日付が変わりましたが,9日(水)は担任ミーティングがありました。自由な校風のKCGは,伝統的には学生の自主性を重んじつつ,昨今の世の流れの変化に基づいて「学生との関わり方を再認識しよう」という方針が確認されました。世の流れの変化とは私の考えるところでは以下のようなものがあります。
・就職活動の早期化=卒業年度の前の年の1月から始まります。これは異常としか言いようがありませんが,産業界が優秀な人材を確保するために行っているので仕方のないことです。
・情報産業の多様化=これまでは,プログラミングさえできれば情報産業は良かったんですが,最近はITアーキテクト(設計できる人),プロジェクトマネージメント,ITストラテジスト(経営戦略立案者,CIO)など幅広い人材が求められます。
・学習環境の多様化=これは本学特有の問題かもしれませんが,eラーニングの活用などで対面でない授業が増えたため,それをフォローする仕組みが必要となりました。
このように,昔とは違って授業だけ行って,「ああ,勉強したね」と先生が言う時代はすんだようにも思います。ある大先生が言っておられました。「授業が医師なら,担任指導は看護師みたいなもんです」と。なかなか言い得て妙ですね。
【参考】
京都コンピュータ学院 | オープンキャンパス
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