福建 第22日目 プリンタが来る

 福州市にいるのですが,大変なマンションの建設ラッシュです。自動車の台数はすさまじく,「中国=自転車」というイメージは,この町にはありません。主要道は片側4車線ですよ。1車線はバイク,自転車,一時停車用の自動車専用車線なんです。残りの3車線は意外に狭いです。堀川通りぐらいの幅です。
 宿舎の目の前にオフィッスがあるのですが,道路を渡るのが怖いので,遠回りして歩道橋を歩いています。月~木まで毎日夜の授業があるので,結構疲れます。特に木曜日は6時間授業があるので,金曜日は何もありません。そこでオフィッスへ行きます。ここへ行くと,ネットが使えないのですが,パソコンだけで授業の準備(といっても,中国語教科書の解読がメイン)をしていました。
 さて,日本にいる間に,書籍を画像にしてPCにいれておきました。念のため言っておきますが,書籍のコピーは個人利用であれば,著作権保護法には抵触しません。このことは,大いに成功でした。なぜなら,福州行きの飛行機の荷物制限は大変厳しいので,スーツケース20キロ,手荷物5キロという制限があるのです。手荷物はPCとそのほかケーブル類などを持てば,あっという間に5キロになります。スーツケース20キロも大変ですよ。何しろ,1キロ超過すれば2200円の超過料金です。えええ?
 こういう状態では,紙の辞書を持参することは不可能です。というわけで,私は紙の書籍は一切持参することができなかったのです。そのため,PCで本を読むのですが,目が疲れます。やはり,プリンタが必要ですので,頼みました。HP LaserJet P1007という機種が本日届きました。早速,ドライバーをインストールして,めでたしめでたしです。

HP-LaserJet-P1007-Printer

図 HP LaserJet P1007

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福建 第21日目

みなさん,お久しぶりです。オブ脳の記事がないので,様々なうわさが飛び交ったことでしょう。「20年前の北京での某事件を検索したので捕まった」とか,「Youtubeをブロックしているサーバをハックしたので捕まった」とか…
 いやはや,PCの調子が悪かったので,修復していたんですね。修復が完全でないうちにネットにつなぐのは,ウィルスがウジャウジャの中国では危ないんですね。

 さてさて,本日は,中文版Windows XPの画面をつけておきましょう。よくみるとおもしろいですよ。ところで,日本語を書くのがかなり億劫になりつつある今日この頃です。

中文版XP

図 中文版XPのデスクトップ(卓面)。「我的電脳」とかがなかなかいけますね。

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福建 第14日目

 しばらく,ブログを書いていませんでしたね。お久しぶりです。
 宿舎にいる間はネットがあるんですが,大学にいけば,自分のノートPCを接続できるところがありません。講義室のPCではネットはつながっても中国語でしか入力できませんね。これは困ったものです。
 google.co.jpをつかって,ローマ字を入力をして,

「もしかして ~」

 と表示される日本語をコピペして再度検索します。そうすれば,中国語OSでも日本語を入力したり,日本語を検索したりできます。我々は,そうして,wikipediaの日本語版から中国語版へ行くというやりかたで,講義を進めています。簡体字にも少し慣れましたね。でも発音できませんが…
 数字ぐらいは,中国語ですぐにいえますよ。
エレベータでボタンを聞かれても,「チー」とすぐに答えますし,買い物に行っても,いくらかわかるようになりました。
 
 中国で人気者の萃月憐先生は本日が最終講義です。学生たちは悲しみますね。萃月憐 もずっと中国におればいいのに思う今日このこごろです。

 おっと,そろそろ,昼の講義のために出かけます。夜は明日帰国する萃月憐先生の送別会です。ではでは。

 

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福建第10日目。Linux実習初回

 福建第10日目です。やっと,風邪が治りました。福建に来てから風邪薬を飲まなかったのは初めてです。爽快です。
 土曜日午前中のLinux実習が通訳者や受講生の都合で,月曜日の夜になったんです。それで,はじめてのLinux実習の日でした。
 久しぶりのemacsは緊張しましたね。emacsでCtrl+バックスラッシュで日本語変換が起動するのですが,中国語版Red Hatでも同様でしたね。emacs上で

涼宮春日
liang gong chun ri

と入力して見せると,学生たちは大いに盛り上がりましたね。emacsの課題は,「自分の名前とその読み方(ピンイン),好きなアニメの名前とその読み方(ピンイン)を書きなさい」としました。すると,

蜡笔小新
la bi xiao xin

と書いている学生が多いので,google中文版で調べましたよ。蜡笔はクレヨンですね。「小」は「~ちゃん」の意味ですから,「クレヨンしんちゃん」なんですね。

 ほかには,

水果籃子
sui guo lan zi

と書いている女子学生がおり,「水果」はとりあえず,画像検索で果物であることがわかったんです。そのあと,いろいろと検索して,「フルーツバスケット」というアニメであることがわかりました。ではでは。

【参考】
涼宮春日系列 – 維基百科,自由的百科全書
蜡笔小新 – 维基百科,自由的百科全书
幻影天使 – 维基百科,自由的百科全书

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福建第6日

 3月25日(水),福建第6日目です。本日は,ネットワーク学科(網絡)のLinuxの講義です。通訳者のことを考えて,教科書(もちろん,中国語)をみて授業資料を作るのですが,字が読めなくて大変です。解読する気分。

开发…開発
程序…プログラム

そして,多任務?なんですが,マルチタスクなんです。おもしろいですね。
風邪がやっと治ったようで,爽快です。

 では,本日はこれから夜9時まで授業です。
 

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福建 第5日目 ついに講義はじまる。

Flash動画制作のなかで,アニメを取り上げています。

【参考】
AnimeZ | AnimeZ

 福建師範大学にはたくさんのアニメオタクが生息しています。ゲームはあまりやらないようですね。では。

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福建第2日目,3日目 タクシーはこわい。

 遅ればせながら,2日目と3日目の報告を書きましょう。
3月21日(土),福建2日目。本日は,福州市の中心部へいって,お買い物です。
まずは通訳さんの同行で,タクシーで朝食を食べにいきました。ここで,ケータイを落としたことに気がつくのですが…

中国のタクシー 的士

図 福建のタクシーは格子があります。

 そのあと,電気店でLANケーブルを買いました。そして,ショッピングセンターへ行って,ちり紙と傘を買いました。
 福州市一番の本屋に行きました。日本のアニメ本もありましたよ。またタクシーに乗って,宿舎へ戻りました。このときのタクシードライバーがすさまじく速いんです。思わず,写真をとると,にらまれました。制限速度35キロの道で70キロですよ!!!
 

中国のタクシー 的士

図 制限35キロの道路で70キロを出すタクシー(的士)。写真を撮って,運転手ににらまれました。

 昼食は宿舎の裏の店で食べました。午後は安いケータイを購入するために放浪しました。その途中で,以下のような店を見つけました。

肯徳基=ケンタッキー
麦当労=マクドナルド

 16時半に宿舎に戻ったときにはぐったりして,そこで寝ました。風邪を引いたようですね。

 3月22日(日)は福建3日目。本日は,朝から郊外にある大学の方へ車でつれてもらいました。広いですね。
 昼頃に宿舎に戻って,疲れをいやすために寝ることにしました。ではでは。

【福建師範大学からKCGIへ入学しよう】
京都情報大学院大学 | 2009年度募集要項・入試情報
京都信息大学院大学 | 首页…中文

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福建4日目 実習環境を見学

 福建出張4日目。実は21日(土)の晩遅くから風邪を引きまして,昨日も昼からは寝ていました。本日は授業の打ち合わせを午前中に行って,すぐに学内の診療所で見てもらいました。血液検査も行い,伝染病への感染はなさそうでした。
 午後からは,ようやく大学の実習環境を見学しました。
 まずはFlashの方ですが,MX2004または8がインストールされていました。テキストは以下のものでした。

新编中文Flash8实用教程(21世纪高等院校计算机基础教育规划教材)/王环//李安宗-图书-卓越亚马逊

 LinuxはConnetix Virtual PCでRed Hat 9を起動するという構成でした。中国のLinux本を見ていると,このようにしてLinuxを扱うことが多いようですね。

【参考】
マイクロソフト、Connectix のVM テクノロジーを取得
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=92

 教科書は以下のものでした。これで一安心。

Linux系统应用与开发教程(计算机基础课程系列教材)/刘海燕 邵立嵩 荆涛-图书-卓越亚马逊

 漢字で書いてあるので,内容はなんとなくわかりますね。

【福建師範大学からKCGIへ入学しよう】
京都情報大学院大学 | 2009年度募集要項・入試情報

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福建に着きました。

 無事に福建師範大学に萃月憐先生と着きました。
 取り急ぎ。

福建師範大歓迎

図 歓迎パーティで出たビール

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なぜ,やる気を失わせるのか?

バカな人事 なぜ御社の人事は社員のやる気を失わせるのか?

 この本はみなさんの読んでもらいたい本です。仕事を一生懸命やれば,評価されるのは当たり前なんですが,人事制度で定められた評価軸にのっていない場合は,いくらがんばっても給与は上がらないのです。これは大変ですね。
 きめられた仕事をやっていれば人事評価があがるという基準では会社は発展しません。現実には,決められた仕事以上のことを評価しない人事制度がまかりとっているのです。
 さて,この本で扱われている人事評価はかなりまともなもので,現実には,社長や人事部長に気に入られているかどうかだけで給与が決まるような制度のところもあるようです。もちろん,こんな会社は「バカな人事」にすら到達しませんね。

【目次】
第1章 日本の会社の「人事」はここが間違っている
第2章 「公平な評価」が不公平を生み出している
第3章 社員として知っておかなければならないこと
第4章 「人事」の本当の目的とは何か
第5章 「人事」で会社のこれからが変わる

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