兵庫県とは

 兵庫県民としてのアイデンティティをここ数日調べていました。ようやくわかってきました。

1 播磨が兵庫県の中心であろう。
2 摂津の部分は播磨にくっつけたおまけであるが,これは神戸港を独立した港に育てるための措置であった。
3 日本一低い分水嶺(標高90メートル)が丹波にあり,そこを越えるようにすると瀬戸内海から日本海へ抜けることができる

 以上がその概要です。今後はこの概要を解説する予定です。

【兵庫県シリーズ】
大阪的な兵庫県–摂津その2
大阪的な兵庫県–摂津その1
神戸の次は兵庫です。
丹波西部は兵庫県?
但馬–神戸とは関係ないんです。
淡路–兵庫県です
兵庫県vs兵庫
兵庫,武庫,六甲–日本の地名 

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マインドマップを使った学習指導

 私はUMLを使った分析・設計手法に取り組んでいることはこのブログ記事の読者の皆さんはご存じのとおりです。そう,ただのプログラマ(an ordinary programmer)には興味がないんです。
 私は6年前にオブジェクトモデル(UMLの一部,クラス図)でインストラクショナル・デザイン(ID)をすることを提案する論文を書きました。当時の発想ではなかなか受け入れられにくく,査読がアクセプトされるまでは時間がかかりました。オブジェクトモデルでは垂直思考的なIDしかできないことには気づいていました。
 水平思考的なIDを表現する方法はないのかと探していました。翌年にオーストリアに行く機会があり,そこでKnowledge Managementという手法を知りました。これは将来のIDに使えるとすぐに思いました。この手法の表現方法をつかった検索エンジンに以下のものがあります。
KartOO visual meta search engine

 Knowledge Managementのような水平思考的なものを身近に表現するための方法として,最近マインドマップが注目されています。今朝,マインドマップを使った学習指導のページを見つけました。
わずか75日で合格!公立高校入試必勝マニュアル

 このページはかなり長いのですが,マインドマップはページのまんなかあたりに出てきます。日本の学校教育がいつまでも「用語や公式の暗記=左脳処理の酷使」であることに私は日々心を痛めております。みなさん,一度ご覧になってください。
 教科書に載っている問題が解けたという理由だけで「すごいんだ」という価値観の世界もマインドマップで征服できるということなんです。

【参考】
マインドマッピング – Wikipedia

京都情報大学院大学 | eラーニングビジネスにおけるインストラクショナル・デザイン
京都情報大学院大学 | インタラクティブ・コースウェア開発技法

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UMLモデルをどうやってC言語?

 ETロボコンは「UMLロボコン」と呼ばれていたように,UMLで設計して実装する必要があるんです。ところが,LEGOで利用できる言語がC,C++,Javaの3種類です。リアルタイム的な応答性を考えると,Javaは不利で,CかC++となります。UMLはオブジェクト指向による設計システムなので,手続き型のCへどのように落とし込めばいいのかが疑問になりますね。
 その回答には以下のサイトにあります。一度読んでみましょう。なかなか面白いですよ。
【参考】
UMLモデルをどうやってC言語に落とし込むか

【ブログ内参照】
ETロボコンの準備@東京 その2
ETロボコンの準備@東京

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関数の解説が多いPHP

基礎からのPHP [基礎からシリーズ] (プログラマの種シリーズ)

この本はamazonでは大変評判が悪いです。理由は「基礎からの」の部分が不適切だからです。たしかにそうでしょう。「基礎からの」ではなく「基礎をおえてからの」という方が正しいでしょう。
 この本のPHPに対するスタンスは「PHPは豊富な関数であり,不要にプログラミングするのではなく,関数を探すべきだ」ということです。なるほどと思います。PHPの関数でpdf作成できるなんてこの本で初めて知りました。本当の初心者は以下の本がいいでしょう。

【参考】
高橋 麻奈 (著) 「やさしいPHP やさしいシリーズ 」
ウェブプログラミング概論
京都情報大学院大学 入学説明会

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またもや高校訪問

 本日は雨の中,堺市内の進学校で有名な高校を訪問しました。なかなかアポが取れなかったんですが,とりあえず,行きました。20分ぐらい待たせていただいてやっとお会いできました。第2回SPPセミナーに参加された先生ですので,かなりの歓待ぶりでした。ここで1時間ぐらいお話しして,16時過ぎに電車に乗りました。
 阪和線に乗って,17時15分をすぎて和歌山に到着です。ここでまたKCGファンの先生懇親をしながらの訪問でした。「和歌山までようくぞ来てくださいましたね」と言って,またもや歓待ぶりです。20時35分発の紀州路快速に乗って,京橋経由で京阪電車に乗って帰ってきました。
 学校教員のみなさん,本学ではまたセミナーを行います。
【ブログ内参照】
情報倫理のセミナー

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担任ミーティング

 日付が変わりましたが,9日(水)は担任ミーティングがありました。自由な校風のKCGは,伝統的には学生の自主性を重んじつつ,昨今の世の流れの変化に基づいて「学生との関わり方を再認識しよう」という方針が確認されました。世の流れの変化とは私の考えるところでは以下のようなものがあります。

就職活動の早期化=卒業年度の前の年の1月から始まります。これは異常としか言いようがありませんが,産業界が優秀な人材を確保するために行っているので仕方のないことです。

・情報産業の多様化=これまでは,プログラミングさえできれば情報産業は良かったんですが,最近はITアーキテクト(設計できる人),プロジェクトマネージメント,ITストラテジスト(経営戦略立案者,CIO)など幅広い人材が求められます。

・学習環境の多様化=これは本学特有の問題かもしれませんが,eラーニングの活用などで対面でない授業が増えたため,それをフォローする仕組みが必要となりました。

 このように,昔とは違って授業だけ行って,「ああ,勉強したね」と先生が言う時代はすんだようにも思います。ある大先生が言っておられました。「授業が医師なら,担任指導は看護師みたいなもんです」と。なかなか言い得て妙ですね。

【参考】
京都コンピュータ学院 | オープンキャンパス
オープンキャンパス(体験入学)参加申込み -京都コンピュータ学院-

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大学院の新入生歓迎

 本日は大学院では新入生歓迎パーティがありました。例年はピザ,おつまみ,ビールですけど,今年はデザートに伝説のカレー
が出てきたんです。このデザートが出てきたおかげで,例年よりも2回生も1回生も留学生も教職員も親密な交流ができました。
 カレーは人類を平和に導くんですね。

【参考】
京都情報大学院大学 | 入学説明会4月29日です。

京都情報大学院大学 | 資料請求思い立った日が吉日です。早速資料請求をしましょう。

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UMLロボコン

 ETロボコンは初めての大会のときにはUMLロボコンと呼ばれていました。

UML Forum/Tokyo 2002 : UMLロボットコンテスト
:: UML Forum/Tokyo 2003 ::

:: UML Forum/Tokyo 2004 ::

 オブ脳がこの大会に参加し始めたのは2004年です。情報処理学会のCE研究会のMLに情報が流れたんです。「UML」はオブジェクト指向,「ロボット」は電子回路,つまりアセンブラまたはCと思いこんでいましたので,何とも奇妙な気分でした。ところが,私の研究室(金沢の勤務先では3年次の冬から研究室配属です)に来たばかりの学生さんが,「先生,某企業がバックについてくれるので,出ないかとお誘いを受けました。」と言って来たのです。そこで早速チームを編成しました。
 しばらくすると,T社のFさん(笑顔がすばらしい)やE社のKさん,Hさんが大学に見学に来られました。そこで初めて「これは組込みのコンテストである」と知ったんです。「僕はハードウェア系ではありません。コンピュータグラフィックスやeラーニングが専門なんですよ。」というと,「まあまあ,オブ脳さん,そういわずにお仲間になりましょう。」と言ってこの業界に引き込まれました。あのとき,「ETロボコン」という名称だったら,私はこの業界には来なかったでしょう。
 現在,組込み系の人材不足は深刻です。本学大学院の修了者も組込み業界へ行きます。組込み業界の人材不足を解消するには,オブジェクト指向を用いて分析,設計,コーディングを行うしかないというスタンスがこの大会の趣旨です。ではオブ脳をめざして。

【ブログ内】
ETロボコンの準備@東京 その2
ETロボコン関西大会の説明会

【参考】
京都情報大学院大学 | オブジェクト指向システム設計…本学修了者は組込み業界にも対応できます。すごいですね。ETロボコン参加の大学生や専門学校生は大学院はうちに来ませんか?

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ETロボコンの準備@東京 その2

 東京でETロボコン大会実行委員会の講習会が昨日から2日間あり,いま東京から帰ってきました。
 昨年度の講習会は講師は本部から来たのですが,今年からは地区大会ごとに講師を立てることになりました。関西地区と東海地区は本部から講師派遣を一切なしで行うことになっています。
 すでに関西地区では,「講習は独自路線」という暗黙の了解があり(さすがは関西),盛り上がりつつあります。講習は2つからなります。
* 要素技術教育
* モデリング基礎教育
そして,「モデリング基礎教育」の関西地区の講師は,実はオブ脳@kcgなんです。UML教育一筋のオブ脳の講義をお楽しみに。

【ETロボコン 関西地区予選の情報など】
ETロボコンの準備@東京
Amazon.co.jp: オブジェクト脳のつくり方―Java・UML・EJBをマスターするための究極の基礎講座: 牛尾 剛,長瀬 嘉秀: 本
オブジェクト脳

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秋葉原のサブカルの店

サブカルの店

図 ASO BIT CITY (LAOX)

 昨日は,ETロボコンの実行委員会の研修でしたが,本日も続きがあります。そこで昨日の晩はお茶の水に泊まりました。徒歩,15分で秋葉原ですので,散歩にでかけました。LAOXのコンピュータ書籍専門店がいつのまにか,ASO BIT CITYになっていました。しかも,サブカルチャーの店です。
 ゲームソフトは置いておらず,アニメのフィギュア,コスプレ衣装がおいてありました。秋葉原はコンピュータ街ではなく,サブカルチャーの聖地になりつつあるんですね。少し,がっくりです。

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