ビジュアルノベルに関する英語

Anime and the Visual Novel: Narrative Structure, Design and Play at the Crossroads of Animation and Computer Games

 先日のGCCEの論文を書くのに参考にしたのが,この本です。
 そもそも日本文化であるノベルゲーム(サウンドノベル,ビジュアルノベル)を英語で表現するなんて大変です。技術的な内容は概念が西欧から入ってきているので,英語に直すのは簡単ですが,サブカルチャーはそうはいきません。
 サブカルチャーを英語語りたい方は是非ともがんばって読んでみましょう。すぐに読みたい方は,電子書籍のKindle版をオススメします。

 Anime and the Visual Novel: Narrative Structure,Design and Play at the Crossroads of Animation and Computer Games: Dani Cavallaro: 9780786444274: Amazon.com: Books

【アニメならKCGI】
2012/09/14 一般公開講座「コンテンツ産業特論」 | 京都情報大学院大学
2012/09/14 一般公開講座「アニメ企画・製作・プロモーション特論」 | 京都情報大学院大学

comments

創立50周年記念講演会・東京サテライト開設記念

創立50周年記念講演会・東京サテライト開設記念

来年,本学は創立50周年を迎え,京都情報大学院大学は創立10周年を迎えます。このたび,東京サテライトも開設いたしました。
つきましては,下記のとおり東京にて記念講演会を開催いたします。皆様お誘い合わせのうえ,ぜひご参加ください。また,お知り合いの方にもご案内いただきますようお願い申しあげます。講演会後は,情報交換会(懇親会)も行います。ぜひご参加ください。

<記念講演会 ~人材育成の最先端~>

開催日:2012年12月1日(土) 13:30~16:00
会 場:東京プリンスホテル 高砂 (電話 03-5400-1121 )
講演終了後,情報交換会を行いますので奮ってご参加ください。

【講演Ⅰ】
森田正康 氏
演 題:
『これからのグローバル時代に活躍する人材になるためには何が必要か?』

講 師:
森田 正康 氏(京都情報大学院大学教授,㈱ヒトメディア 代表取締役社長兼CEO)

概 要:
インターネットがインフラとして当たり前になった今,社会で必要とされるためには知識だけでは通用しません。これからのグローバル時代に必要な人材になるために必要なポイントを講演します。

【講演Ⅱ】
二上貴夫 氏
演 題:
『モデル化と組込み開発の20年』

講 師:
二上 貴夫 氏(㈱東陽テクニカ)

概 要:
10年前からモデル駆動区型開発が盛んになり,少しずつ成果を上げてきました。
ここでは,モデル化が組込み開発にどのような影響を与えたのかを講述します。
あわせて,ロボコンで得られた知見なども述べます。

【講演Ⅲ】
岡本敏雄 氏
演 題:
『e-Learning の現状と将来 ~確かな学力の滋養と相互作用の重要性~』

講 師:
岡本 敏雄 氏(電気通信大学 学術院長,大学院情報システム学研究科長教授)

概 要:
10年くらい前はeラーニングを導入するだけで新鮮な感じがしたものです。いまや,eラーニングは当たり前になりつつあります。しかし,教育機関で全教員,全科目をeラーニングで実施しているところは少なく,企業内教育でeラーニングを利用していない会社もまだまだ多いのが実情です。この講演では,eラーニングでこれから何ができるのか,という未来を語ります。
最後に,eラーニングを効率的に活用している京都情報大学院大学の例を紹介します。

対 象:大学院修了生/京都コンピュータ学院卒業生,企業関係者,大学関係者
定 員:限定60名(お申し込みはお早めにお願いいたします)
参加費:3,000円(資料代,情報交換会の参加費を含む)

お申し込みは以下のサイトからお願いします。
{link=http://https://support.kcg.edu/elearningawards/entry_ja.cgi}{/link}

【出典】
2012/10/09 創立50周年記念講演会・東京サテライト開設記念 | 京都情報大学院大学

comments

幕張メッセの国際学会GCCE2012で

 本日はJ教授とdiscussionしました。
 サウンドノベルの紹介。
html5 + jsのヴィジュアルノベルエンジン sidenovelのデモ – YouTube
※選択肢はないが,「html5 + js」でゲームを作るスクリプトエンジン「sidenovel」の紹介。

ビジュアルノベルスタジオの解説 – ゲーム投稿サイト corokke
※「ビジュアルノベルスタジオ」というスクリプトエンジンの解説。
 ビジュアルノ別形式だが,ノベルゲームに必要な要素は全てある。
 ちなみに,実際にマウスでクリックしてゲームを進める必要がある(約5分)

 これはスクリプトエンジンの解説なので選択肢を選んでも文章がいくらか変化する程度だが,実際のゲームでは異なるエンディングに

comments

もうすぐ9月の終わり

 18日の卒業式も,25日の新入生歓迎会も記事にすることなく,9月ももう終わりです。22日~24日も東京にいたのですが…
 昨日はドット京都の勉強会。そのあとは実家に帰って,散髪にいって風呂屋に息巻いた。
 本日は午前中に京都へ移動。お昼は河原町三条のかつくらに行きました。午後は昼寝でした。夕方に,Oさんから電話があって,明日のミッションが…

 明日の夜から東京へ行きます。日本で行われる国際学会で発表です。

IEEE GCCE2012

comments

「インストラクショナルデザインの原理」を勉強する

インストラクショナルデザインの原理

 本日の夜は百万遍で,「インストラクショナルデザインの原理」をゼミ生とやっています。久しぶりですね。インストラクショナルデザインは。
 この本を全部読むのは大変です。だから,勉強会で以下の頁を解説しました。

■教授方略 Instructional Strategy

 まずは,ガニエの九教授事象
 1.学習者の注意を獲得する
 2.授業の目標を知らせる
 3.前提条件を思い出させる
 4.新しい事項を提示する
 5.学習の指針を与える
 6.練習の機会をつくる
 7.フィードバックを与える
 8.学習の成果を評価する
 9.保持と転移を高める

 続いて,5つの教授方略について語ります。
知的技能(手続き的知識)の教授方略
言語情報(宣言的知識)の教授方略
認知的方略(学習スキル)の教授方略
態度の教授方略
運動技能の教授方略
 
 これらの関係は,実は独立しているので,5×9の45のマトリクスになるんですね。

【詳細目次】
第1部 教育システム序論

 第1章 インストラクショナルデザイン序論
  インストラクショナルデザインについての
  基本的な想定
  学習についてのいくつかの原理
  学習の条件
  インストラクショナルデザイン(ID)の論理的根拠
  本書の構成
  要約

 第2章 教育システムの設計
  仮定
  基本プロセス:ADDIEモデル
  他の種類のモデル
  ISDプロセス 対 プロセスの表現
  要約

第2部 学習とインストラクションの基本プロセス

 第3章 インストラクションの成果
  ゴール・目標とインストラクション
  学習成果の5分類
  人間の能力の種類に着目したインストラクションの
  設計
  要約

 第4章 さまざまな学習:知的技能と方略
  学習成果を分類する必要性
  知的技能の下位分類
  認知的方略
  メタ認知
  学校の教科におけるさまざまな知的技能
  要約

 第5章 さまざまな学習:言語情報・態度・運動技能
  言語情報(知識)
  デジタル時代における情報から知識への変換
  言語情報の学習
  態度の学習
  運動技能の学習
  要約

 第6章 学習者
  学習者特性
  学習に影響を与える特性
  記憶の組織化
  スキーマ
  インストラクションの参加者としての学習者
  要約

第3部 インストラクションの設計

 第7章 パフォーマンス目標の定義
  期待を伝えるための目標
  目標の例
  計画段階での目標の利用
  要約

 第8章 学習課題の分析
  分析の範囲
  課題分析の種類
  知的技能の学習における前提条件
  学習課題分析と他の学習の種類
  統合されたゴール
  要約

 第9章 教授系列の設計
  コース編成の実例
  学習階層図と教授系列
  インストラクションの系列化のその他のタイプ
  複数の学習目標の統合
  要約

 第10章 9教授事象
  インストラクションの本質
  レッスンの中の教授事象
  要約

 第11章 テクノロジー・アフォーダンス
  デジタル時代の学習
  インターネットの衝撃
  学校学習におけるテクノロジー
  研修におけるテクノロジー
  研修技術の未来
  教授資源
  教授方略・メディア・実施方法
  学習のための認知的ツール
  要約

 第12章 単位時間ごとの授業設計
  レッスン計画とモジュール設計
  学習目標の系列化
  各学習成果のためのレッスン計画
  レッスン計画のステップ
  統合的なゴール:複数の学習目標のためのレッスン
  計画
  インストラクション開発の役割と活動
  要約

 第13章 学習者のパフォーマンス評価
  評価のタイプ
  アセスメントの方法
  パフォーマンス測定の目的
  目標準拠アセスメントのための手続き
  完全習得という概念
  目標準拠アセスメントの基準
  目標準拠測定の信頼性
  集団準拠測定
  要約

第4部 インストラクションの実施システム

 第14章 グループ学習における環境
  グループ指導の特徴
  2人グループまたは1対1における
  インストラクション
  小集団におけるインストラクション
  大グループにおけるインストラクション
  大グループにおけるチュータリングの特徴
  デジタル技術を利用した大グループの
  インストラクション
  要約

 第15章 オンライン学習
  インターネット
  オンライン学習の計画
  IDの方略
  学習管理システム(LMS)
  要約

 第16章 インストラクションの評価
  教育システム評価―5つのタイプ
  評価のタイプと判定のタイプ
  インストラクションの教材と活動に対する評価
  ISDプロセスの評価
  学習者の反応評価
  学習者の成績の測定
  教育プログラムの評価
  評価結果の解釈
  評価研究の例
  要約

【出版社の頁】
2573-6 インストラクショナルデザインの原理(北大路書房)…京都の出版社です。

【ブログ内参照】
IDゼミ 第2回

ガニェの本の日本語訳
ガニェの本 Principles Of Instructional Design
教授方略(Instructional Strategy)

【参考】
インストラクショナルデザイン

Gagne Learning

【インストラクショナルデザインがKCGIへ入学しよう】
eラーニングビジネスにおけるインストラクショナル・デザイン | 京都情報大学院大学

comments

データベース管理特論

Fundamentals of Database Systems

 来学期,データベース管理特論を担当することになりました。この本が参考書です。本日,前任の担当の先生からこの本をかりました。
 この中文版を図書室から借りました。

入学説明会 | 東京サテライト | 京都情報大学院大学
入学説明会 | 札幌サテライト | 京都情報大学院大学

comments

今日で八月も終わり

 今日で八月も終わり。
 昔は八月三十一日といえば,夏休みの最後。
 現在では,八月二十日ぐらいに夏休みが終わっています。
明日から九月。
今日はねます。

comments

リメディアル教育学会で立命館大学に来ています。

 昨日は,午前中は会議。午後から衣笠の立命館大学の学会に行っています。
まずは,もと京都市立堀川高校校長の荒瀬克己先生の講演を聴きました。メタ認知ができない日本人(大人も含めて)のことが印象的でした。そう,自分の常識の善意の押しつけが教育の悪になるのではないかと思った次第です。
 つぎに企業ブースをちょっと回りました。
 最後に,理数セッションに参加しました。私の後輩がすばらしい発表していました。大学の先輩が西宮の某私大で教員をやっていることを本人にお会いして知りました。
 懇親会に行きました。驚きは,熊本大学のクマ先生がこられていたのでずっとお話ししていました。私の院生のオクちゃんもクマ先生に会うことができてとてもよかったと行っていました。
 懇親会で京都市内の某出版社にドットkyotoの営業をしました。「.book.kyoto」とかどう? など言っています。
 
 本日は,朝は,百万遍に出勤。その後,立命館大学へ行きました。本日は企業ブースにいきました。驚いたことはたくさんあります。
 以下の企業は,日本の塾や出版の別会社なんですね。

ファカルタス
WAO
ピアソン

 答えは明日。

日本リメディアル教育学会第8回全国大会

図 日本リメディアル教育学会

comments

東京サテライトは「人類の歴史を変えた発明1001」

人類の歴史を変えた発明1001

 東京サテライトの本棚には興味深い図書がたくさん揃っています。そのひとつに,「人類の歴史を変えた発明1001」があります。1001 Inventions That Changed the World: Trevor Baylis, Jack Challonerの翻訳本です。
 この本の著者は物理学を専攻したのではないかと思われます。熱電対のゼーベックの話題や,大型ハドロン形加速器が取り扱われているからです。古代,ローマ時代~フランス革命,工業化時代,帝国主義時代,近代,第2次世界大戦前後,グローバル化時代,インターネット時代の8つの時代に分けている観点がとても面白いです。東京サテライトに来れば閲覧できますので,是非とも,お越しください。

目次
★第1章 古代の発明  
釣針・弓矢・レンガ・地図・灌漑・時計・クレーン・ゴムボール・パイプオルガン 等
★第2章 ローマ時代~フランス革命の発明  
走行距離計・糸車・紙幣・活版印刷・懐中時計・顕微鏡・機械式計算機 等
★第3章 工業化時代の発明  
 パンチカード・機関車・公共上水道・輸血・ダイナモ・ファクシミリ・空気タイヤ 等
★第4章 帝国主義時代の発明  
 カラー写真・機関銃・魚雷・製氷機・安全かみそり・電話・保育器・王冠 等
★第5章 近代の発明  
 指紋法・X線写真・アスピリン・電気掃除機・留守番電話・トラクター・洗濯機 等
★第6章 第2次大戦前後の発明  
 暗号記・テレビ・心臓ペースメーカー・エレキギター・ナイロン・DDT・電子レンジ 等
★第7章 グローバル化時代の発明  
 光ファイバー・国際単位系・ハードディスクドライブ・体外受精・レーザー 等
★第8章 インターネット時代の発明  
 インターネット・マイクロプロセッサー・PC・ペットボトル・人工皮膚・WWW 等
★用語解説 発明者名順索引

【原著の安いですよ】
Amazon.co.jp: 1001 Inventions That Changed the World: Trevor Baylis, Jack Challoner: 洋書 

【社会人なら東京サテライトへ入学しよう】
東京サテライト | サテライト | 京都情報大学院大学…入学説明会は9月8日,9日,23日の予定。4月入学者受付開始!

comments

入試はachievmentを見るもの?

 本日,IEC情報教育学研究会に来ています。「情報」の入試についての報告がありました。なんと,学力をachievement(いわゆる覚えたものの達成度をためす)とreasoning(論理力)に分けることができるそうです。これまで入学試験はachievementを試すものですが,「情報」の入試はreaoningになるので,入試としては不適切ではないかという意見もあるようです。
 まったくやってられませんね。いつもでも,「丸覚え,丸忘れ,丸はき出さし」の教育をしていていいのでしょうか?

comments