昨日は宇治の研究所へ

 昨晩は科研費の書類作りで格闘していましたが,午後は京都大学の宇治の研究所へ行きました。以下の記事が参考になります。

植物の細胞壁

 KCGの学生といっしょに行きました。実はKCGの学生が植物の細胞壁のCGを描いているのです。植物細胞が成長する様子を細胞レベルでCGで描いているのです。すごいと思いませんか? KCGは京都大学の最先端の研究者のサポートをしているのです。その学生は「京大の研究室に出入りできるなんて光栄です。KCGに来てよかったです。」と言っています。
 さて,宇治の研究所に行ったのは13年ぶりで,どこに何があるのかよくわからず,大変でした。さんざん道に迷って,ようやく先生にお会いできました。KCGの学生は早速,先生に細胞のCGの動画を見せると,先生はご満悦でした。
 そのあと,学生と別れて,私は修士課程の時の指導教授(化学研究所)を訪ねました。13年ぶりにお会いしました。私の先生は修士課程の時は理学部の北白川におられたのですが,私が博士課程に上るときに宇治に栄転されたのです。私はついていかずに,吉田キャンパスの方へ進学したんです。
 久し振りにお会いして,13年前に比べてコンピュータの進歩によって研究スタイルがずいぶん変わったことを語り合いました。
 何が変わったかといえば,数値計算です。昔はよい近似計算をしないと計算が終わらなかったのです。今は下手な考えで近似する暇があったら,コンピュータにそのまま計算させた方が速いんです。そのため,分子シミュレーションのパッケージソフトまで出ています。
 とにかく,修士課程のときにコンピュータが苦手だった私がコンピュータで職を得たことに私の先生は驚いておられました。いやいや,コンピュータを勉強することが必要だと思えば,勉強できますよ。

【参考】
化学研究所

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