いよいよ最終回ですね。固有値問題は大学院の入試にでることが多いので,この本で基本概念をマスターしましょう。とても重要です。第29講と第30講は応用範囲が広いので,自分の専攻では無駄だと決めてつけない方がいいですよ。
第24講の講義 固有値問題
日本の教科書では固有値問題はとてもへただと思います。「試験で点が取れる 大学生の線形代数」も参考にしてください。
第25講の講義 行列のn乗と対角化
ここは非常に単調ですが,がんばってマスターしてください。
第26講の講義 固有値問題の応用
人口増加の問題です。ここでようやくおわりです。味わい深い問題ですよ。
第27講の講義 行列の線形微分方程式
そもそも,線形微分方程式を扱って線形代数の本はとても少ないです。私自身は東大出版の斉藤先生の本の影響を受けました。
第28講の講義 固有値重解とジョルダン標準形
剪断の線形変換が関係してきますね。
第29講の講義 二次曲線の主軸変換
意外な分野で使われます。
第30講の講義 群論
物理学,化学などでつかうんですよ。
【参考】