今回は第4章を見ていきましょう。線形代数が大事だという教員はたくさんいますが,実は連立方程式を解くためだけという場合があります。気をつけましょう。
第13講の講義 二元一次連立方程式
まずは中学校2年の復習をしましょう。行列を用いた書き方に慣れてください。
第14講の講義 三元連立一次方程式
まずは中学校2年の発展形です。行列を用いた書き方に慣れてください。
二次元のクラメルの公式は覚えていいですが,三次元のクラメルの公式はいりません。次の掃き出し法(消去法のこと)の方が重要です。
第15講の講義 掃き出し法
何回も復習してください。コンピュータで計算するときは掃き出し法をつかうのが一般的です。
第16講の講義 不定・不能
p116の図解は他書にはあまりありません。p121にヒントを入れましたので,ご覧ください。
第17講の講義 4次以上の逆行列の求め方
表計算ソフトで行列の計算をする方法をマスターしてください。きわめて簡潔に操作マニュアルが書かれていますので,評判は上々ですよ。この講義こそ,サク単の極意です。