9時半始業の本当の第一時間目

このブログの名前通りの「オブジェクト指向」の授業をKCGで担当することになりました。実習室も確認していなかったので,少し早く行こうと思って,8時50分にE502に行きました。
 部屋の前には学生が数人,そしてドアに鍵がかかっていました。ええ…
 すると鍵を開けにある先生が来てくださいました。8時59分になっても学生は数人しかあらわれず,なにかおかしいぞと思いましたが,実は9時半始業でしたね。実は早くから来た学生も昨年度と同じのりで来たと言っていました。
 さて,オブジェクト指向の授業ではハーバート白熱教室のようにインタラクティブな展開をやってみました。学生さんは恥ずかしがってなかなか発言してくれません。授業終了後には数人の学生さんが寄ってきて,「なんとかついて行けた」と言ってくれてほっとしました。

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昨日は桜満開の入学式

 昨日は桜が満開の中で,kcg.eduグループの入学式が行われました。私は春の入学式に参加するのは3年ぶりです。大盛況でとても良かったですね(^o^)

kcg.edu桜

図 入学式

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IrFan Viewで書籍画像を閲覧

 自炊した書籍の画像はどのように閲覧すればいいでしょうか?
Office2003以後などをインストールすると,画像閲覧ソフトがあります。たとえばOffice 2010の場合ですと,同じ名前のソフトがあります。これは複数枚の画像をトリミングする場合はこれが便利です。しかし,全画面になりません。またお世辞にも表示が速いとはいえません。
 そこでよく使われるのがIrFan Viewです。

【ダウンロード先】
IrfanView 日本語版のページ

特徴は
・きわめて速い表示…ページをめくる間隔で画像を閲覧できます。
・全画面表示に対応…少しでも見やすくできます。

 全画面表示にするための設定です(図1)。

Irfan View

図1 [View]-{full Screnn]というメニューを選ぶか,Enterキーを押せば全画面になります。

 図2は全画面の様子です。縦方向900ドットのLCDの場合は,400dpiでスキャンした見開きB4画像は十分見ることができますね。

Irfan View

図2 IrFan Viewの全画面

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また揺れています!

 また地震が来ました。京都でもよく揺れますね。

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今日は学生と桜見物

  本日は,午後にゼミを行って,そのあと15時からN先生とcastor先生と学生とともに桜見物に行きました。
 まずは京大理学部の構内に入りました(図1)。
 そのあと農学部をとって湯川記念館の桜(図2)を見て,今出川通りに出ます。それから銀閣寺道をとって,哲学の道へいきました。そのあたり学生が疲れたようですので,引き返しました。1時間半ぐらいの散歩でした。

京大構内の桜

図1 京大理学部構内の桜。左の3人は福建師範大学から来た学生

湯川記念館の桜

図2 湯川さくら

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大学院の新入生歓迎会で伝説のカレーが復活!

 本日は,大学院の新入生歓迎会で伝説のカレーが復活しました。感動です。
 カレーという料理が知られていない中国から来た留学生は大喜びでした。「日本のカレーはおいしいです」

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京都駅前校で桜が咲きました。

 昨日,京都駅前校ではついに桜が開花しました。

kcg.eduで桜が咲いた

図 桜が咲きました。

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ドイツ語をはじめよう!

ドイツ語をはじめよう!

 ドイツ語をはじめようという人がいたので,この本をすすめましょう。
コラムがとても充実しています。
これも土曜日の古本屋で買いました。

【目次】
ドイツ語の発音
ワンフレーズ会話
会話への手引き
シチュエーション会話
文法チャート
索引 など

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古英語と中英語

古英語・中英語初歩

 昨日は百万遍の吉岡書店へ行きましたが,さらに購入した本がこれです。1800円で購入できました。これは超お得です。
 この本は,英語に格,性(gender),語尾屈折があった頃の古英語から始まります。昔の英語はドイツ語みたいに主格(1格),対格(目的格,4格),与格(3格),属格(2格)があり,動詞は文末におかれて,それ以外の語順は自由だったんです。
 ノルマン支配を受けて英語は大変化を遂げます。
 ドイツ語が得意な人は一度古英語をご覧ください。ネタとしておもしろいですよ。やはり格が存在する言語はいいですね。

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英語の構造

英語の構造―その奥に潜む原理

 今日は朝から接骨院通いです。左京区の高原町の接骨院で治療を終えてから百万遍の吉岡書店まで歩きました。そこで古本を何冊買いました。その一つがこれです。英語学の入門書です。こういうのをKCGでも授業してみたいですね。
 内容はだいたい知っている内容です。目次とコメントをあげておきましょう。

【目次とコメント】
1 英語から言語学へ(小野隆啓)
 これは言語学へのイントロダクションです。

2 音の構造(山根典子)
 言語学の三大柱の音韻論です。本書のなかにあるA Tip for Thinkingがなかなか役立ちますね。

3 語の構造(小野尚之)
 この章の内容は辞書にも書かれていない内容です。一読の価値があります。

4 文の構造(近藤真、藤本幸治)
 言語学の三大柱の2つめの統語論(シンタックス)です。俗に言う文法です。本書では生成文法が扱われています。

5 意味の構造(蔵藤健雄、田畑圭介)
 言語学の三大柱の3つめの意味論(セマンティックス)です。意味論が好きな人は統語論が苦手ですし,統語論が好きな人は意味論が苦手です。いわゆる理系の人は統語論,文系の人は意味論をそれぞれ好むでしょう。僕は意味論派の英語教師にはもう習いたくないんですね。できればKCG学生に統語論的な英語教育をしてみたいですね。

6 談話の構造(桐生和幸)
 この章は普通の教科書ではお目にかからないので一読の価値あり。

7 言語と社会(島田将夫)
 社会言語学。英語では使う階級によって言葉が違うと言われているので,重要ですね。

8 言語と心理(松岡和美)
 生成文法で言語を認知する過程を述べています。これもなかなかすごいですね。ちなみにp215に言語処理の流れがあります。

音の処理→語の処理→統語構造の処理→意味解釈→語用論的解釈

 となっていますが,これはコンパイラの処理過程に似ていますね。

字句解析(音,語)→構文解析(統語)→意味解析→最適化(語用論的解釈)

 日本の英語教育は字句解析の部分でぽしゃっていて,構文解析はまったくなく,意味解析を適当にごまかして,最適化はしないというのが,私の見方ですが,読者のみなさんいかがでしょうか?

9 英語の歴史(神谷昌明)
 英語の歴史が古英語からノルマン支配,母音の大移動まで書かれています。

【参考文献】
英語の音韻論の入門なら以下の本。
Amazon.co.jp: フォニックスってなんですか?: 松香洋子, 堀その子: 本→書評はこちらへ。フォニックス | オブジェクト脳@kcg

英語の生成文法に関しては以下の本。
Amazon.co.jp: 英語の構造 上 (岩波新書 黄版 133): 中島 文雄: 本
Amazon.co.jp: 英語の構造 下 (岩波新書 黄版 134): 中島 文雄: 本

【参考】
古英語 – Wikipedia
中英語 – Wikipedia
大母音推移 – Wikipedia

フォニックス | オブジェクト脳@kcg
語源が詳しい英英辞典 | オブジェクト脳@kcg
生成文法と漢字音に関する中国語学習書 | オブジェクト脳@kcg

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