ども,毎週月,火は孫子兵法を観ているサスペンダーです。
昨日も観ました。
孫子こと孫武が,呉王(夫差)から毒による自害を迫られ,遺体は斉(生国)に埋めてほしいと遺言し毒を飲んで死んでしまいます。
しかし,夫差は孫武が本当に死んだのか不安で伯嚭に確認させます。
伯嚭が孫武の死を確認してもなお,信用できない夫差は,翌日棺桶を斉に運ぶ途中で呉に埋めると言い,さらに遺体をも確認しようとします。
確認は伍子胥によって阻止されましたが,棺桶ごと埋められてしまします。
もちろん,孫武は死んでいません。
毒ではなく眠り薬を飲んで死んだように眠っていただけです。
しかし,地中に埋められては死んでしまいます。
そこで,前夜に気付け薬で意識を取り戻した孫武は,棺桶に別人の死体を入れておき,自分は屋敷に残ります。
そして,孫武のお墓でみんな(夫差,伯嚭,伍子胥)が集まっているときに,まんまと船で呉を脱出します。
そして,完。
最終回と知らずに観ていたのですが,最後の完という文字で最終回としりました。
もっと,しっかり見ていればよかった~。
ドラマはここで終わりですが,この後どうなるのか。
越を降伏させ,越王勾践を奴隷とした夫差は,覇者をめざし,魯や斉にちょっかいを出し始めます。
そして,従順な勾践をあろうことか,越に戻します。
勾践は嘗胆して,呉に復習を誓います。
呉では,夫差にとって伍子胥が邪魔になってきます。
伍子胥はいつも正論を吐きます。
夫差の行動に対し正論で反対したりします。
そのため,ついに伍子胥も夫差により剣を送られます。
剣を送られるというのは,この剣で自害せよということです。
伍子胥は自害します。
孫武,伍子胥を失った呉は国力を下げます。
一方越は復習にもえ,密かに国力を上げ,ついに呉を滅ぼします。
夫差は追い詰められ自害しますが,その際あの世で伍子胥に合わす顔がないといい,
自分の顔に布袋をかぶったと言われています。
盛者必衰ですね。
もしも孫武,伍子胥がいれば呉は秦よりも先に天下統一ができたかもしれません。
おっと,歴史に「もしも」は禁物ですね。
このあとも,戦乱の世は長く続き,秦の政(始皇帝)によって統一されるのです。
それでは。