統計術を学ぼう

ウソつきは数字を使う (青春新書INTELLIGENCE 177)

 数学は得意でも「数字」に弱い人は山ほどいます。日本の学校教育では統計の見方や数字の見方はあまり教えてくれません。しいていうのなら高校の地理ですが,ほとんどの教師は統計の見方を教えてくれないと聞いています。統計は2002年以来中学数学では完全になくなり,2003年から高等学校でもいよいよなくなりつつあります(事実上,統計の単元を開校している高校は皆無です)。だから統計を教えてくれる学校は少ないので,kcg.eduグループ超オススメです。
 さて,この本では統計学ではなく統計術を教えています(本文p25参照)。「10%ポイント還元」と「1割引」はどちらがお得でしょうか? こういう問いかけから,様々なデータのグラフ化のテクニックや統計データの扱い,割り算データの見せ方まで書かれています。一人で読むのは多少はきついでしょうから,KCGの授業でつかえればとてもいいのですが…

【参考】
ビジネス統計学特論 (KCGI)
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私は算数は教えられるが,数学は教えられない?
モデル化とシミュレーション

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