セール

ども,8月もあと3日ですね,サスペンダーです。

ちょっと,昨日の話。

あるお店で,セールを開催中。
セール内容は,基本全品30%OFF,3点買うと40%OFF,5点買うと50%OFFになるというもの。

そこで,まず3点買って40%OFFでした。
金額は,3点で3700円の40%OFF(1480円OFF)で2220円でした。

その後,商品を2点(600円)追加。
全部で5点なので,50%OFFに。

するとどうでしょう,

5点で,4300円の50%OFF,ということは2150円になりました。

えっ安くなるの?
じゃあ,この後で買った2点はただ?
いやいや,それどころか返金70円。

もちろん,このセールの内容を理解していればなんてことないんですが,
それでも,やっぱり得は得。
しかも,かなり得した気分です。

それでは。

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もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

ども,すっかりご無沙汰のサスペンダーです。

みなさん,夏休みはいかがお過ごしでしょうか?
学校の先生は,授業がないから休みまくりって思っていませんか?
これ,よく言われるんですが,そんなことないんですよ。

先生は授業がない時の方が忙しいくらいです。

さて,夏休みになる前の話ですが,話題の本を読みました。
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』

もしドラ

夏休みと言えば,高校野球ですね。
明日,いよいよ決勝戦です。

で,「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を読んで,ドラッカーの『マネジメント』に興味がわきました。
読んでみようかな~。とりあえず図書館だな。

この本の感想ですが,おしい!
この本は『マネジメント』の導入本としては,着眼点がいいです。
しかし,文章がマズイ。
小説だと思って読まずに,あくまでも『マネジメント』の導入本だと思った方がいいです。
そして,設定がマズイ。
無理に青春とか感動とか盛り込んでいる感じです。特に最後らへん。
しかも,これで高校野球が勝てたら,それは選手個人の実力がものすごいんでしょう。

一番この本でへ~って思ったのは,表紙って大事ってことですね。
そういえば,太宰治の人間失格が,表紙をデスノートの小畑健さんにしたらものすごく売れたのは,記憶に新しいですね。

この本よんで,「もしKCGの学生がドラッカーの『マネジメント』を読んだら」っていうサマーコースもよかったかな~なんて思いました。

おススメは

それでは。

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故事成句でたどる楽しい中国史

ども,台風で傘を1本ダメにしてしまった,サスペンダーです。

すごい,風でしたね。
飛ばされるかと思いました。
えっ,飛ばされないだろって。
いやいや,本当にすごい風でそう思ったんです。(ホント,ホント)

さて,今回紹介するのは,

「故事成句でたどる楽しい中国史」

故事成句でたどる楽しい中国史

です。

中国史がかなり好き,故事成句がかなり好きでないと,
なかなか「楽しい中国史」にはならない感じでした。

ただ,これは僕がこれまで小説を好んで読んでいたせいかもしれません。
こういった本は,歴史の事実または文献に残っている部分だけを伝えるので,人の動き,心の動きがわからないのです。その分,小説は作者がその部分を埋めるので面白い作品になります。だから,小説の方が面白いのです。
三国志も史実の三国志より,三国演義が面白いのはそのせいです。

この本は伝説の黄帝から清王朝滅亡(中華共和国成立)までをザット通しています。
その中で,現在使われている故事成句を紹介しているものです。
人の言動がほとんどですが,時代が現代に近づくにつれ,故事成句を生み出すより,
上手く使いこなすようになっていくのがわかります。
こんなとき,これ使ったらかっこいいな~とか思ったのですが,
もう,すっかり忘れてしまいました。(残念)

色々な小説を読んで,歴史の流れを整理するつもりで読めば楽しめます。
おススメ
★★★

それでは。

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JavaScriptと三国志

ども,7月ですね,サスペンダーです。

7月は七夕がありますね。今年は何を短冊に書こうかな~。

さて,今年度の授業もあと一ヶ月とそろそろ終わりに近づいてきました。
今年度は,IT活用技法2とJavaScript実習とプロジェクト演習1をたんとうしています。今回はこのJavaScriptについてのお話です。

JavaScriptには,いくつか大事なキーワードがあります。
先ずは,「オブジェクト」これは超大事です。
そして,「メソッド」と「プロパティ」です。
もちろん,これも超大事です。
そしてもう一つ,「イベントハンドラ」これがないと困ります。

イベントハンドラについてどれだけ大事かという話です。
例えるなら,「趙雲」だな。
オブジェクトが「劉備」で,メソッドとプロパティが,「関羽」と「張飛」といったところかな。
ん,諸葛亮はなんだろう?
ライブラリか??

なんてね。

それでは。

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香乱記4

ども,ご無沙汰しております,サスペンダーです。

いや~,本当にご無沙汰していますが,実はFacebookをちょくちょく使っておりました。
さてさて,ブログで紹介しておりました,宮城谷昌光著「香乱記」ですが,4巻も無事読み終わりました。楚漢戦争を舞台に斉の田横の生き様を描いた物語です。
4巻は最終巻です。

香乱記4

これまでにも,このブログで何度か書いてきましたが,歴史小説は面白い。
まず,小説だから歴史としてわからないところを作者が補っているので,
人が生き生きしてくる。そして,歴史では一面しか伝わらない人物像が,
様々な方向からえがかれることで,さらに人間的な面白味が加わるわけで,
自分の頭の中で動き回ってくれるのが面白い。
主人公,田横は他の楚漢戦争ものを読んでも,ほとんど出てこない人物でした。
というのも,この時代は強烈な個性をもった人物が多いからです。
例えば,項羽,そして劉邦です。
他にも,韓信や張良などなど。
しかし,個性というだけでは,田横もすごい個性的な人物のように思えます。
個性的とは,他の人とは違うということです。
この時代,「正義の人」という個性をもった人物こそ田横でしょう。
しかし,時代というのはそれだけではどうしようもないのでしょうか。
田横の斉は結局,漢に滅ぼされてしまいます。
そして,劉邦との対面。
しかし,田横は自刎してしまうのです。
なぜ,田横は自刎したのか。
もちろん,この自刎の事実は他の小説にも出てきます。
しかし,その理由はわからなかった。
それを,この本を読んでわかったような気がします。
正義の人,田横
すごく好きな人物です。

おススメは☆☆☆☆☆

それでは。

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香乱記3

ども,台風でも,自転車通勤のサスペンダーです。

だって,歩いても濡れるでしょ。しかも汗かいて内からも濡れるでしょ。
でも,風は怖いです。気をつけましょう。

さて,香乱記も3巻にはいり,いよいよ項羽の本領発揮です。

香乱記3

秦の章邯も強いですが,項羽の強さは違いますね。
結局,その強さ故に天下をとれなかったわけですが。
人間は驕りたかぶると,人を見下してしまいます。
鴻門の会で項羽が劉邦を亡き者にしていれば,また違った歴史になっていたでしょうね。
おっと,歴史にifはダメですね。
同じようなことが三国志でもありましたね。

さて,主人公は斉の田横ですが,斉は秦を攻撃していた楚に対して組していないので,(正確にいうと,項羽が実験を握るまではちょっとは関わっていたんですが)歴史上にはあまりでてきません。
しかし,4巻では劉邦(漢)が統一に向かうので斉も絡んできます。
はてさて,この後どうなるのでしょうか?
(楚漢戦争をご存知の方なら,最後田横がどうなるかはご存知だと思いますが,言わないでくださいね。)

それでは。

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もうすぐ100万

999999の人、1000000の人はキャプチャーして〜!

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香乱記2

ども,フレッシュマンキャンプは見事に晴れて,雨男返上のサスペンダーです。

18日から19日にかけて,フレッシュマンキャンプに参加しました。
もちろん,フレッシュマンとしてではなく(当たり前か),引率(担任)としてです。

さて,フレッシュマンキャンプのお楽しみと言えば,イベントや食事などいろいろあるわけですが,僕は密かに寝る前に本を読むのが楽しみです。
というわけで,引き続き宮城谷昌光著,香乱記2(新潮文庫)を堪能してきました。
結局読み終わったのは,翌日20日の電車の中でしたが,FCでも堪能しました。

香乱記2

今回は2巻(全4巻)で,時代が大きく動き出したところでした。
どちらかというと,主人公田横の動きではなく,始皇帝が亡くなって,秦滅亡へのカウントダウンといったところでしょうか。
群雄が並び立つので,これまたややこしい時代です。
陳勝呉広の乱から,張耳と陳余,秦の章邯,盗賊の彭越,鯨布,そして項梁などなどいっぱい出てきました。
王としてたった一人に,田横の従兄の田儋がいるわけです。ちなみに,田儋は斉王です。

いや~時代が面白くなってきました。

田横はどのように,この時代を乗り切るのでしょうか?
3巻が楽しみです。

それでは。

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香乱記1

ども,そろそろ炬燵を片付けようかと思っている,サスペンダーです。

だいたい,毎年GWに片付けるんですが,今年はズルズルと今にいたります。でも,梅雨に入ったら寒い日があるかもとか思うと,もう少し先延ばしもアリかなと思います。

さて,GW明けから読み始めた,宮城谷昌光著 香乱記(全4巻)ですが,1巻を読み終わりました。

香乱記1

面白い。グングン引き込まれてしまいます。
主人公は,楚漢戦争時代の田横という人物です。
田氏と言えば,斉の王族です。
ですから,田横も王族の一人です。曽祖父が斉王です。
と言っても,田横の時代はすでに秦なので,王は存在しません。
皇帝と,群の官吏が存在するだけです。

1巻を読み終えて,面白い!と思うのですが,同時にややこしい!とも思います。というのも,田氏が多すぎるのです。
出てくる田氏は,田横,田儋,田栄,田解,田光,田既,田角,田間,田吸といった感じで,これが全員味方というわけではなく,敵だったりするわけで,あれ?とか思います。ちなみにこれ以降も田氏は出てくると思われます。1巻では登場していませんが,少なくとも田広という人物がいます。田栄の子供だったような。

さて,これからどのように物語が進んでいくのか,田横はどうなるのかなど気になるところがいっぱいです。
今晩もちょっとだけ読んで寝ようかな~。

それでは。

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呂后

ども、GWも今日で終わりのサスペンダーです。

6日(金)のKCGは、4月29日(金・祝)の振替でお休みですが、実は平日なので彦根総合高校の授業があります。なのでサスペンダーは出勤です。

さて、GWに入る前に読んでいた本があります。
塚本 靑史著 「呂后」です。

呂后

この本は、4つの話からできています。
1呂后
2朱虚候(劉章)
3淮南王(劉長)
4周亞夫
です。

呂后は劉邦の皇后で、中国三大悪女(他に則天武后、西太后)とも言われるほどの人物です。
劉邦亡き後、呂氏繁栄のために力を注ぎました。
しかし、その呂氏も呂后亡き後は、陳平や周勃などに粛正されました。
その時活躍したのが、次の主人公である、朱虚候(劉章)です。
劉章は、劉邦の長男である劉肥の次男です。
彼の奥さんが、唯一生き残った呂氏でした。
しかし、劉氏である彼や彼の兄は次の皇帝(第5代)にはなれず、
皇帝の座に座ったのは、呂氏殲滅には関わらなかった、劉恒(劉邦の子)でした。
もちろん、劉章は快く思わなかったでしょう。
そして、もう一人その事実を快く思わなかったのが、劉邦の末子であり、次の主人公である淮南王 劉長です。
彼は、皇帝の弟として傲慢な振る舞いの末、反乱を企てたとしてとらえられ、流刑の途中死んでしまいます。
その後、皇帝が変わると大臣たちも一新され、地方王の勢力を削ぐ政策がとられその結果、地方王による大規模な反乱が起こります。「呉楚七国の乱」です。
その乱終結に活躍したのが、次の主人公 周亞夫です。
彼は、呂氏殲滅の際活躍した、周勃の次男です。
周亞夫は結局、丞相まで出世しましたが、皇帝との意見の違いや、皇太后などに恨まれ、謀反の罪で投獄され殺されてしまいます。

とこういった具合に主人公を変えながら時が流れて行きます。
この時代は、あまりクローズアップされる時代ではないのですが、
権力者が変わるたびに、何かしらドラマがあります。
歴史小説はこういった歴史に埋もれているドラマを我々に教えてくれるものです。

実は、この呂后の前から塚本 靑史の本を3冊読みました。
「始皇帝」
「項羽 騅逝かず」
「凱歌の後」
です。
この、「呂后」で、秦→楚漢戦争→漢(初頭)までを一気に読んだことになります。
この後は、武帝時代の「霍去病」、「霍光」、を経て「王莽」へと続き、「光武帝」と時代が流れて行きます。
「霍去病」、「霍光」、「王莽」は既に読んだので次は「光武帝」といきたいところです。
がしかし、次は楚漢戦争を別視点からとらえた宮城谷 昌光 著「香乱記」(全四巻)です。
いつ、読み終わるんだろうか?

あっ、おすすめ度は、
★★★です。
登場人物が多いし、入れ替わりが激しいのでちょっと難しいです。

それでは。

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