理屈でわかる英語の発音―特有のイントネーションが身につくステップ80 (NOVA BOOKS)
昨日に紹介した英語の本は単語の読み方の本です。フォネティックスですね。
【ブログ内参照】
今年は語学教育から
本日紹介するのは,英語を文の単位で発音したときに,英語の単語の発音が変化することを述べた本です。とてもいい本なんですが,出版元のNOVAが解散したので今では古本を入手するしかありません。
この本のオススメは,第2章と第3章です。あとの章は受験英語の本でも書いてあることか,受験英語の延長で類推可能なことです。
第2章(弱音節がリズムのコツ)では助動詞,接続詞,代名詞,冠詞・前置詞の弱形の読み方について書いています。これはすごいです。
第3章(リズムの応用)では以下のような違いがあがっています。
the white house / the White House
a green house / a greenhouse
a driving force / a driving school
これらの違いは,前者は後半の名詞を強く読み,後者は前半を強く読むんです。理屈はあまり書いていませんが,いい内容です。オブ脳英語教室では理屈付きで例を出しています。
こういうことをきちんと高等学校で教えていないので,いつまでたっても英語が上達しないんですね。