継続は力なり 就職活動は決まるまで受け続けろ!

就職活動(就活)の話を最近しています。

そこで、今回は、就職活動を始める人ではなく、始めている人に対してです。
就職活動には準備期間があります。
卒業前年の7月(まさに今)くらいから準備を始めるわけです。
準備というのは、自己分析や業界研究、企業研究、履歴書作成、資料請求などなど。
そして、実際には次の2月あたりから企業説明会に参加などします。
大手の合同企業説明会は夏休みからドームなどで行われます。(早いですね〜)

そして、ドンドン応募して、受験して、内定をGETします。

しかし、中にはなかなか決まらない学生もいるでしょう。
そんな人の中には、時々ちょっと休憩する人がいます。
確かに就職活動は疲れます。
それで、何社も受けて決まらなければ、ちょっと休憩期間を設けて改めて挑戦と考える人がいてもおかしくはありません。

しかし、休憩する前にちょっと考えてほしい事があります。

休憩するって、どれだけ休憩するつもりですか?
1日、2日それくらいなら良いです。
1週間、2週間ここら辺までは許容範囲ですね。
でも、それ以上となるとそれは問題です。
ましてや1ヶ月や2ヶ月なんて、もったいない。
その休憩期間に、どれだけの企業が応募締め切りしているか考えたことありますか?
自分で自分の限界を決めていないか?〜キミが働く理由〜でお話した、38社目の卒業生は休憩なしでした。だから7月に決まったのです。

正直、就職活動に休憩はいりません。
内定を得れば、その後は卒業まで就職活動は休憩どころか、もうしなくてよいのですから。
今、がんばりましょう。
就職活動すればするほど、様々なスキルがあがります。
例えば、声の大きさ、話し方、挨拶などミルミル変わって行くのがわかります。
反対に、休憩してしまうと、そのスキルはあっという間に失われて、振り出しにもどります。

続ける事は必ず力になります。
就職活動ではないのですが、「継続は力なり」を感じた経験をお話したいと思います。

KCGに入学して、ボクは学生寮に入りました。
そこでは、夜間学習というドミトリーシステムがありました。
このシステムは先生が寮監として一緒に住んでいるので、その先生が毎週月水金の3日間、夜の7:00〜9:00まで国家試験に向けて授業をするというものです。
なんと、ゴールデンタイムにですよ。
当時の水曜7:00からと言えばドラゴンボールですよ。
金曜は7:30からナディアですよ。
月曜もなんかやってました。
ちきしょー、観たいぜ!って思いながら、午前問題やCASLの問題と格闘していました。
中には、サボったりする子もいて、正直うらやましかったです。
でも、折角三重県から出てきて、コンピュータの学校にいるのだからと1日も休まず出続けました。
最初は、さっぱり分からず解けなかった問題ですが、時が経つにつれて解けるようになりました。CASLなんて10月の国家試験の2週間前に始めて自力で解けるようになったのです。
解けるようになったその後は、CASLの過去問題はほとんどスラスラ解けるようになりました。
なにか、壁を越えた感じがじたものです。
そして、10月の国家試験に合格できたときに、「継続は力なり」を感じたのです。

就職活動だけではなく、どんな事でも「継続は力」になります。
継続するには、精神力がいります。そのためにも自分の夢をしっかりもって頑張りましょう!

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自分で自分の限界を決めていないか?〜キミが働く理由〜

今回も前回前々回に引き続き、「キミが働く理由」を読んで思った事を話します。

この本は、どちらかというと社会人向けに書いてある本です。
だから、ボクはこの本を読んで「そうか!」と思ったわけです。

そして、ここから学生のみんなに何か就職(就職活動)や勉強に役立つヒントはないだろうか考えました。
この本には、著者の経験が色々載っています。その中で今回は失敗について書かれている所を紹介したいと思います。
著者は大学卒業後、就職した会社をひと月も経たないうちに辞めてしまった。
それは、やりたい事=夢がなかったからだ。
そして起業し4つの事業に取り組んで全て失敗した。
そこで思い立ったのが、成功者に会いに行く事だった。
そして、様々人に会った中で怒られた事がある。
それは、失敗の定義について。
「営業だったら、営業先の社員の名前全部言えるよね。
企画書出して通らないんだったら、1000回は出したよね。その日付は言えるよね。」
もちろん著者は、そんな事をしているハズもなく、営業で5回訪問してダメだったら諦めていたそうです。

ここなんです。
自分で自分の限界を決めていることってありますよね。
つまり、失敗も自分で決めているだけなんです。
5回でダメなら6回、6回でダメなら7回・・・
成功するまでやり続ければ、それは成功なんです。
もちろん、やり方は考える必要があります。

過去の学生でこんな学生がいました。
連続37社、内定が出ませんでした。
普通、KCGなら多くても10社前後で内定は出ます。
しかし、彼は中々出ませんでした。
そして、迎えた38社目見事合格したのです。
彼は、いつの頃からか授業以外はキャリアセンターで受かるための対策を練っていました。
ちなみに、39社目も合格でした。
これだけでも、すごいのですが彼が合格したのは7月です。
試験を4月から受け始めて7月には38社目に内定をいただいたのです。

彼は自分で自分の限界を作らなかった。
だから成功したのです。
おそらく彼の人生において、失敗という事はないでしょう。

学生のみなさん、毎日勉強していますよね。
これも自分で自分の限界を作らないようにしましょう。
就職活動もそうです。
以前にも書きましたが、文字一つにしても丁寧に書く事は出来るのです。

諦めたらそれまでです。
自分の夢に向かって、がんばりましょう!

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就職は目的ではなく手段である〜キミが働く理由〜

さて、前回は、ボクが働く理由をお話ししました。今回は、学生の皆さんに考えてほしい事をお話します。

学生のみなさんは、KCGに夢をもって入学された事と思います。
さて、それはどんな夢でしょうか?

例えば、ゲームを作りたい。
例えば、アート作品を作りたい。
例えば、システムエンジニアとして活躍したい。
などなど。

様々な夢があると思います。
みんな素晴らしい夢ですね。

しかし、ゲームを作る事が本当の夢でしょうか?
良いゲームを作りたい。
良いゲームってなんでしょう?
売れるゲームでしょうか。
売れるゲームってどんなでしょうか?
それは、ユーザーに楽しんでもらえるゲームですよね。
そうすると、ゲームを作る時には、もちろんそのユーザーが楽しんでくれる事を願いますし、それを想像しますよね。
ということは、実はゲームを作るという夢はゲームで遊ぶユーザーが楽しませるという夢ではないでしょうか。
アート作品も、やはりその作品に出会う事で誰かが感動してくれたり、感銘を受けてくれる事が夢じゃないでしょうか。
システムエンジニアは、携わったシステムで社会が便利になり、みんなが喜んでくれることが夢ではないでしょうか。
夢を実現するためのステップとして、みんな就職するのです。

だから、学校を卒業したら就職する事が目的ではないのです。
あくまで、就職は夢を実現するための手段なのです。

今、自分の夢が何なのか分からない人もいるんじゃないでしょうか。
それはそれで良いんです、今は。
これから、夢を見つけようじゃないですか。
そのためには、簡単に就職しちゃダメです。
だって、夢=やりたい事がないのに、就職しても仕事続かないですよ。
今、世の中では若者の早期退職が問題になっていますが、それって自分の夢がなんだか分からないうちに就職しちゃったんじゃないかと思います。

だから、夢を見つけるために例えば、学校に残ってもう一年コンピュータの勉強しながら考えてみるのも良いことなんです。

学生のみなさん、ゆっくり自分の夢を考えてみてください。
その夢にむかって、いまやれる事、やらなければいけない事をがんばりましょう。
きっと、ワクワクして楽しい毎日が送れると思いますよ。

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キミが働く理由(わけ)

キミが働く理由

何のために働くのか?

はっきりと理由がいえるだろうか?
ボクは、この本を手にしたとき考えました。

何のため?
生きるため、確かにそうだ。
家族のため、これもそうだ。
自分のため、たぶんそうだ。

そして、この本を読んで今いえる理由は、「夢」のためです。
小さい頃の夢は、学校の先生でした。
なぜ、学校の先生なのか?
ボクの家の近くに歳が5つ下の男の子がいたんです。
ちょうど、ボクが6年生で彼が1年生。
一緒に遊びながら、勉強も少しは見ていた時、すごく楽しくって、将来は学校の先生になりたいって思いました。
それから、数年後高校を卒業したボクは、KCGに進学しました。
すでに、この段階で学校の先生という職業は無理だと思い、それだったらコンピュータを一生懸命勉強して、就職しようと決意したのです。
そして、その努力の甲斐あって、国家試験(第二種情報処理試験)に合格しました。
すると一緒に試験に受かった友人から、奨学生試験を受けないかと誘われ、特別奨学生を受ける事にしました。
結果、特別奨学生に合格したのです。

特別奨学生とは、奨学金を受給していた期間、学院に残って後輩の指導にあたるという奨学制度です。

つまり、卒業するとKCGの先生になれたわけです。

これって、夢がかなったわけですよね。
だから働いているって言いたい所ですが、ちょっと待った。

なぜ、学校の先生になりたかったんだろう?
人に何かを教える事の楽しさ?
いやいや、その人がそれを知って喜んでくれる事が楽しかったのです。

つまり、ボクの夢は「学校の先生」ではなく「先生という職業を通じて人を喜ばせたい」だったんです。
これが、ボクが働いている理由です。
これは何も教えて喜ばせるだけじゃないんです。
就職きまったらみんな喜んでくれます。
そのためには、履歴書を添削します。模擬面接だってします。証明書だって受け付けます。履歴書だって売ります。つまり学校の業務全部がボクの夢を叶えるためにあるんです。

この本は、その事に気づかせてくれました。

社会人のみなさん、読んでみてください。
学生のみなさん、読んでみてください。

そして、考えてください。

あなたは、何のために働くのか?

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履歴書の写真がスピード写真ではダメな理由(わけ)

「先生、履歴書の写真ってこれでいいですよね」
って、スピード写真を持ってくる学生がいる。

スピード写真とは、駅やコンビニの前などにある「あれ」だ。

確かに、顔は映っている。
しかし、スピード写真を撮った事がある人なら分かると思うが、目の焦点が合っていないことが多い。正直どこ見ているのかわからない。すぐにスピード写真だと分かってしまう。

写真なんてどうでもいいんだ。
なんて思っている君、それは大間違いです。

履歴書は応募する時、一番最初に出す物だ。
採用担当者は、まず履歴書に目を通す。
その際、一番最初に見るのは、間違いなく写真だろう。
最初に見るという事は、この写真で第一印象が決まってしまうわけだ。

じゃあ、どんな印象なんだろう。
男前だな〜、なんて思う担当者なんていないだろう。
実は、写真に映っている顔なんてどうでも良いのだ。
(そりゃそうだろう)
写真をみて、この写真を貼る事に対して気遣いがされているかが問題なのだ。
一生を決める大事な履歴書に、スピード写真を貼る事に抵抗感はないだろうか。
この抵抗感こそ、気を遣うっていうことなんだ!
一生を決める大事な履歴書には、写真屋さんに撮ってもらった良い写真を貼る。
という気持ちが大事なんだ。

スピード写真は「やっつけ」のような印象を与えてしまうのだ。
「やっつけ」=「手を抜いている」と思ってもらいたい。
つまり、就職活動で手を抜いている感が出てしまうと印象が悪くなるのは当たり前。
それどころか、仕事でも、手を抜くんじゃないだろうかなんて思われるかもしれない。
普通、これだけのことが分かれば、絶対にスピード写真は使わないだろう。
それでも使うというなら、さらに「悪く思われる事に鈍感」という印象さえついてしまう。
「悪く思われる事に鈍感」というのは、社会人にとっては大問題だ。
お客様に悪く思われても気づかないのだから、ドンドン悪く思われる。
周りの人に悪く思われてても気づかないのだから、人間関係も悪くなる。

それから、見た目もチェックされる。
見た目と言っても、男前かどうかじゃない。
例えば、髪の毛。
眉にかかっていないか。耳にかかっていないか。髪の色。などなど。
チェック項目は結構ある。
要は、就職する事への意気込み・・・気持ちなんだ。
就活は一般的に、髪の毛はサッパリし、色は黒髪って決まっている。
個人的な事を言えば、別に仕事をするのに髪の色なんてどうでも良いと思う。
社会人で髪の色を変えている人なんていっぱいいるんだから。
でも、それではいけないんだ。
なぜって?
就職活動は「そういうもん」だからだ!
つまり、「そういうもん」なのにあえて髪の色を変えるというのは、意気込みを疑われてしまうのだ。逆にどうしても入りたい企業なら、「そういうもん」に従うっていうわけさ。

こんな理由で、スピード写真は、就職活動に向いていないのだ。
履歴書に貼る写真は、写真屋さんに撮ってもらおう!!

KCGなら、プロのカメラマンによる履歴書用証明写真の撮影会が12月にある。

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夢の実現に向けて、又は気持ちの力(ちから) これから就職活動をする皆さんへ

2009年も半年が終わり、もう7月になりました。
7月というと、KCGでは次年度(2010年度)卒業予定者対象の進路ガイダンスがスタートします。
次年度という事は、2011年3月卒業予定という事ですね。
2年課程の1回生のみなさんは、つい数ヶ月前に入学したばかりですね。
でも、もう始めないと遅れちゃうんです。大変ですが、頑張っていきましょう!

今年度(2009年度)の学生さんや卒業生さんは、懐かしいんじゃないかな。
もう、そんな時期か〜って聞こえてきそうです。

さて、今回は新しく就職活動をする皆さんに大切にしてもらいたいモノについて書いていきたいと思います。
大切にしてほしいものとは、「夢」です。
きっと、皆さんはKCGに「(将来の)夢」をもって入学してきた事と思います。
その「(将来の)夢」を大切にしましょう。
そしてその「(将来の)夢」を叶えようじゃないですか。

そのためには、その「夢」の実現に向けて忘れてはいけないモノがあります。
それは、誰でも持っているモノです。
夢の実現に向けての「気持ち」なんです。
就職は、どれだけその「気持ち」が強いかなんです。
気持ちが強いというのはどういうことでしょうか?

ボクはこんな話を聞いた事があります。
これは、ディズニーランドで働いていた人の講演を聞いた時の話です。
ディズニーランドのお兄さんになるという夢をもった少年は、その夢を持ち続けアルバイトとして夢が叶ったそうなんです。そして、それからドンドン他の夢に向かって突き進んだそうです。
その夢は、当時日本でオープンしようとしていたアトラクションで、アメリカにしかなかったスプラッシュマウンテンのスタッフなることだったそうです。
そのため、彼はアメリカのディズニーランドに行ってアトラクションの事を調べ、日本の建築現場に行ってはビデオや写真を撮り、さらには家に模型(本物はまだ完成していないのに)まで作ってシミュレーションまでしたそうです。
周りの人は、「ディズニーおたく」なんて馬鹿にさえしていたそうですが、なんとその夢が叶ってオープニングスタッフになったそうなんです。
周りの人も「おたくを越えると博士になる」なんて言ってくれたそうです。
さらに、それでは満足をせず、本場アメリカのスタッフになることも考えたそうです。
そのために、英語を学んだそうです。
そして、とりあえずアメリカに行って毎日ディズニーおたくな格好をしてディズニーランドに通ったそうなんです。
そしたら、別の国のディズニーおたくな人と出会って、ついには本場アメリカのスプラッシュマウンテンのスタッフにもなったそうなんです。

働くことの喜びはみんなディズニーストアで教わった―外伝・社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わったという本を書かれていますので、是非興味のある人は読んでみてください。
ちなみにボクは講演を聴いただけで、読んではいませんが。

この人すごくないですか?
夢に向かってまっしぐらです。

そして、話の最後にジャガイモを片手に、ストローをもう一方の手にもって、このストローをジャガイモに突き刺したんです。
「思いを貫き通す!」って叫んでおられました。

見事ストローはジャガイモを貫き通していました。
でも、中には貫けないときもあるそうです。
そんなときは、何度も何度もチャレンジするんだそうです。
そうすれば、貫き通せるんだとか。

皆さんは、どうですか?

もちろん、気持ちだけではダメです。
実現のためのあらゆる努力も大事です。

夢に向かって、その夢を実現するために「気持ち」を強く持ちましょう。
気持ちだけは誰にも負けない!なんて言っている人、それで良いんです。
気持ちで負けてはいけません。

これから就職活動を始めるみなさん、「気持ちの力」を信じてこれから頑張りましょう!!

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履歴書を書くための5つのコツ

就職活動には、かならず履歴書が必要だ。

だが、履歴書っていうのは、そう簡単に書けるものじゃない。
学生が持ってくる履歴書を見るとたいがい、を入れて返したくなる。モノによっては、まよわず返す。

だが、この履歴書を書くにはコツがある。
モチロン、履歴書を書く前の自己分析などはしてあるものとする。


1.人事採用担当者の事を意識して書く
2.記入する順番は下から上へ
3.間違ったら書き直す
4.文字は丁寧に
5.ペンを選ぶ

そして、出来上がった履歴書は、必ず複数人に添削してもらう。

それでは、順番に見て行こう。

1.人事採用担当者の事を意識して書く
まず、書いて提出するものはすべて、読む人の事を考えて書かなくてはいけない。
履歴書の場合、まず読むのは人事採用担当者だ。
履歴書で、担当者は何を知りたいのかを考える。
あなたの卒業研究や興味のある科目を知ってどうなるんだろう?
あなたの趣味を知ってどうなるんだろう?
そう、別に担当者は趣味や科目に興味があるわけではないのだ。
卒業研究や興味のある科目から、あなたの仕事に対する考え方や取り組み方をみたいわけだ。
あなたの趣味から、あなたの性格や考え方、はたまた生き方などをみたいわけだ。
記入するべき欄には、すべてそういう意味がある。
だから、全て埋めなくては評価の対象にならないわけだ。
さらに、一般的な事は誰でも書いてくる。履歴書のノウハウ本をみれば書いてあるのだ。
だから、あなた自身の経験を元にした具体例が無ければいけない。
よくあるのが、自分の性格と具体例が一致していない場合。
第三者にみてもらうまでもなく、客観的に読んでみるとすぐに気づくはずだ。
必ず、読み直すべし。

2.記入する順番は下から上へ
記入する順番と言われてピンときた人はどれだけいるだろうか?
えっ、順番ってあるの?
そう、あるんだな。
履歴書をみてほしい。
大きく3つに別れているのがわかるだろうか。
まず、上から氏名や住所、連絡先など。
次に、学歴、職歴。
そして、卒業研究の内容や趣味、資格、私の特徴などを記入する自己紹介部分。
この3つの書く順番にコツがある。
まず、あなたは自分の名前を書き間違えるだろうか?
ほとんどの人は間違わないはずだ。
ほとんど間違わない名前を最初に書くのはもったいない。
人間の集中力は時間が経てばドンドン低下する。
ましてや自分の人生が決まる就職の履歴書作成ともなれば、それはそれは疲れる。
それなのに、一番集中力がある時に一番間違いにくい所を記入すれば、集中力が低下した時に、間違いやすい「私の特徴」を書くことになる。これは間違っても仕方が無い。
次の3項にあるが、間違ったら書き直すとなると、さらに集中力が低下するわけだ。
何枚履歴書を書き直すことになることやら。
そこで、履歴書は逆に書いて行くのがコツなのだ。
最初に、自己紹介部分を書く。最も集中力があるうちに書いてしまう。
次は、学歴部分。
最後に名前や住所部分になる。
ただし、名前の部分は書き慣れているだけに、いつもの調子に書いてしまうと×。
最後まで気を抜く事の無いように。

参考:徒然草 第109段 高名の木のぼりといひし

3.間違ったら書き直す
履歴書はペンで書く。書き間違う事もあるだろう。
もし、書き間違ったらどうするか。
もちろん、書き直すべきだ。
修正液という便利な物もあるが、これは使ってはいけない。
よく考えてほしい。
修正液のついた履歴書は汚いだけではなく、間違った事を主張しているにすぎない。
修正はしたが、間違いを隠しただけなのだ。
これでは、事務能力が疑われてしまう。
間違ったら書き直すくらいの気持ちをもって、間違わないように履歴書作成にのぞんでほしい。
もし書き間違ったとしても、2項の下から上に書いていれば,ショックも少なくて済むはずだ。

4.文字は丁寧に
よく、文字が丁寧でない人がいる。
それを指摘すると、必ずこういう。
「もう、これ以上は無理です。」
果たして、本当に無理だろうか?
文字というのは、上手、下手がある。
何を隠そうサスペンダーも下手だ。
(書いて30分も経てば自分でも解読不可能なほど下手なのだ。決して自慢しているわけではないが)
だから、下手な人の気持ちはよくわかる。
しかし、今回問題になっているのは、「上手」、「下手」ではないのだ。
「丁寧」か、「丁寧でない」かなのだ。
例えば、口という部分はよく使われる。
部の左下にもある。
さて、この口だが大きくしてみる→
四隅がきちんと閉じているのがわかる。
この四隅の一カ所でも閉じていなければ、これは丁寧ではないのだ。
丁寧とは、はらう所ははらう、はねる所ははねる、止める所は止める、閉じる所は閉じるといった、誰にでも出来ることをすることなのだ。
「もう無理」という学生は、これが出来ないのだろうか。
そんなことはないはずだ。
諦めず、基本からしかり文字を書いてみよう。

2項で最後の名前に気をつけろとは、ここのこと!

5.ペンを選ぶ
最後に、ペンについて知っておいてもらいたい。
ペンというと、ほとんど油性ボールペンを思いうかべてしまう。
間違いではない。
しかし、ペンのインクには種類がある。
油性、水性、ゲルの三種類。
この中で、油性は書き出しがかすんだり、途中でかすんだりしてしまうなど、滑らかさに欠ける。
また、発色もイマイチだ。
そういった理由から履歴書には向いていない。
履歴書を書くなら水性かゲルなのだ。
しかし、水性は残念ながらにじんでしまう可能性がある。(油性はにじまない)
履歴書でにじむのは非常に問題だ。(油性よりも問題大)
そこで、残ったのはゲルインクだ。
ゲルインクは、油性と水性の良いとこをあわせ持つインクで、書き味もよく履歴書が奇麗に見える。
(文字が奇麗になるわけではない)
どこに売っているかというと、文房具屋に行けば売っている。
値段も100円前後で売っている。
履歴書を書くには、是非このゲルインクのボールペンを使ってほしい。

ただ、インクの減りが早いという欠点もあるので、この5つのコツを利用して、早く内定をゲットする事が望ましい。

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今、何をやるべきか迷ったら楽しい事を考えよう! 就職活動に向けての準備

就職したいけど、何をしたらいいの?
って思っている人はいるだろうか。

そう思ったら、今、何をやるべきかってことは忘れてしまおう。
そんなことを悩んでも、なかなか答えは出てこない。

それより、もっと楽しい事を考えるべきだ。

もっと、楽しい事って何だろう?
遊ぶ事?食べる事?はたまた寝る事?
(寝る事は楽しいか?)
楽しい事は沢山あるだろう。
楽しい事を続けられたら、なんて幸せな人生だろう!
そうは思わないか。

でも、実際楽しい事を続けるには,それなりの努力が必要だ。
そんなことは、みんな分かっているだろう。
フリーターやニートなんて言葉が市民権を得て何年もたったが、彼(彼女)らはそれで、本当に楽しい事が続けられたのだろうか?

楽しい事を続けるためには、それなりの生活基盤が必要だ。
生きるために精一杯では、楽しい事をしている暇がないじゃないか。
だったら、余裕のある生活をおくるべきだろう。

余裕のある生活ってなんだろう。
もちろん、就職して一定の収入を得て、さらに自分の事をする時間のある生活の事だ。
忙しく、仕事に追われた毎日に余裕はあるのか?
そう思うかもしれないが、実際にはある。
いや、正確には「ある」というより、自分で「つくる」のだ。
そういう時こそスケジュール管理をしっかりしないと仕事もできやしない。
しかし、スケジュール管理をすれば、自分の時間を作る事は以外とできるものだ。

じゃあ、楽しい事を続けていく、楽しい人生のために就職しようじゃないか。
また、元の問題に戻りそうな予感がしてきた人もいるかも知れないが、今回は最初の問題とはわけが違う。
だって、楽しい事を続けるために就職するのだから。
どっちみち就職するなら、楽しく出来る仕事が良い。
楽しくできる仕事ってなんだろう?
それは、もう決まっているよね。

KCGの学生は、もちろんコンピュータ関連の仕事だろう。
アート系ならアート関連かもしれない。
とにかく、自分が何をやりたいかを考えよう。
そのためには、自分っていうものがわかってないと分からない。
自分について、いろいろ考えてみよう。
これって、「自己分析」なんだよ。
そして、「楽しい将来の夢」をみようじゃないか。

じゃあ、その夢を実現するには、どんな会社があるのか調べてみようじゃないか。
これって、「業界研究」だよ。

その業界にはどんな職種があって,自分はどんな職種で働きたいか調べて考えよう。
これって、「職種研究」

そして、行きたい企業を選ぶわけだ。
でも、沢山ある企業から一つを選ぶのってなかなか難しいよね。
だったら、いっぱい選べば良い。

選んだ企業について、もっと詳しく調べてみよう。
だって、その企業は本当に自分にあっているのか?
自分のやりたい事が出来るのか?
そして、自分はその企業の求める人材か?
いろいろ調べようよ。
調べるにはどうしたら良いのか。
webサイトを見たり、資料を取り寄せたり、企業説明会に参加したり、会社訪問したり・・・
出来る事はいっぱいあるぜ!
これって、「企業研究」

それで納得できたら、いよいよ応募。
応募書類をチェックすると、たいがい「履歴書」「成績証明書」「卒業見込証明書」「健康診断書」の4点だ。
後ろの3点については学校で申し込もう!
さて、問題は履歴書だ。
でも、履歴書を書く前にする事がある。いきなり履歴書に向かい合っても手も足もでない。
自己分析を見直そう。そこにはありのままの自分がいるはずだ。
そして、履歴書を書いてみよう。
これまでに多くの履歴書を見てきて言える事は、「絶対添削が必要」だ。
先生に添削してもらおう。

これで、書類が整えば、応募だ。
学校経由応募なら、事務所に書類を提出しよう。
自由応募なら、先生に送り方を聞いてから自分で送付しよう。

ここまできたら、あとは企業の指示にしたがって試験を受けるだけ。

あれ?楽しい事考えてたら就職活動できるってことだよね。
今、何をするべきか迷ったら、楽しい事を考えて、将来の夢を見るんだ!
就職って自分のやりたい事をするためにするもんなんだよね。
それが分かっている人は、ドンドン就職活動をして、内定をゲットするんだ。
そうすれば、それ以降は就職活動さえしなくていいんだから。
楽しい事を思う存分出来るわけだ。

このカラクリが分かっているかどうかだけなんだよ。

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SPIで何が分かるっていうんだ!就職試験で大事な事とは

就職試験には大きく分けて2種類がある。

筆記試験と面接試験だ。
もちろんそれまでには書類審査なんていうのもある。

書類審査には、履歴書はもちろん、エントリーシートが必要なところもある。
また、ゲーム会社などでは作品も必要だ。

その書類審査をクリアすると、筆記試験が待っている。
筆記試験がない企業もあるが、稀だ。
筆記試験では、いったいどんな問題がでるのか?
一般的には、SPIなどである。
SPIっていうのが何か分からない人は、本屋に行ってほしい。
本屋の就職コーナーには、SPIの本が並んでいるはずだ。

そして、その中からどれでもいいから一冊手に取ってほしい。
中身をみてみると、言語と非言語と適性の3つにわかれているだろう。
言語問題は、漢字や類義語、反対語、ことわざ、英語などで構成されているはずだ。
これらは、知らなければ解けない物ばかりだ。あれやこれや考えても、知らない物は出てこない。知っているか、知らないか。
そして、非言語問題は、主に数学だ。文章問題がほとんどで、たとえば鶴亀算などはその代表だ。こういった問題も、解き方さえ知っていればすぐに解けるが、知らなければ数字をいろいろ並べ替えたり、力技で組み合わせを数えるというのもある。
しかも、このSPIは問題数が多く出題される。だからドンドン解いていかなければ制限時間内にはおわらない。

いったい、こういった試験をして何が分かるんだろう?
就職をするのに、鶴亀算が必要か?
一部のことわざを知っていて何になるのか?
たまたま知らない漢字が出たらどうするのか?

そう思った事はないだろうか?
実にその通りだと思う。

もちろん、知っていればそれにこした事はない。
何事もそれは同じだ。
しかし、こういった試験で足切りをする企業は少なくはなく、実際SPI試験の結果、面接に行けない学生がどれだけいることか。

ならば、なぜ企業はSPIをするのか?
そう考えたことはあるだろうか?

まず、覚えておかなければならない事は、SPIの使いかたは企業によって異なるという事。
つまり、ある企業では、言語問題を、ある企業では非言語問題を重視するので、一概に理由は断定できない。

しかし、問題について言えば(実際に問題を解いてみれば分かるが)、ものすごく難しい問題というのはほとんどない。
いや、逆に簡単と言った方がいいかもしれない。(もちろん解き方が分かればの話だが)

ここで、もし本屋にいったなら、もう2、3冊SPIの問題集を手に取って見比べてほしい。

同じような、問題が出ているはずだ。
つまり、1冊の問題集を完璧にできれば、あとの2、3冊もだいたい出来るようになるということだ。
漢字やことわざなどの言語問題にすらこの傾向はある。

ということは、こういった問題がでるわけだ。
こういった問題が出るのであれば、対策ができるわけだ。
対策が出来るのに、SPIで何がわかるんだ!なんて言って対策しないのは、やる気が疑われる。
行きたい企業でSPIが出るなら、対策するのは当たり前と言うわけ。

さらに、社会に出れば、どうしても数字と戦わなくてはいけない。
売り上げにせよ、ノルマにせよ。
そういう意味では、案外このSPIの問題は的を射ているのだ。

さらにさらに、このSPIがあるおかげで学歴による足切りが少なくなっているのも事実。
高学歴(高偏差値)の人は、ある程度自分でスケジュール管理や自己管理が出来るとされている。
つまり基礎力があるってこと。だから、そういった学校にも入れるわけ。
しかし、高学歴の人以外にも、こういった基礎力がある人は沢山いるはず。
そういった人を見つけるのにもこのSPIは有効に使われているのだ。

大学の学士、専門学校の高度専門士が同等となったいま、大学神話は崩れ、大学に行かなかった専門学校生の実力を見せつけるには、まさにこのSPIはもってこいの試験なのだ。

SPIで何が分かるっていうんだ!なんてもう言わないよね。
SPIが試験にあるなら対策をすればいいのだ。
その努力は報われるはず!!

筆記試験の次には面接試験があるんだけどね。←これはもっと難関かも!!

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求人票に隠された真実〜受付期間:随時〜

求人票で、応募受付期間に「随時」って書いてある企業さんがあります。

随時、意味は、「好きな時いつでも。その時々。」(goo辞書)

求人票の応募受付期間は,好きな時いつでも。ってことです。

これをみて、いつでもいいんだ!なんて思ったら大間違いです。
企業さんは、いつまでも求人しているわけではありません。
いい人が必要なだけそろったら、受付終了です。

この「随時」は、受付期間を特に設けていないという意味で、本当は早い者勝ちってことです。

行きたい企業の受付期間にもし、「随時」ってあったら急いで応募手続きをしましょう。

だいたい、いつでもいいって思っていたら、いつまでもできないものです。

小学生の頃、夏休みは1ヶ月以上もあって、夏休みの宿題出すのなんて先の先の先なんて思っていたら、すぐに8月末になって、焦ってやるはめになる。
さらに、毎日、日記くらいつけたらいいのに、それさえもやらないから最後にまとめて書こうと思ったら、お天気が分からなくって適当に書いたら、先生にばれちゃったなんてね。

課題だってそうでしょ。
あと、一週間もあって、そのうちにやればいいんだ、なんて思っていたら、あっという間に一週間が経ってしまって慌てる事になる。

eラーニングだって、いつでも勉強できるは、いつまでも勉強できないと一緒の意味のようなもの。(もちろん、いつでも出来るのが良い所ではあるんですけどね。)
だから、課題がでたらすぐに取りかかって終わらせてしまう。
eラーニングは決まった曜日や時間にきっちりやってしまう。←こういう心がけ。
こういうのが大事なんです。

実は社会人になっても、こういうのすごく大事。
学校の先生は、課題がちょっと遅れても受け取ってくれるけど、社会じゃこのちょっとが命取りになることだってあります。

偉い先生がこんな事、言ってました。
飛行機に1分でも乗り遅れたら、飛行機は飛び立ってるから、もう乗れんやろ!って。
そういうつもりで、課題を出さないと行けないんですね。

ちょっと、話がずれましたが、求人票の「随時」っていうのには、こういう意味があったんです。
気をつけましょう!

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