ドリトル,中国大陸に上陸

 本日からいよいよ,オブ脳@fjnuが開講です。開講一番は,「Javaオブジェクト指向プログラミング設計です。教科書がまだ届いていないので,はじめはドリトルでオブジェクト指向の考え方でもやることにしました。

 オンライン版で実習するつもりでしたが,ネットが遅いので断念!
 オンライン版ドリトル

 次に,ダウンロード版dolittle200.zipをダウンロードすることにしましたが,なんと,500KBダウンロードするのに20分もかかりました。これは大変です。ダウンロードしている間に講義をします。
 ちなみに開発版dl210pre2java.zipもダウンロードしました。この実習室には,学生にファイルを配布する機能がありますので,全員に,結局は開発版dl210pre2java.zipを配布しました。
 さて,そのあと解凍したんですが,起動するとなんと,英語版ドリトルです。あわてて,以下のページにアクセスします。
多言語対応 – Dolittle

 そしてバッチファイルを書き換えました。この書き換えたバッチファイル名はdolittle.batとして,再び学生に配布しました。

cd dolittle
start /b ..\java\bin\javaw -Duser.language=ja -jar dolittle.jar

 これで,中文Windowsでも日本語版ドリトルが起動しました。
 さて,今回からはWindowsで日本語入力が可能なように設定されていましたのでとてもよかったです。
 中国語版ドリトルの開発を希望する学生さんたちがいましたね。いやいや,日本語の勉強のためにやっているんですよ。

中文Windowsでは英語版ドリトル

図 中文Windowsでは英語版ドリトルが起動する。

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もと総理大臣 村山富市氏来る。

 本日,福建師範大学にもと総理大臣 村山富市氏が来ました。
それにしても,外国では政治家が大学で講演するのは当たり前なのに,日本では当たり前でないのが不思議ですね。

村山富市来る

図 福建師範大学 旗山キャンパス正門前

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授業の打ち合わせ

 福建師範大学での滞在が,今回は前回の半分の6週間。それでも担当科目数は半分ではないので,授業時間は2倍以上ぐらいになります。これは大変ですが,なんとか,中国語の教科書を解読してがんばるしかありません。ブログを書く時間もないかもしれませんね。土曜日も日曜日も働いて,木曜日だけがお休みです。
 明日は実習室の調査になります。

 いつも利用しているサイトが少し改変されたようですね。音声が出てきます。あと,同音の漢字が表示されますね。中国語学習者には便利ですね。

【参考】
ピンイン(pinyin)変換サービス — 書虫

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福建師範大学につきました。

 とりあえず,福建師範大学に到着しました。宿舎のそばのステーキ屋でごちそうになりました。日本でステーキと言えば,「高級料理」ですが,こちらでは学生でも食べれられるもの。ちょっと贅沢な夕食という程度です。それにしてもおいしいです。
 さて,今朝は某財団の研究助成書類を仕上げて,百万遍事務室へ提出してから関空へ向かいました。昨日はあまり寝ていませんので,飛行機の中ではグウグウ睡眠。
 福州空港に着いた途端,「帰ってきたような」気分です。自分のホームは京都ではなく,福州であるような懐かしい感覚でした。3月の時と違って,新型インフル対策のため,健康チェックや連絡先などのチェックが厳しく,入国審査になんと半時間以上もかかりました。
 ということで,福建師範大学のみなさん,またオブ脳と一緒に勉強しましょう! kcg.eduの学生のみなさん,しばらくeラーニングで自学自習してくださいね。では。
 

ステーキ@福建師範大学のそば

図 このおすすめのステーキ。なんと40元(約530円)。安いので学生さんがステーキを食べています。

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明日から福建師範大学

 明日から中国の福建師範大学へ行きます。これから科研費の書類も仕上げないといけなにのですが…

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理数系教員指導力向上研修(SPPセミナー)開催中

「カオスと予測可能性」というタイトルの酒井敏先生(京都大学大学院 人間・環境学研究科 教授)の講義が終わりました。カオスの時代であるので、あまりいろいろ考えすぎるとかえって生きていけないとのお言葉にビックリです。しかし、予測できることはすべて予測しておかないといけないのが今の人間社会ですよね。
 でも、飛行船が飛ばなかったのでは、空気がカオスだからですね。

SPP

カオスなネットワークの図と酒井先生

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飛行船を超えて空飛ぶ円盤

空飛ぶ円盤製作法 (1975年)
飛行船のことばかり考えていると,空飛ぶ円盤のことを思い出しました。それがこの本です。私は京大理学部5組(S5,えすご)だったのですので,おなじ「えすご」の友人から紹介されました。そこには以下のようなことが書かれていたようです。

負のエネルギーと逆重力
核磁気共鳴と核電気共鳴
メビウスの磁石とクラインのコイル、クライン巻

【出典】
清家新一

 えすごの1年下の後輩が,ちょうど20年前の1989年の京大の11月祭に,著者の清家新一さんを呼んだんです。とにかく理学部大講義室がいっぱいになりました。以下の記事が参考になります。
本物の色物物理学者列伝

 いやいや,空飛ぶ円盤を作ることを学部学生の時に考えていたので,飛行船飛ばすぐらい甘いかな…

宇宙艇と陽電子エンジン

空飛ぶ円盤製作法 清家新一

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ヘリコプターと飛行船

 飛行船が飛ばなかったのが悔しかったので,今日はヘリコプターについて調べていました。ヘリコプターは浮くのが大変なので,プロペラが大きいです。

ヘリコプター – Wikipedia
ヘリコプターの飛行原理

 そして飛行船の飛行原理も調べました。

飛行船の原理と操縦要領

 さらに飛行船と潜水艦の上下運動の原理が似ているようです。

飛行船と潜水艦の上下運動には共通の原理がありますか – BIGLOBEなんでも相談室

 「潜水艦ロボコン」ができるという噂の根拠はここにありそうですね。

こんなネタも発見しました。

スプーンで飛行船を動かそう! | ネタ帳@教科「情報」

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京都府立高等学校情報教育研究会

2009年度の京都府立高等学校情報教育研究会がKCG京都駅前校で現在進行形です。

まずはオープンソースと情報教育に関して、Mozilla Evangelistの講演。
そして、2つはさとしー++さんのUbuntuの実習です。これはすごい!

【参考 2007年度の研修】
京都府立高等学校情報教育研究会

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MDDロボットチャレンジ ワークショップ

 MDDロボットチャレンジから帰ってきました。昨日にはモデルワークショップがありました。モデルと飛行競技の成績の相関を表したのが,図です。得点の順位の相関ですので,原点に近いほど得点は高いことを表しています。
 さて京魂英雄ですが,飛行競技は13位,モデルは昨年並の6位でしたので,この図で言えば「学者」と書かれた領域の近くになります。逆に,モデル得点が低く,飛行競技が高得点になると,「職人」になります。京魂英雄チームは,飛行しなかったので,学者に近いことになります。とても悔しいです。
 さて,モデル得点をこれ以上稼ごうと思うと,以下のものにチャレンジする必要があるようです。

・PID制御などの物理制御
・非機能要件
・SysML (eUML関連のモデリング)
 
 とりあえず,今年はやるべきことはすべてやったという感じです。
・上下方向のモーターを強力なものに変更する実験
・室温上昇時の浮力の影響の計算
・ドリトルv2へのコードの書き直し
・ドリトル使用時のUML図の解釈の見直し
・USB RS232C変換ケーブルのメーカーごとの検討…実はこれに時間がかかりましたが。
・地上局の位置検出(xy方向)のソフトウェアの制作
・xy方向の位置検出ファイルのドリトルへの読み込み

 これだけやったので悔いはありませんね。では,MDD2010に参加したい方は11月祭にお越しください。

【参考】
MDDロボットチャレンジ2009

PID制御って何?
非機能要件を見極める【前編】 – 上流工程-要件定義:ITpro
非機能要件を見極める【後編】 – 上流工程-要件定義:ITpro
[Think IT] 第2回:SysMLとは何か (1/3)

モデルワークショップ

図 京魂英雄は学者タイプ?

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