謹賀新年,第四の波! その12

IT業界激動の2010年でした。アルビン・トフラーの言っていた「第三の波」が終わり,ダニエル・ピンクのいう「第四の波」がやってきたことをひしひしと感じます。

★3つの危機
・アジア…もはや,中国はアジアではなく,東南アジアやインドなどの人たちに仕事を奪われますよということです。
・オートメーション…コンピュータでできる仕事は人間には仕事がありません。クラウドコンピューティングでサーバ管理者がいらなくなってきていますね。教科書読み上げるだけの授業では教師もおわりですね。ハーバード「白熱講義」はすごかったですね。あれくらいでないと人間として残れないですよ。
・豊かさaffluence…DVDでハーバード大学の講義が受けることができるんですよ。

★6つの感覚
 やはり,ものを売り込むにもプレゼンするにも6つの感覚が重要ですね。
・デザイン…これは設計も含めて、よいデザインが重要です。みんなが普通にDTPできる時代なんですよ。
・ストーリー…かならずストーリーがはっきりしている必要がありますね。UML書く場合も「シナリオ」を書いてユースケースを書きますね。
・調和(シンフォニー)…Adobe CS5って,シンフォニーの一形態ですね。個別ではなくシンフォニーなんですよ。だって,交響曲を楽章ごとに売ることはないですね。
・共感(エンパシー)…共感を得られるプレゼン,共感をえられる授業,共感をえられる商品やサービス。むずかしい!。
・遊び心…楽しく仕事。しかし日本人は仕事と遊びの区別をつける人が多すぎますね。
・やりがい…やりがいのある仕事なら給料が安くもいいのですよ。現在ではやりがいもなく給料の低い仕事,いやいや仕事があるだけまし。これではいけません。

 ということで今年のIT業界を予想しましょう!
クラウドコンピューティングがすすんで業界全体は,曇りから雨になるのではないでしょうか? 
 Office 2010やAdobe CS5などのスーパーソフトを完全に使いこなす人が現れて,ビジネスで成功する人が出てくるのではないでしょうか? これらは6つの感覚にすぐれていますので,第四の波にぴったりです。
 モバイル機器と電子書籍が結びついて,新たなビジネスが生まれるでしょう。とりわけ電子書籍は2014年までが勝負のようですね。
 ということで,私はここには含まれていない多言語化や国際化の方向性を探ります。特に中国語化の勉強にがんばります。

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