本日の午後は大学院の授業報告会がありました。これは,専門職大学院では義務づけられているFD(教授法開発)の一環です。
まず,オブ脳の発表です。ウェブプログラミングではなく,電子書籍と電子黒板の最新の情報をお話ししました。
つづいてERPの授業についてです。最近のSAPの試験では,「なぜERPを導入するのか」を理解しないと解けない問題が増えているそうです。これはいいことですね。国際会計基準(IFRS)や内部統制なども授業に取り込んでいこうとしていることが発表されました。
つぎはコンテンツ産業特論の濃い話です。これは,ゲーム,アニメ,アキバなどの様々な内容をまじめに産業論としてとらえた授業でした。
次は知的財産権法。中国人に留学生に知的財産権法を理解させることが難しいながら,先生が苦労した話を聞かせていただきました。
リッチメディアコンテンツ開発で,FLASHでアニメーションをつくる授業の報告。FLASHの階層構造を理解して,再利用可能性を高めたコンテンツ制作をできるようになる学生が少なかったとのことです。それって,オブ脳の発言ですよね。
全体的には,ERP以外はすべて,コンテンツ系の報告。京都情報大学院大学はシステム開発でなく,コンテンツ系へ移行しつつあることを感じた次第でした。