本日は久しぶりに高校訪問です。そう,SPPの報告書を配って回っているのです。さすがに,講義をした本人が配って回ると高校の先生方は恐縮されており,ありがたい限りです。
まずは,神戸の長田区内をまわり,兵庫区に入って,一校だけ通常の高校訪問をしました。そのあとはJR兵庫駅から移動して,東灘区内の高校を回って,最後は17時に母校について仕事は上がりです。
母校では,おもしろい企画について話し合いました。そして,母校では,おもしろい企画について話し合いました。そして,日本情報科教育学会など,情報教育系の学会における高校教員から見た不満をお聞きしました。なかなか,高校現場の苦労が忍ばれるようなことでした。
・得られた知見を共有する方法がない→学会誌が有料などの問題
・同じ問題が何度も話し合われるのは情報の可視化が行われていないからでは?
・情報教育のこうあるべきと言う「べき論」もいいが,明日の授業のことも教えてほしい。→両方のセッションをきちんと設けるべきでしょう。
・新しい情報技術を教員一人で追える範囲を超えているので,それを共有化する方法を考える。
・実は大学の先生も高校の先生もプロジェクトマネージメントの方法を知らないので,まずはみんなでプロジェクトマネージメントの方法を勉強しようではないか
・学会の会則に「運営方式は半年に一度は再検討して,同じ繰り返しの運営をしてはいけない」という決まりを作るべきだ。
などなど。バーチャル学会や研究会も必要なようですね。そういう点でIEC情報教育学研究会はうまい運営をやっていますね。
【参考】
マネージメントの勉強をしよう!
ストラテジ系知識の勉強のために
日本情報科教育学会シンポジウム
SPPと天文・情報