動詞が目的語の後に置かれるような現代中国語は初級テキストにもよくあります。英語的な語順では、
我打开空调。wǒ dǎ kāi kōng tiáo(私はエアコンを入れた)
ですが、
我把空调打开。wǒ bǎ kōng tiáo dǎ kāi
のように、動詞の「打開」を後ろに持ってくることもできます。
ほかには
他洗了我的衣服。tā xǐ le wǒ de yī fu (彼は私の衣服を洗った)
→他把我的衣服洗了。
のように言い換えることもできます。なるほど、動詞が最後に来るのはおかしいと思っていましたが…
このように本来動詞は主語の次なのに、最後に移動することを「現在中国語のアルタイ語化」というようです。おもしろいですね。
以下のような文もあります。
我去图书馆看书。Wŏ qù túshūguǎn kàn shū. (図書館へ行って本を読む。)
【出典、参照】
中国人講師の説明 子欲居日記/ウェブリブログ
現代中国語のアルタイ語化の一例、動詞後置文の増加 子欲居日記/ウェブリブログ
中国語 – Wikipedia
【参考】
満州語 – Wikipedia