金沢–日本の地名

 京都の地名シリーズはしばらくお休み。理由は調べだすと摩訶不思議なことが多すぎるからです。そこで,今日からは京都市外の地名に目を向けましょう。
 第1回は石川県の県都「金沢」です。この地名の由来はネット上ではなかなか見つかりません。兼六園横にある「金城霊沢」という泉には「金洗い沢」として「金沢」の地名の由来が伝えられているとあるものがありますが、これでは納得できませんね。
 その昔,イモを掘って丁寧に小さな川(沢)で洗っていた男がおりました。この男はイモを掘っては洗っていたので「イモ掘り藤五郎」と呼ばれておりました。ある日,イモ掘り藤五郎は沢に砂金があることを知ったので,毎日イモを洗いながら砂金を集めたそうです。のちにイモ掘り藤五郎はお金持ちになったのです。そこで,その沢に「金城霊沢」と名付けれらたそうです。これはすごいですね。金(gold)がとれる沢があるから金沢なんです。だから金沢は金箔で有名なんですね。
 イモ掘り藤五郎の話はからくり記念館で見たんです。みなさんもからくり記念館に行ってみましょう。ところでイモ掘り藤五郎は伏見寺というお寺にお墓があります。伏見寺は金沢市寺町にあります。「伏見」なんて京都みたいですね。

【参考】
からくり記念館
金沢の歴史

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