第2回SPP その3

SPP2007モデル化

図 具体と抽象のはざまで,モデル化とシミュレーションを位置づけるN先生

 モデル化とシミュレーションを今度は具体と抽象のはざまでどのような位置づけになるかをN先生が解説されました。畑村洋太郎の「数に強くなる」,pp.24-25 (岩波書店,2007)をヒントにこの理論をつくっています。詳細はまた後日に。

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第2回SPP その2

SPP2007システムダイナミクス

図 システム・ダイナミクスの大家によるお話

 高等学校の教科「情報」で扱われる「モデル化とシミュレーション」というのはシステム・ダイナミクスのミニ版を指導するようになっています。でも実際にはシステム・ダイナミクスの専門の方は少ないので,よくわからないという具合でした。
 そこで次の講演で,システム・ダイナミクスの歴史的なお話を本学の副学長よりいただきました。
 J・フォレスターのお話からいろいろな話をしていただき,最後にご自身の研究テーマだった「都市内の有料高速道路の道路交通制御」のシミュレーションのお話で閉められました。

【参考】
ジェイ・フォレスター – Wikipedia

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もみじ灯籠

maple2

図 貴船口のもみじ灯籠

 本日は,金沢からお客さん(大学生)が2人やってきました。その方たちは本日のKCGIの入学説明会に参加して,ついでにKCGのオープンキャンパスですばる☆さんのゲーム講座を受講したそうです。すばる☆さんの講義に感動されて,「KCGは大学よりもレベルが高いんですね。俺の人生はなっだったんだ。」と言って,百万遍の私のところへやってきました。
 しばらく話してから,一緒に貴船口のもみじ灯籠を見に行きました。大学院からわずか30分のところですばらしい名所があるので,「大学院は必ずKCGIへ来ます」といって,感動,感動のようでした。

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天文ワークショップ その2

castor

図 落ち着いた様子で星について語るcastorさん。ベテランのしぶみ

 天文ワークショップでははじめにcastorさんのミニ講義がありました。さすがですね。図中で解説しているのは,こと座のM57です。
 記事を読まれた方は,「オブ脳は天文に詳しいのか?」と思われたかもしれませんが,実はその通り! そもそも鉄道ファン(鉄ちゃん)は一度は星の動きに興味を持つ方が多いという事実は意外に知られていません。
 では天体鉄道の共通点は?

 ともに規則正しく動くことです。

【参考】
惑星状星雲 – Wikipedia

【ブログ内参照】
天文ワークショップ

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天文ワークショップ

すばるさん

図 天文ワークショップで望遠鏡をお披露目するすばる☆さん

 11月17日の天文ワークショップは感動しましたよ。ゴミみたいな画像データから有用な星の画像を作っていくので,おもしろいですね。castor先生のころはアナログ処理でやっていたんですが,現在はコンピュータでかなり短時間に処理ができるようになったんです。
 京都コンピュータ学院 [kcg.edu]らしい天文ワークショップだったと思います。

【参考】
MEADE 天体望遠鏡 ミックインターナショナル
天文ゼミは情報科学科

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第2回SPP その1

SPP2007数列関数

図 数列と関数の解説をされています。

 11月17日の「情報」授業支援セミナーの報告がまだでした。これから少しずつ報告します。なお,このセミナーはJSTから補助を受けております。正式名称は
「サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト事業」(講座型学習活動)および「理数系教員指導力向上研修事業」
 なんですが,SPPという部内では称しています。その理由はSPPというと教育委員会がすぐに理解してくれるからです。

京都情報大学院大学 | 2007/9/28 高校教員向け「情報」授業支援セミナーのご案内

 さて,写真は最初の講義です。連続と離散のはざまで,数学とコンピュータの関連を講義してくださいました。

連続から離散へ
関数から数列へ
微分から差分へ
積分から和分へ

 セミナー出席の先生方から,「数式をコンピュータで数値的に処理する方法がよくわかった」という感動のお声をいただきました。今の学校教育はコンピュータで数学や物理を扱う方法をほとんど教えていません。だから結局,「数学や理科は役に立たないんだ」という思想を生徒に植え付ける結果になっていると思います。役に立つレベルまで教育していないことに問題があるんです。山登りに例えると,「ゆとり教育」の美名のもとで,頂上に着く直前ぐらいで,「ゆとりの授業時間数の関係で,頂上まではいきません」というのが今の学校教育ではないでしょうか?
 最後に参加者の先生方から参考書の紹介をしてほしいといわれましたので,以下にあげておきます。 
 
【参考書】
数列・関数・微分積分がビジュアルにわかる―基礎数学の123:…高校数学をEXCELで扱う方法が詳しく述べられています。
集合・確率統計・幾何がビジュアルにわかる―基礎数学のABC…高校数学とコンピュータでの扱いが詳しく述べられています。
Excelで学ぶ基礎数学―Excel2003対応…実はかつては一世風靡した本です。統計も確率も数値計算も扱われています。
技を極めるExcelグラフ―テクニカル・ハンドブック…この本は理数系教員ならばもっていて損をしない本です。

【ブログ内参照】
ワークショップ・情報セミナー開始直前!

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大学院の中間発表会

 本日は大学院の中間発表会です。今年の中間発表会はレベルが高く,大変よかったと思います。なお,本学ではいわゆる修士研究のことを「キャリア強化」という科目名で呼びます。

【参考】
キャリア強化科目群

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11月17日はマイクロマウス大会も

 11月17日は情報授業支援セミナー,天文ワークショップ,ビジネスワークショップがあったんですが,本学の制御通信部(CINCS,通称シンクス)が第28回全日本マイクロマウス大会に参加していたんです。3回生が第6位入賞,4回生が特別賞を受賞したそうです。おめでとうございます。
 はじめて,出場した1回生はどうでしたか? 初めての方は是非とも成長することを期待します。

11/17: 第28回全日本マイクロマウス大会(1日目終了) (CINCS Blog)

 CINCSに興味のある方は以下の学科がオススメです。
情報工学科
コンピュータ工学科

【参考】
いきものだいすき
財団法人ニューテクノロジー振興財団 マイクロマウス2007
自由で気ままな日々

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Go! Go ! KCGI

Airship

KCGIのリーダーシップセオリーなかで,飛行船をとばす。

 KCGI 京都情報大学院大学は,ますます人気が上昇中です。京都市内の文系大学の学生が「大学院に行きたくなったら京都情報大学院(通称KCGI)」という噂が広がりつつあります。だってみなさん,
MOTでは1位  同志社大学ビジネス研究科,2位 九州大学ビジネススクール 産業マネジメント専攻,3位 同志社大学 TIMコース,そして4位はわが京都情報大学院大学 ウェブ・ビジネス技術コース,5位は 立命館アジア太平洋大学 経営管理研究科なんですよ。

【参考】
isdr@MOT&MBA-
ランキング

 明日は,修士2回生のプロジェクト中間発表会です。午後1時開始です。KCGの学生さん,教職員のみなさん,見に来てください。

【参考】
京都情報大学院大学 | キャリア強化科目群

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Directorはまだ健在!

ゲーム作りで学ぶShockwave3D (SCC books)

マクロメディア社のDirectorという開発環境ではLingoという言語で開発するとブラウザ上で見える3次元CGが制作できます。この技術をShockwave3Dといいます。Directorはマクロメディア社がアドビ社に吸収されてからはすっかりなりを潜めていました。いくつかのブログからDirectorの次期バージョンがまもなく登場することが判明しました。
「Director 11」の目玉はいかの通りだそうです。
* Unicodeに対応
* Flash Player 9 / Actionscript 3
* Mac Intel/Windows Vistaに対応
* DirectX9でレンダリング(これまではDirectX7)
 以下を参考に。

MAX 2007

 そこでDirectorのための参考書を紹介します。これは比較的習得しやすい本です。

【ブログ内参照】
Web3D総集編

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