日本語の値段

日本語の値段 (ドルフィン・ブックス)

 まずは目次をあげましょう。
1 ことばの知的価値と情的価値(日本の言語市場
 
 ことばの知的価値
 ことばの情的価値)
2 日本語の格付け(日本語の市場価値の変動
 今なぜ日本語の試験か
 外国語の試験 ほか)
3 日本語のさまざま
 歌の外国語
 方言ラップの社会言語学
 価値の高い方言/低い方言
 ほか
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 インターネットにつながってグローバル化した現在,英語ベースで情報が流れてきます。私のように英語が苦手(読むことに苦労しない分,苦手にはいらないともいえますが),日本人に生まれたことを後悔したくなります。冗談ではありません。
 NHKの語学講座のテキストって何語に人気があるかという問いかけから始まります。また日本人とアメリカ人にとって難しい言語難易度別ランキングもあります。価値の高いと低いがあるというのも納得がいきます。
 そして最後には方言の価値を議論しています。言語の市場価値をわかりやすく述べた本です。
 ちなみに,私がこんなテーマを取り上げているのは修士のプロジェクトで言語とビジネスを考えているからです。

【参考文献】
Amazon.co.jp: ことばの経済学: フロリアン クルマス,Florian Coulmas,諏訪 功,大谷 弘道,菊池 雅子: 本
多言語講義室
京都情報大学院大学 | 入学説明会

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