京都駅前校の近くに「ラーメン研究所」という変わった名前の店があります。実際は「ラーメンの味を追求するラーメン屋」です。そこの丼にはかつて「ただいま研究中です。」というコメントが聞いたので先週言ってみました。現在は「研究中」なるコメントはありません。残念!
そこで,店の主人に聞いてみたんです。主人いわく,「研究中なんてかいていると,『試作品を食べさせるけしからん店だ』というクレームをうけたので,やめたんです」と。
そもそも,「研究中=常に改善している」という捉え方をするのはエンジニアや研究者だけなんでしょうか? 世間一般の人は,「研究=試作品=未完成」と捉えるんですか? なんか悲しい気分になります。
学校の先生に対しても同様なようです。「新しいことを勉強している先生は未完成」と捉える親御さんも多いと聞いています。でも古いことだけを生徒や学生に押しつける先生なんて価値があるんでしょうか?
みなさん,完成なんてないんです。常に勉強しましょう。
ついでに私は高校の情報の先生のための勉強会も実施しますので以下のサイトをご覧ください。
「モデル化とシミュレーション」および「マルチメディア活用」の研修