グラフ電卓で実験が出来るんです。現実世界のデータをデジタル化するのにはぴったりの装置です。なぜ本日これを紹介するのかといえば,MDDロボットチャレンジの今後のための測定装置をそろえる必要があるからです。
そんなことは置いておいて,実はKCGではむしまるさんの科研費で5セットほど購入したあるんですよ。すでに授業で使っています。
グラフ電卓本体とデータ収集機CBL2(いわゆるADコンバータ)とセンサーの3点セットで手軽に測定値のデジタル化ができます。
(注)ADコンバータとはアンログデータをデジタルデータに変換する装置です。
【参考】
機器関連図(グラフ電卓・データ収集機・表示装置)1
ちなみにCBL2(ADコンバータ)には温度センサー,光センサー,電圧センサーが付属しています。個人購入者には朗報ですね。ちなみに価格は以下のとおりです。
標準価格表(グラフ電卓・データ収集機・幾何ソフトCabri・数式処理ソフトDerive)<Naoco & TI>
通常の導入授業では超音波発信する距離センサーとの組合せでいろいろなグラフをつくるのが普通です。センサーには以下の物があります。
距離センサー ,音センサー,力センサー,圧力センサー,磁界センサー
温度センサー,光センサー,電流センサー,電圧センサー
加速度センサー25g,加速度センサー3-Axis
以下のセンサー情報も参考にしてください。
これについての実践授業書は以下にあります。このうちいくつかはKCGで実践済みです。
データ収集器 CBL2 アクティビティ