Squeakプログラミング入門―オブジェクトランドへの招待
昨日の情報教育学研究会 IECの研究発表でもう一件あったのが,Squeakを用いた高大連携授業の実践です。Squeakは京都のアラン・ケイ プロジェクトで取り上げられている教育用プログラミング言語なんです。
「オブジェクト指向」ということで私は少し気になっていたのですが,「教育プログラミング言語を覚えてもそのあとで就職できるわけではない。」という思いからあまり気にしていませんでした。
昨日の発表で「これはすごい」と思いました。ビジュアル系のオブジェクト指向なんで,ゲームまで作れます。20年前のファミコンのゲームがサンプルファイルに入っています。
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私としては,オブジェクト指向の教育はグラフィックスとデータベースの2種類から入るべきだと思います。アメリカのオブジェクト指向の教科書ではグラフィックスとデータベースは当たり前なんですが,どうも日本ではそうではありません。どちらかというと,Javaを教えているんです。
興味のある方は試してみましょう。
ちなみに滋賀県の某私立中学校では中1でSqueakをやらせて,結構うまくいったようです。
【参考】
ようこそ、スクイークランドへ!
スクイークであそぼう【CD-ROM付】: 本: Thoru Yamamoto,阿部 和広
自由自在Squeakプログラミング: 本: 梅沢 真史