リーダーとマネージャをわけよう!

リーダーシップ論―いま何をすべきか (ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス経営論集)

 昨日は,関西地区の ETロボコン2010の独自勉強会1で「プロジェクトマネジメント「超」入門 ~PMBOKをどうやって読むか~」を講義しました。

【参照】
http://kansai.etrobo.jp/2010/misc/local_workshop1.pdf

 ほどよく好評だったようです。朝から「コミュニケーション管理には飲み会が重要」なんて発言していたので,受講生の一部はびびっていたそうです。
 そんな中で紹介した本で評判がよかったのは,ジョン・P・コッターのこの本です。本学のリーダーシップセオリーの参考書です。
 この本は,序章が書き下ろしである以外は,すべて「ハーバード・ビジネス・レビュー」に掲載された論文のコレクションです。第1章,第4章,第5章リーダーシップ論について,第2章,第3章,第6章マネジャー論について述べられています。そう,リーダーシップ論マネジャー論をわけるという考え方は目から鱗ですよ。
 なお,第5章には抵抗勢力への対策まで書かれています。大変実践的ですよ。どうも日本ではあまり有名ではないようですが,私は超おすすめです。

【目次】リーダーシップ論マネジャー論は色分け

序章 リーダーシップの未来
第1章 リーダーとマネジャーとの違い
第2章 人を動かすパワーをどう獲得し行使するか
第3章 上司をマネジメントする
第4章 変革プロセス・その八段階
第5章 変革への抵抗にどう対応するか
第6章 有能なゼネラル・マネジャーの行動

【参考】
John P. Kotter on What Leaders Really Do (Harvard Business Review Book): John P. Kotter:…これが原著の英語版です。
リーダーシップ…いろいろあります。

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