2010年はIT業界の激動でしたね。

 2010年がまもなく終わります。私としては,激動の年だったと思いますが,どうもそのように考えていない方も多いのはとても残念です。さて,今年の締めくくりを4項目でまとめました。

1 MS社とAdobe社が最強ソフトウェアを発売した。
Office 2010とAdobe Creative Suite 5 (CS5)が発売されましたね。両方ともこれまでのバージョンアップではないほどのバージョンアップだったので,このKCGブログ内では騒ぐ人はすくなかったですね。

・Office 2010では,Wordの連番機能の強化,PowerPointの動画トリミング(画像範囲もタイムラインも)機能が最強でしたね。Excelのグラフ機能もすごい。実は数式エディタも密かにすごくなっていたりするんですね。
・AdobeCS5ではPhotoshopでオブジェクト消去後の補完機能が印象的でした。Dreamweaverはコードエディタに変身,InDesignはもはやDTP機能付きワープロになりましたね。
・一太郎は25周年を迎えて,更に強化されましたね。

2 モバイル端末が更に進化
 スマートフォンがすごいですね。私もWillcomのスマートフォンにしましたが,電池が持たず,しかも指で操作するのがなんとなく気持ち悪いですね。しかし,iPhoneやアンドロイドなどが勃興。「マルチデバイス」という概念もでてきました。

3 電子書籍
 昨年のKindleの発売に続いて,iPadも大騒ぎ。おまけに文部科学省は電子教科書の試作品があることまで…
 自炊(紙の書籍を電子化すること)も今や,市民権を得たIT用語に。

4 クラウドコンピューティング
 意外と知られていないのは「仮想化」技術。仮想化技術によってサーバがリストラされて,ついでにサーバ管理者までリストラ。サーバのサービスは仮想化されたクラウドコンピューティングによって提供される。なんとも恐ろしい!
 MS社のスカイドライブサービスで,OfficeソフトのWord,Excel,PowerPoin,OneNoteが利用できるようになりました。クライアントのOfficeソフトとの連動はすごいですね。

 みなさん,いかがでしょうか? 来年は,おそらく多言語や国際化が話題になるように思います。では

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