仮想化の入門書

すべてわかる仮想化大全 2010 最新製品・技術と活用法 (日経BPムック)

 仮想化技術に関して,製品の実装例から企業や組織への導入事例(第2部)まで幅広く書かれているのは圧巻です。
 第5部の製品知識では,VMWare,MSのクライアントの仮想化製品とも紹介されています。サーバはVMWare以外に,クライアントPCの仮想化のために,MSの製品も良さそうですね。Windows7の載ったクライアントPCであれば,懸想するべきでしょう。
 第4部では,Windows Server 2008 R2のハイパーV2.0が早速取り上げれれています。
 とにかく,仮想化全般に関して勉強したいときには,いい本です。amazonに載っていない詳細目次を載せておきます。

【詳細目次】
『すべてわかる仮想化大全』目次
【第1部】 基本編 < すぐわかる最新仮想化技術 >
 ◆ なぜIT基盤を仮想化するのか
 ◆ 仮想化が覆すプラットフォームの常識

【第2部】 ケーススタディ編 < 事例に見る仮想化技術の活用法 >
  最新システム事例
 [ サーバー仮想化 ]
  ・富士フイルム
  ・ツムラ
  ・日本航空インターナショナル

 [ クライアント仮想化 ]
  ・北名古屋市役所
  ・済生会熊本病院

 [ ストレージ仮想化 ]
  ・ユーフィット

【第3部】 構築・運用編 < サーバー仮想化環境の構築・運用法 >
   ◆ サーバー仮想化/現場の運用法
   ◆ 消費電力まで考慮したサーバー仮想化環境の設計
   ◆ 仮想化環境における運用監視
   ◆ 仮想化に躊躇する理由はもはやない?

【第4部】 製品活用編 < サーバー仮想化製品の徹底活用法 >
   ◆ VMware vSphere 4によるサーバー仮想化
   ◆ Microsoft Hyper-V 2.0によるサーバー仮想化
   ◆ オープンソースXenの最新技術動向
   ◆ Citrix XenServerによるサーバー仮想化
   ◆ Oracle VMによるサーバー仮想化
   ◆ 日立製作所Virtageによるサーバー仮想化

【第5部】 製品知識編1 < クライアント仮想化製品の基本知識 >
   ◆ ヴイエムウェアのクライアント仮想化
   ◆ シトリックス・システムズのクライアント仮想化
   ◆ マイクロソフトのクライアント仮想化
   ◆ 東芝のクライアント仮想化
   ◆ シマンテックのクライアント仮想化

【第6部】 製品知識編2 < ストレージ仮想化およびデータセンター基盤製品の基本知識 >
   ◆ EMCのストレージ仮想化
   ◆ シスコシステムズのUCSによる仮想化

【第7部】 技術動向編 < テクノロジ解説 >
   ◆ OSの仮想化ソフトウエアOpenVZ
   ◆ Fedora 10の仮想化機能KVM

【出版社サイト】
日経BP書店|目次 - 

【高度な技術は京都情報大学院大学へ】
京都情報大学院大学 | 入学説明会
京都情報大学院大学 | 説明会申し込み←必ず申し込みましょう。

comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*