本日は,京大時代の博士課程の時の研究室の同窓会がありました。
師匠を含めて6人しか集まりませんでした。私は修士課程までは理学研究科化学専攻にいたんですが,博士課程は人間・環境学研究科にうつりました。私の師匠は,理学部出身ですが,助教授のときから教養部に在籍して,退官2年前だけ理化学研究科へ移籍されたのです。だから,私の博士課程のときの出身研究室は理学研究科(電子スピン化学)にあります。
ちなみに4回生と修士の2年間にいた研究室は物理化学。しかし,当時の私の師匠は助教授でのちに化学研究所の溶液界面化学へうつりました。
本日の同窓会で聞いた話では,化学専攻の教員はほとんど入れ替わっています。さきほど確認してびっくりしたのは,52名の教員のうち,京大出身は20名前後。京大の理学部化学科出身の方は更に少なくて,全体の3割程度ではないでしょうか。私の知っている先生は4人くらいしかおられません。
時代が変わったのを感じますが,京大なのに京大出身の方が半分以下なのは驚きです。私が博士課程の頃からこのようになるのは十分予想できことですが。
【参考】
■京化■ 京都大学・理・化 – 化学専攻(大学院) 分科・教員一覧
それを思えば,京都情報大学院大学の教授陣は半数以上が京大出身です。京大よりも京大色が強いのではないでしょうか。
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京都情報大学院大学 | 入学説明会…2011年1月29日(土)・2月19日(土)