ETロボコンの歴史がある!

ロボットレースによる 組込み技術者養成講座

 ETロボコンの歴史そのものの本がでました。見所は第3章のC言語による実装でしょう。UML(オブジェクト指向)で設計しながらC言語で実装するわけですから,これは大変な問題です。その内実がかかれているわけですからすごい本です。また,モデル図の書き方も過去の大会で受賞したモデル図が掲載されているのでとても参考になります。
 来年出場する方は必読の書です。1チームに数冊はそろえるようにしましょう。

(注)技術教育認定講師のオブ脳は詳細に読んでいます。

===目次===
序章
動く化は面白い
1章 クイックスタート
1.1 プログラム開発の準備
1.2 ロボットを組み立てる
1.3 RCXをJavaで動かす準備
1.4 センサとモータを使おう

2章 モデリングと実装の基本
2.1 モデリングと実装の基本
2.2 UMLをちょっとお勉強
2.3 UMLモデリングツールを使おう
2.4 まずモデルを描いてみよう
2.5 よしJavaで実装しよう
2.6 さあ動かそう

3章 C言語による実装
3.1 開発環境設定(C)
3.2 スピード重視ならC

4章 開発の流れを体感しよう
4.1 要求定義
4.2 分析
4.3 設計
4.4 実装
4.5 テスト

5章 モデルの改善
5.1 モデルを改善しよう
5.2 ユースケース図(要求)の改善
5.3 クラス図(静的な側面)の改善
5.4 シーケンス図と状態図(動的な側面)の改善

6章 機能・性能向上のヒント
6.1 要素技術を理解しておこう
6.2 制御を改善しよう
6.3 難所を克服
6.4 JavaかCか

7章 歴史と実例に学ぶ
7.1 ETロボコンの歴史とコースの進化
7.2 これまでのモデルを振り返る

終章
すべての組込み技術者に

付録
ETロボコンの概要
ミニETロボコンをやろう!

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