コンピュータに行動を読まれてたまるか!

 まずは以下のアニメをご存じでしょか?

ルパン三世 1st 第22話 「先手必勝コンピューター作戦 !」

 FBIからコンピュータが警視庁へやってきて,コンピュータの予測に基づいてルパン逮捕に乗り出そうというストーリー。そして,FBIからミスターゴードン氏がやってくる。「コンピュータに不可能の文字はない」と。  ルパン,次元,五右衛門は現金輸送列車を襲うが,行動はすべて読まれていて,次元と五右衛門は逮捕される。  次元と五右衛門を助けるために,ルパンはそのあと,コンピュータの本を読みあさって,コンピュータとは何かを勉強する。 「コンピュータは現在のところ,99%の確率で人間の行動を読み解く」という文面を読んで,ルパンはがっくり。ルパンの行動はすべてコンピュータに読まれているが,そこでルパンは気づく。「気まぐれ」はコンピュータに予測できないぞ。そして,見事に次元と五右衛門を救出するのです。

 さて,この話は私の心の中に深く刻まれています。たとえばエキスパートという乗り換え案内システムが出てきたとき,「ふふコンピュータよりも俺様の方が勝っているぞ」と思ったりしていました。

 先日,Facebookに眼球の動きと脳波を測定する装置が紹介されていました。これは大変だと思って,このルパンの話を思い出しました。コンピュータに行動を読まれてたまるかと。京都情報大学院大学の教員として誇りをもってコンピュータに負けない教育をしようと思います。やるぞ!

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