線形代数の基礎 (これでわかった!シリーズ)
最近、線形代数の本を見ています。この本はかつての大学1回生レベルの線形代数のででてくる手法を具体例を交えて書いています。
・行列の例として、デジタル画像
・行列の応用としてアーチ橋、懸垂曲線
・固有値の例としてバネ
・離散コサイン変換
・RLC回路
しかし、この本を読みかなすには相当な力量が必要です。装丁が易しそうに見えますが、決して易しくはありません。講義のネタとしてはつかえますが…
線形代数の基礎 (これでわかった!シリーズ)
最近、線形代数の本を見ています。この本はかつての大学1回生レベルの線形代数のででてくる手法を具体例を交えて書いています。
・行列の例として、デジタル画像
・行列の応用としてアーチ橋、懸垂曲線
・固有値の例としてバネ
・離散コサイン変換
・RLC回路
しかし、この本を読みかなすには相当な力量が必要です。装丁が易しそうに見えますが、決して易しくはありません。講義のネタとしてはつかえますが…
暴走する「世間」で生きのびるためのお作法 (講談社プラスアルファ新書)
この著者はヨーロッパのキリスト教社会に大変詳しい。著者自身はこの著書内では「仏教徒」と称していますが,本当は仏壇のあるキリスト教徒でなかろうかと思われます。この著書を読めば,日本人は無宗教ではなく,「世間体(せけんてい)」という名の宗教の信者であることが理解できます。以下に,目次と私のコメントを掲載します。日本の社会に適応するのに苦労している人は,是非読みましょう。
第1章 「世間」のオキテを見極めよう―KYとは何か
(コメント)いわゆる「世間」というのは周りの状況をきにすることなんです。
第2章 学校のお作法―「プチ世間」の登場
(コメント)今の学生と10年前の学生を写真で比較すると,今の学生の方が子供っぽく見えます。精神年齢も低いようにたいていの大人は思うでしょう。しかし,それとは逆に,大量消費社会の到来で今の子供には子供らしさがなく,逆に「世間」の論理(プチ世間)に染まっているというのがこの著者の言い分です。なるほどと思います。
本学にやってくる高校中退で高校認定で入学してくる学生さんの方が高校卒業者よりも礼儀正しかったりします。これは学校に行かなかったので,プチ世間に染まっていないため,礼儀正しさが損なわれなかったのでしょう。
第3章 お仕事のお作法―「お世話になっております」の不思議
(コメント)この意味不明のことばはの謎も「世間」で説明ができるんですね。ちなみに,この著書によると,ヨーロッパにもかつては「世間」が存在したのですが,キリスト教で「世間」を否定して,個人が「世間」に属するのではなく,個人と神の契約によって成り立つようにしたとのことです。このことから,日本には個人も社会も存在しないと解釈しているんです。なるほど,なるほど,「社会にでる」と偉そうにいう大人も実は「会社に入っている」だけですね。
第4章 ケータイのお作法―即レスの圧力
(コメント)これも子供社会の「世間」で説明されるんです。いやな世の中ですね。私なんか今子供だったら,友人なんていませんね。いえいえ,先生と友達になっているのでしょうかね。
第5章 恋愛のお作法―「結婚しなくていいですか」の正論
(コメント)昨今の「婚活」ですよ。そういえば,就職活動を「就活」なんて言い出したのはここ5年以内で,10年前にそんな言葉なかったですね。
第6章 信心のお作法―お盆とクリスマスが同居する謎
(コメント)ある市町村の職員が地鎮祭に参加したことが,憲法の定める「政教分離」の法則に反するという訴訟に対して,裁判所は「地鎮祭には宗教性」という判断です。そもそもヨーロッパでは政教分離はありえないと言うのが基本常識で,日本では地鎮祭に出席しても政教分離していると考えられるのです。なるほど,日本人のいう無宗教や無神論というのは「世間」という宗教が日本人を脅迫している証拠なんでしょうか?
第7章 格差社会のお作法―「妬み」の構造
(コメント)ヨーロッパにも当然,妬み,あるいはルサンチマンとよばれる概念があります。しかし,ヨーロッパには努力しない自由は認め,努力すれば結果が報われるべき,あるいは努力するための機会は平等であるべきと考えられます。同じように努力しても報われない場合に,ルサンチマンは出てくるのでしょう。でも世間の論理は異なります。努力しなくても結果が平等でないと納得できないのですね。
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以上,「世間」という概念を使えば,日本では技術者や研究者が妬みの対象であり,待遇が改善されないも納得できます。事務作業だけやる文科系が得するのも世間の論理なんです。グローバル化した現代に,日本の未来はあるのでしょうか?
なお,本書は物議を醸す可能性がありますので,コメント,トラックバックはお受けいたしません。
現在,パンフレットがなくなりそうです。現在,大学関係ブースだけが大勢の来訪者であわれかえっています。今年は客層が明らかに異なりますが,本学としては直接の入学候補者が来てくれるので,うれしいばかりです。
eラーニングワールド第2日目です。朝一番に前日の入場者数の発表がありました。昨年は5300人ぐらいだったのが,今年は4500人です。
12時半頃に,今年KCGIを修了したシューちゃんがやってきました。eラーニングシステムのことで活躍とのことです。
さて,不況を反映して,今年は企業関係者の来訪が少なく,個人来訪者がとても多いのです。その結果,本学ブースのパンフレットはみるみるうちになくなりました。14時に配るものがなくなり,大変でした。
15時頃に,ジョナサンの運転する車で,カオスさん,大学院N教授が登場しました。ここで,パンフレットの補充をしました。
今年は,例年とちがい,客層が異なり,なかなか読めませんが,明日もがんばります。
(注1)不況のため,eラーニング部門が縮小されているようです。そのためか,今年はkcg.edu卒業がシューちゃんしか来ていませんね。kcg.edu卒業生たちもほかの部門へ行ったんでしょうか?
(注2)実は,進路指導の大学院の教授も来られています。もちろん,企業訪問のため,午後は会場をあとにされました。このような地道な努力が,kcg.eduのすばらしい就職実績を作るんですよ。
今年も,eラーニングワールドが始まりました。出展者数は大変少なく,来場者もかなり少ない感じです。それでもKCGブースへ何人かが来られました。今年も例年になく目立ちようにしています。とくにkcg.eduバッグは会場では目立っています。来年からよそがまねするんでしょうがね。
図 kcg.eduバッグで異彩を放つ本学ブース
【参考】
京都コンピュータ学院/京都情報大学院大学 | e-Learning WORLD 2009™
【みどころ,上記から引用】
京都情報大学院大学は学部課程相当の京都コンピュータ学院とともに,対面授業も含めて全科目で全教員がコンテンツ・マネージメント・システム,テレビ会議システム,コミュニケーションシステム,撮影室・撮影PCなどのeラーニングシステムを利用しています。
・京都市内で新型インフルエンザ発生でも休校とはせず,全授業eラーニング対応で自学自習(ビデオ)
・世界初 海外大学提携の調印式をeラーニングシステムで実施(ビデオ)
・サイバーキャンパス整備事業,日韓遠隔講義(写真)
・留学生もサポート。多言語対応システムで講義(デモ)
・理数系学習をサポート。数式(MathML)を用いたコミュニケーションシステム(デモ)
本日はeラーニングワールドの出展準備で東京ビッグサイトにいきました。今年は,以下の会社が手伝ってくださるということで,助かっています。
株式会社インテレクトサプライ(intellect-supply)ECO+ITを支援します。
では
南山大学情報理工学部情報システム数理学科の鈴木 敦夫先生の講演がありました。
“大学とOR(オペレーションズ・リサーチ)”
というタイトルです。
南山大学でオペレーションズ・リサーチ(OR)を業務改善に適用した事例の紹介でした。
【出典】
http://nais.kcg.jp/pdf/NAIS_Special_Talk_20090731.pdf
・スクールバスの時刻の最適化
…これは始業前後に本数を増やすのがいいにきまっているのですが,改善前は20分間隔で,空の時間帯と積み残しの時間帯があったそうです。こんなのORを使わなくても改善できそうなんですが…
・入学試験の試験監督の最適化
…KCGでは地方試験を行っていませんので,こんなに心配することはありません。実は日本の私立大学の一大行事が入学試験なんです。入学試験のために大学全体が1ヶ月ほど入試業務に振り回されるんですよ。だから入試業務の最適化はコスト削減なんですね。ちなみに春休みが長いという伝統は入試,卒業軒発表会,修士や博士の学位審査,卒業式,入学式などの行事があるためです。
・図書書籍の最適化…これも大変ですね。EXCELのソルバーでシミュレーションができるとは驚きですね。
実は,鈴木先生には以前,KCGのカリキュラムを作るときに相談したんです。そのときに,南山大学の検討事項を教えてもらいました。
・始業時間を遅らせる…洛北校なんかで始業時間を遅らせるのもいいかもと考えましたが,現状で不便がないので,検討せず。
・時間割の最適化…これは学科を5学系にして,10以上の学科があっても,1,2回生で5とおりしか授業パターンがないようにしました。でも,鈴木先生が我々に強調して教えてくださったのは,「カリキュラムを作るときの思想が大切です。あと,高度すぎる内容は大学院で開講するように」というアドバイスを受けました。
講演の後で,鈴木先生にご挨拶して,新カリキュラムがとりあえず走り出していることを報告しました。
京都コンピュータ学院 | 学科 | アート・デザイン学系
京都コンピュータ学院 | 学科 | ビジネス学系
京都コンピュータ学院 | 学科 | コンピュータサイエンス学系
京都コンピュータ学院 | 学科 | デジタルゲーム学系
京都コンピュータ学院 | 学科 | エンジニアリング学系
「日本からも1店選出された、「世界の素晴らしい本屋さん10選」」というブログ記事を見つけました。英国のガーディアン紙の選出です。
【出典】
The world’s 10 best bookshops | Books | guardian.co.uk
そして、日本の書店とは京都一乗寺にあるんです。こんな書店が京都にあるとは、
【参考】
KEIBUNSYA. on Flickr – Photo Sharing!
恵文社一乗寺店|恵文社一乗寺店について
【アクセス】
恵文社一乗寺店|地図/アクセス
京都情報大学院大学 | アクセスマップ 実はKCGIから自転車で20分以内。叡山電車にのれば15分以内でアクセス可能。
本日は朝から曇り空で,46年ぶりの皆既日食が見えそうになく,朝から憂鬱な気分でした。ところが,曇り空のおかげで特殊なカメラでなく,市販のデジタルカメラで撮影に成功しました。
禍転じて福となす。
KCG京都駅前校新館横の公園から撮影。
2009年7月22日11時13分
【入学しよう】
・サイエンス,天文学に関心のある方は,コンピュータサイエンス学系をお勧めします。
・すばる☆先生,castor先生がゼミを担当しています。入学して弟子入りしましょう。
本日は,大阪府立桃谷高校で歌姫のご招待で,Alice先生と飛行船の講義を高校生にしました。Aliceと歌姫は女性教員同士で,絶妙な息の合わせ方で,講義と実習は滞りなく進みました。昨年のSPPセミナーを思い出しますね。
午後は,新大阪のHERO
さんを訪問して,今年度のETロボコンとMDDの取り組み方について話し合いました。
ところで,今年もSPPセミナー(理数系指導力向上研修)を行います。みなさん,来てくださいね。オブ脳は,中国のマルチメディア教育の実態をお話ししますよ。
【参照】
京都情報大学院大学 | 2009/7/3 学校教員向け「情報」授業支援セミナーのご案内
学校教員向け「情報」授業支援セミナーを開催します | すえぴー日記