2007年最後のブログ

Web2.0への道 (Impress Mook)

 2007年正月休みの時に私ははじめてブログを始めました。これは著書の売り上げを上げることを目的としました(グループで執筆)。

京朋社

 やはり正月に今度は個人のブログを始めました。こちらは著書以外の本やkcg.eduの紹介をしました。ただし,個人のことは書いていません。

京朋社学術emich

 ’07年7月7日にこのブログがオープンしたので,すぐに個人的なことを書き始めました。学生が読むことを前提にしているからです。そして,今年最後に行き着いたのはWeb2.0を見直すことでした。Web2.0という言葉(ミーム)だけが増殖しているので,ここらで見直すことにしました。

【参考】
ミーム – Wikipedia

 さて,この本にはTim O’Reilly氏の論文の日本語版のみならず,編集工学の松岡正剛氏も掲載されています。情報を編集することの大切さを主張されているのです。

ISIS編集工学研究所

 そして,この本の中心部はブログの話題です。ブログは思いついたことをメモしておくには大変いい手段ですね。私の講義の学生たちも結構読んでくださっていて感謝しています。
 C#やSQL,Visual Studioのような技術的な話題もいいのですが,情報化社会の話題もフォローすることが必要です。
 では,来る2008年はVisual Studio 2008とWindows Server 2008が出て来ておもしろくなりそうですね。もちろん,kcg.eduはVistaになりますね。

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Web2.0の論文

 Web2.0の原著論文を読んでいます。以下にO’Reilly(オライリー氏)の論文があります。

O’Reilly — What Is Web 2.0

 印刷用のHTMLもあります。

O’Reilly Network: What Is Web 2.0

 実は発音もしてくれます。もちろん日本語版もあります。やはり,英語で原文を読むのがいいと思います。

Web 2.0:次世代ソフトウェアのデザインパターンとビジネスモデル(前編):コラム(終了) – CNET Japan
Web 2.0:次世代ソフトウェアのデザインパターンとビジネスモデル(後編):コラム(終了) – CNET Japan
[特集] Web 2.0ってなんだ?:コラム(終了) – CNET Japan

 京都情報大学院大学ではWeb2.0に関しても取り上げています。では。

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第9の季節

ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」@ホグウッド/エンシェントco.
 クリスマスが終わるともう年末です。日本の年末はなぜかベートーベンの交響曲第9番ニ短調作品125(ドイツ語:Sinfonie Nr. 9 d-Moll op. 125)なんです。俗にいう第9(合唱付き)というオーケストラですね。第4楽章はシラーの詩『歓喜に寄す』に音楽を付けたもので,交響曲に合唱がついたいうことで初演では大不評だったそうです。
 さて,現在の第9の合唱では各パート25人の総勢100人で歌うそうです。しかし,初演の頃は各パート15人の総勢60人だったようです。そして楽器も演奏の仕方もピッチが現在とはかなり異なったようです。
 さて,初演当時の楽器や演奏法で演奏することにチャレンジしてきた指揮者がおられます。それがイギリスのクリストファー・ホグウッドです。彼はエンシェント室内管弦楽団(Academy of Ancient Music[略称AAM])を率いて古楽器で演奏してきました。日本ではホグウッドのモーツァルトの交響曲が有名です。わたしのオススメはベートーベンです。第5は特にオススメですが,現在では入手不可能です。カラヤンやフルトブェングラーになれている方にはショッキングな演奏です。
 ホグウッドの2番目のオススメは第9です。カラヤンのようなしつこさもなく,大人数の合唱で観客を圧倒することもないので私はととても好きですね。ホグウッドはマニアックな方には大受けです。

【参考】
Christopher Hogwood – Home
クリストファー・ホグウッド – Wikipedia

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中国の検索エンジンが日本へ進出

 中国の検索エンジンが日本へ本格的に進出します。
中国の検索エンジン「百度」の普及を目指す 創設者ロビン・リーさん – MSN産経ニュース

 では,みなさんも使ってみましょう。百度とかいて「バイドゥ」と読みます。
 
百度

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SPPと天文・情報

望遠鏡

図 私の母校の望遠鏡。右におられるのはcastorさんとすばる☆さん。

 天文または情報でSPPをオブ脳の母校
から提案するためにcastorさんとすばる☆さんとともに望遠鏡を見に行きました。すばる☆さんはかなりアイデアがわいてきたようで,何よりでした。
 本日はもうひとつ素晴らしいお知らせです。あの宮本正太郎先生の記事が発表されたんです。
火星の大型クレーター、宮本正太郎博士にちなみMiyamotoと命名

 というわけで,本日はすばらしい一日でした。今後のSPPにご期待を。
 ちなみに,京滋地区のcastorさんと神戸地区のN先生という天文の2大巨匠が出会ったという素晴らしい日でもあります。
 
【参考】
SPP/理数系教員指導力向上研修:企画募集の照会文書
砂金教室
兵庫にまつわる小惑星
天体望遠鏡のある母校

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夢を語る

 メリークリスマス! 
 本日は,東京から一日中,鉄道を利用して京都まで帰ってきました。経路の話はさておいて,私は青春18切符のころに旅をして,沈思黙考するといい考えが浮かんでくるんです。
 さて今回は自分の人生について考えました。人生にとって大切なことは,自分のを実現することであることに気がついたんです。実はそれは教材を作ることなんです。
 数学に関しては高等学校の範囲+アルファの本を4冊出版しました。未完なのは「(仮)統計から確率へ」と中学校の範囲のリメディアル本です。中学校の範囲のリメディアル本は原稿はかなりできているのですが,出版の目処が立っていません。本当は小学生レベル必要なんですが…
 化学に関しては10年前に塾で教えていた時の教材があるので,これもリメディアル用にでも受験用にでもなるんです。出版の目処が立っていないだけです。
 それよりも傾注してきたのは中学校レベルの英語です。この分野は私の基準であればだめ本ばかりです。論理的に考える方のための本は存在しないといってもいいぐらいです。また,プログラミングがわかるのに英語がわからん人が多いのは,論理的な英語教本がないからなんです。オブ脳英語教室は早く教材として出版して,さらにリアル空間で授業をする必要があるんです。なお,この本は1999年~2001年にかけて3冊組で制作したんですが,理学部出身の私に英語教本を出版してくれるもの好きな出版社もなさそうなので,ペンディングです。でもオブ脳英語教室は大学院生に評判がいいので,実現する必要があります。「オブジェクト指向がわかれば英語もわかる」ぐらいのタイトルで,IT系の出版社から出すのがいいかも知れませんね。
 古典文法の本も出せるといいですね。古典は著作権フリーですので,おもしろい文法教材が作れるのではないでしょうか?
 なお,出版すると各地から反対が出てきそうなのは「UMLで考える世界史」。世界史って,人名と地名と年代の暗記だけのくだらん科目だと思っていました。30歳を過ぎてから高校の世界史の教科書を買って読むとよくわかるんです。早い話,支配する側と支配される側のインスタンスが変わるだけなんです。こんなん,ソフトウェア工学の発想で,データベースから支配する側と支配される側の名称と場所,年代を引っ張ってくればなんてことはないように思います。なんでこんなものの暗記に青春を無駄にするような教育をするんでしょうか?
 モデル化することをきちんと教えて,世界史をUMLまたはDSLで表現すれば,世界史の未履修問題も情報も未履修問題も解決するはずですね。
 これで,私の夢を語るのはとりあえず終了です。
 
アーメン

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日本情報科教育学会設立総会

オロナミン

図 市ヶ谷の飲み会

 本日は表記の件で市ヶ谷にいました。二次会でおもしろいものを見つけました。ではまたあした。

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C#

私はkcg.eduでC#を熱くしたいのですが,大学院の教材がJava,JSPベースなんです。そこで,Javaベースを変換するツールを探すと,あるんですね。

@IT:.NET Tools : 注目のJava→C#コンバータを試用する

 もちろんMS社のページにも紹介があります。
 
Java アプリケーションの Visual C# への変換

ついでにJSPをASP.NETへ変換するツールもあります。お試しください。

ASP.NET デベロッパー センター 技術情報 – JSP から ASP.NET への移行ガイド

【参考】
京都情報大学院大学 | ウェブプログラミング特論

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KCGI忘年会2007

KCGI忘年会

図 忘年会

 12月21日には大学院の忘年会がありました。超盛り上がり!!!

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エンベデッドエバンジェリストの特別講義

evangelist

図 MS社のエンベデッドエバンジェリストの特別講義(六階ホール)

 本日はエンベデッドエバンジェリストの講演がありました。学生が熱心に聴いていました。

【参考】
Visual Studio 2008
Domain Specific Langugage
@IT:連載:次世代開発基盤技術“Software Factories”詳解 第6回
DSLによるモデル駆動型開発

京都情報大学院大学 | 2007/12/8
kcg.edu創立45周年記念校友会企画のご案内
…kcg.eduにエンベッドエバンジェリストがやってきます。

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