UMLロボコン

 ETロボコンは初めての大会のときにはUMLロボコンと呼ばれていました。

UML Forum/Tokyo 2002 : UMLロボットコンテスト
:: UML Forum/Tokyo 2003 ::

:: UML Forum/Tokyo 2004 ::

 オブ脳がこの大会に参加し始めたのは2004年です。情報処理学会のCE研究会のMLに情報が流れたんです。「UML」はオブジェクト指向,「ロボット」は電子回路,つまりアセンブラまたはCと思いこんでいましたので,何とも奇妙な気分でした。ところが,私の研究室(金沢の勤務先では3年次の冬から研究室配属です)に来たばかりの学生さんが,「先生,某企業がバックについてくれるので,出ないかとお誘いを受けました。」と言って来たのです。そこで早速チームを編成しました。
 しばらくすると,T社のFさん(笑顔がすばらしい)やE社のKさん,Hさんが大学に見学に来られました。そこで初めて「これは組込みのコンテストである」と知ったんです。「僕はハードウェア系ではありません。コンピュータグラフィックスやeラーニングが専門なんですよ。」というと,「まあまあ,オブ脳さん,そういわずにお仲間になりましょう。」と言ってこの業界に引き込まれました。あのとき,「ETロボコン」という名称だったら,私はこの業界には来なかったでしょう。
 現在,組込み系の人材不足は深刻です。本学大学院の修了者も組込み業界へ行きます。組込み業界の人材不足を解消するには,オブジェクト指向を用いて分析,設計,コーディングを行うしかないというスタンスがこの大会の趣旨です。ではオブ脳をめざして。

【ブログ内】
ETロボコンの準備@東京 その2
ETロボコン関西大会の説明会

【参考】
京都情報大学院大学 | オブジェクト指向システム設計…本学修了者は組込み業界にも対応できます。すごいですね。ETロボコン参加の大学生や専門学校生は大学院はうちに来ませんか?

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