、出願期間は6月〜翌年3月まで。
これが、AO入学制度なのだ。

オープンキャンパスのAO入学説明会に参加してくれる人には、このことをちゃんと伝えたい。
そんな気持ちいっぱいです。
それでは。

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