世界一わかりやすいプロマネ 第2版

世界一わかりやすいプロジェクト・マネジメント 【第2版】

 この本は"The Complete Idiot’s Guide to Project Management, 4th Edition"の翻訳です。原著では第4版です。著者も3人になっています。
 プロジェクトには5つのフェーズがあります。
・プロジェクト立ち上げフェーズ→パート2
・プロジェクト計画フェーズ→パート3
・プロジェクト実行フェーズ→パート4
・プロジェクト・コントロール・フェーズ→パート5
・プロジェクト終結フェーズ→パート6

 パート7は補足的な内容です。
 パート1はイントロにあたり,うまくまとまっています。

 第2章はプロジェクト・マネージャはリーダーとマネージャを兼ねると書いてありますが,これはやめましょう。ジョン・P. コッターの「リーダーシップ論―いま何をすべきか」を読みましょう。

【ブログ内参照】
リーダーとマネージャをわけよう! | オブジェクト脳@kcg

第3章は初版にも載っている名言集
【参照】
プロジェクト成功の12の黄金律 | オブジェクト脳@kcg
プロジェクト成功の黄金比 | 水と空気とウェブ。

1.成果物について合意を得る
2.最良のチームを育てる
3.しっかりしたプロジェクト計画書を作り、更新を怠らない
4.本当に必要な資源を判断する
5.現実的なスケジュールを作る
6.できる以上のことはやらない
7.常にヒトを大切にする
8.正式な支援を取り付け、継続して確認する
9.変更を躊躇しない
10.現状を周知する
11.新しいことに挑戦する
12.リーダーとなる

第4章はPMBOK準拠
1 統合(総合)マネジメント integration
2 スコープマネジメント scope
3 タイムマネジメント time
4 コストマネジメント cost
5 品質マネジメント quality
6 組織(人的資源)マネジメント human
7 コミュニケーションマネジメント communication
8 リスクマネジメント risk
9 調達マネジメント procurement
【PMBOK】
プログラムマネジメント? | オブジェクト脳@kcg

【詳細目次】
パート1 プロジェクト・マネジメントの威力
・第1章 プロジェクトを戦略と成果に結びつける
・第2章 プロジェクト・マネージャの役割
・第3章 ゲームのルール
・第4章 プロジェクト・マネジメントの9つの知識エリア
・第5章 始めが肝心

パート2 プロジェクト立ち上げフェーズ
・第6章 ステークホルダーを特定し,役割を決める
・第7章 プロジェクト目標を設定する
・第8章 リスクと制約条件を把握する

パート3 プロジェクト計画フェーズ
・第9章 WBS:本当にやるべきことは何か?
・第10章 ネットワーク図:プロジェクトをマッピングする
・第11章 所要期間を見積もる
・第12章 クリティカル・パスを見つけ,スケジュールのバランスをとる
・第13章 予算を作る
・第14章 強力なチームを作る
・第15章 資源を確保する
・第16章 すべてをまとめる:計画の承認

パート4 プロジェクト実行フェーズ
・第17章 正しい軌道を動き出す
・第18章 リーダーシップを発揮する
・第19章 効果を上げる組織
・第20章 実行指針
・第21章 コミュニケーションをとる

パート5 プロジェクト・コントロール・フェーズ
・第22章 スケジュールとコストを監視・コントロールする
・第23章 プロジェクト成果物を定常業務に移管する
・第24章 変更を取り込む
・第25章 品質をマネジメントする
・第26章 よくある問題には先取りして対処する

パート6 プロジェクト終結フェーズ
・第27章 最後の方は消灯を
・第28章 プロジェクトの事後の振り返り

パート7 プロジェクト・マネジメントの効果を上げる組織とソフトウェア
・第29章 プロジェクト・マネジメントを組織に浸透させる
・第30章 プロジェクト・マネジメント用ソフトウェア

【原著でKindleで読もう!】
Amazon.com: The Complete Idiot’s Guide to Project Management, 4th Edition eBook: Ph.D., Sunny Baker, PMP, G. Michael Campbell: Kindle Store

【プロジェクト学ぶならkcg.eduへ】
PMBOK第4版日本語版本日到着 | オブジェクト脳@kcg
京都コンピュータ学院 | 学校紹介 | KCGの特色 | プロジェクト演習
京都情報大学院大学 | プロジェクト管理技法

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ルール作りに関心のない日本人はITに不向きでは?

ずるい!? なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか (ディスカヴァー携書)

1 欧米人に論理的思考
 マイケル・サンデル教授の授業をDVDで受講して感動したのは,「文科系でも論理的」であることです。「ユークリッド原論」(いわゆる幾何学原論)の伝統のごとく,公理から定理を導き出すような明快さが,さすがは欧米文化を思わせます。

【ブログ内参照】
オブ脳とはアリストテレスの正義のこと | オブジェクト脳@kcg
NHK ハーバード白熱教室 DVD BOX が到着 | オブジェクト脳@kcg
【予約開始】ハーバード白熱教室 | オブジェクト脳@kcg

 ところが,公理や定理は一種のルール。日本人は公理は金科玉条のごとく考えるが,欧米人は公理も疑って,変更して新たに体系を作ることができますね。たとえば,「平行線は交わらない」という平行線公理を破って,「平行線が交わることもある」という非ユークリッド幾何学を創造した。地球上では,平行線である経線は北極と南極では交わりますよね。平行線公理を変更することよって新しい幾何学も生まれるのです。

2 F1,スポーツ,ビジネスはルール作りから
 人間同士の取引であれば,ルールを変更しながら進めることは当たり前。むしろ,ルール作りから勝負が始まっているのです。
 著者はホンダに勤務している会社員。1980年代にホンダがF1で「マクラーレン・ホンダのターボエンジン」で強かったのですが,FIAが1989年から「ターボエンジン」禁止をしたことも欧米人にルール作りの例としてあげてあげています。
【参考】
F1規約と統計: 1980-1989年 : F1通信

 オリンピックの各種目のルール作りのことは相当詳しく書かれています。ルール作りからオリンピック競技は始まっているのです。欧米人はルール作りに関心があるんです。

3 ルール作りに関心がない日本人
 日本人は「それはルールだから仕方がない」といいます。これはおかしいのです。理不尽なルールは変更するべきですが,日本ではルールを変更することができないルールを作っています。それくらい,ルール変更を嫌います。
 もうひとつ,ルールがなぜ作られたのかという理由を議事録などに残さないのです。これは,どうしようもないです。ルール作りをつくったら,「どういう根拠でこのルールを作ったのか」を明確に記録する必要があります。こうしないと,ITを用いたシステム設計ができません。日本のみなさん,いい加減,論理的になりませんか? このままだと日本は沈んでいきますよ!

4 ルール作りは官僚がするもの
 日本ではルール作りは官僚がするものです。政治家ですらルール作りが苦手で,官僚の作ったルールを政治家が承認している有様です。本書は,「ルールはお上がつくるもの」という考え方を卒業しましょうと訴えています。

5 ルールとプリンシプル
 ルールとプリンシプル(原理・原則)は異なると本書は述べています。言われてみれば,プリンシプルは公理にあたり,ルールはプリンシプルから導かれる定理みたいなもの。ところが,多くの日本人はプリンシプルとルールの区別もつかないので,本来変更するべきでないプリンシプルを変更したりするので,欧米人には理解不能とのこと。

本書p32によると,
・プリンシプル…考え方の同じ人や組織に発生。状況に左右されない。自律的。
・ルール…考え方の違う人・組織間の”決めごと”。状況に合わせて変える。他律的。

 これでわかりましたよ。ドイツでは考え方のしっかりしている人のことを「Dummkopf(石頭)」と言って,ほめ言葉なのに,日本では「柔軟性がない」とけなされるんですね。多分,ドイツ人は「プリンシプルを守る人がすばらしい」と考えるのですが,プリンシプルとルールの区別がつかない日本人では,そんなことは理解しがたいのでしょうね。
 なお,著者は以下の本も紹介しています。
Amazon.co.jp: プリンシプルのない日本 (新潮文庫): 白洲 次郎: 本

 最後になりましたが,金融庁のページをご覧下さい。論理的でない多くの日本人には理解が難しいでしょうね。

「金融規制の質的向上:ルール準拠とプリンシプル準拠」:金融庁

【ルール作りに関心ある人はKCGIへ】
京都情報大学院大学 | 入学説明会…2010年1月29日(土)・2月19日(土)

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日本の古代史に謎はない!

本当は謎がない「古代史」 (ソフトバンク新書)

 「世界各国の歴史を見るのと同じように、自然体で日本の歴史を考察してみると、「謎」といわれていることのほとんどは「謎」ではない。「古代史の謎」とされるものは本当に「謎」といえるほどのことなのか。いますべての真実が明らかになる。」というのが本書のスタンス。

特徴1 固有名詞と普通名詞
 「ひみこ」や「やまと」はこれまで固有名詞と思われていましたが,著者は普通名詞であると仮定して論を進めています。確かに,ヨーロッパの言語を勉強していいれば,Himikoなのかa himikoなのかで全く変わってきますよね。
 また「やまと」なんて地名はあちらこちらにあるんですよ。「やまたいこく」という名前すら普通名詞かも?

特徴2 日本人と日本語の期限
 弥生人というのが朝鮮半島からの渡来人。そのあと(孔子や始皇帝の時代),呉越地方(現在の中国で言えば上海から南部)から朝鮮半島に流れ着いて日本に来た人たちが日本人の起源であると推定しています。たしかに,そうかもしれません。北京や天津の中国人よりも,福建の人たちは日本人に似ています。

【ブログ内参照】
中国人を理解しないで生きていけない日本人 (ベスト新書)

 言語に関したは,スペイン語と英語の成立過程をあげて,「くに」の確立によって方言から国語になることあげています。日本語はピジン言語だったのを渡来人がまとめたクレオール語であると推定しています。
 ここまでをまとめると,日本語は朝鮮語の影響を受けて朝鮮語によく似た言語であるが,かなり異なっているという見解です。更に私の考察をすすめと,朝鮮半島経由で呉越地方の人が漢字もたらして,「呉音」と呼ばれる漢字の読みをもたらしたと思えば謎はすっきりします。

特徴3 歴史上の人物の持ち上げ方はプロジェクトXだ
 歴史書の書き方に関して,客観を重んじる現在の書き方ではなく,当時は「プロジェクトX」風に記述したのではないかと書いています。

特徴4 唐の落日が日本の古代の終焉である
 これも納得。私は中国に行くようになってから,「日本って,唐が終わってから,中国からあまり学んでいないのではなかろうか」と思い始めましたが,まさにその通りのようですね。中国は宋がモンゴル人支配の元になり,もう一度,中国人の国になっても,ふたたび,異民族支配の清になっていくんですよ。この課程で中華思想が熟成していくのですが,日本へは中華思想ははいってこないんですよ。日本と中国は似ているけど大きく異なる理由がわかってきました。

【目次】
第一章 「旧石器捏造事件」と「週替わり世紀の発見」の不思議

第二章 「神武東征」は記紀には書かれていなかった

第三章 機内勢力が筑紫に初登場したのは邪馬台国が滅びてから

第四章 『魏志倭人伝』を外交文書として読めば真実は明白

第五章 継体天皇が新王朝を創った可能性はない

第六章 中国の混乱と大和朝廷必死の外交戦略

第七章 「聖徳太子架空説」と「天武朝の過大評価」を嗤う

第八章 「唐の落日」とともに「日本の古代」も終わった

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日本人とは何かを考えてみよう!

日本が中国の「自治区」になる

 日本が中国に飲み込まれることを警告しています。私もそう思います。考えてみて下さい! 東アジアの人口比率を。
台湾人が1人,韓国人が2人,日本人が6人,中国人は60人
 大陸の中国人以外は,超マイノリティなんですよ!(アメリカ合衆国で黒人がマイノリティだといっても15%もいるんですよ) 漢民族って言うのは,「みんなお友達」という思想で,どんどん仲間を増やして大きくなってきたんです。これこそが中華思想なんです。
 一方,私が福建師範大学で教えている学生のかなりの人は,日本人に同化したがっているんです。そういう例外を除いて,中国の文化を日本へもたらす人たち多いことを本書は述べています。
 著者は,宮城県出身で交番勤務員,機動隊員を経て,北京語通訳捜査官,刑事として,警視庁本部,新宿,池袋など都内有数の繁華街を持つ警察署などに勤務した方。およそ1400人の中国人犯罪者や中国人参考人を扱い,勤続18年で退職して,現在では地方司法通訳,防犯講師として活動中。
 現在も外国人犯罪を国内・国外の視点から捉え,防犯を通じて日本に内在する問題を提起して活動しておられるそうです。Youtubeに動画があります。

YouTube – 【坂東忠信】日本が中国の『自治区』になる[桜H22/7/6]
YouTube – 【坂東忠信】元通訳捜査官から見た中国人犯罪の実態[桜H22/1/14]
YouTube – 【坂東忠信】中国・謎の感染病レポート[桜H22/6/7]

 内容は以下の通り。
・戸籍売買による「なりすまし」で入国。
・残留孤児関係者の9割は偽物。
・国籍法は“売国ビジネス”の温床。
・中国人犯罪者と闘った元通訳捜査官が見た、背筋が凍るヤツらの手口。

 また目次をあげておきましょう。

【簡易目次】
第1章 禍をもたらす中国人
(検挙不能な「なりすまし」どっちもどっちな研修生 ほか)
第2章 亡国を招く計画
(何がおきているのか 闇の法律—「改正」された国籍法 ほか)
第3章 “日本万災”状態
(先送りにされた老人介護問題 中華風「青年の主張」 ほか)
第4章 移民より難民対策が必要
(中国の社会問題と難民受け入れ 中国難民の流出シュミレーション ほか)
第5章 建設的移民拒絶論
(「人口減少に対応した経済社会のあり方」「低学歴・高学力社会推進計画」)

 実は第5章がすごいです。なんと日本の教育問題を改善することが提言されています。不要な大卒を輩出したから仕事はなく,外国人に単純労働を任せることになるんだと述べています。でも,産業のことは経産省なんで,文科省は出口の就職のことなんか考えないと反論されそうですが…

【出版社のサイト】
日本が中国の「自治区」になる <産経新聞社の本 +SANKEI BOOKS+>

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梅田にある日本最大のMARUZEN&ジュンク堂書店に行く

まず,場所は阪急梅田駅茶屋町口を出て,東へ歩きます。JR大阪駅や地下鉄,阪神からは遠いです。

MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店 MAP

 次にフロア案内もご覧下さい。

MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店 フロア案内のPDF

B1階はコミック。
1階は雑誌,新刊,話題書。これは定番。
2階は文庫,文芸,新書,文具。読書家の定番コースでしょう。神戸に本社のあるジュンク堂ですので,文具店はナガサワ文具なんですね。神戸文化が梅田へやってきたのですよ。ちなみに,丸善も京都から撤退しましたが,神戸にはあるんですね。これは大阪人からすれば,神戸連合に見えますね。
3階は地図。旅行書,実用書。ここはチェックしていません。
4階はコンピュータと社会。経営の本を少しあさりました。
5階は芸術と人文書。
6階は理工,医学,そして洋書。洋書の量はすごい! 数学や物理学の本の量がすごい! かつては京都の丸善ではこの程度はあったのですが,丸善が京都から撤退して以来,理工書の洋書を関西で立ち読みできなくなりましたね。梅田の紀伊國屋は少しはましでしたが…。コンピュータの洋書はどこなんでしょうか? なお,サンデル教授の本もありますよ。
7階は語学,学習参考書。京都BAL店のジュンク堂もここの7階には負けていないように思います。

 さて,1月4日の午後に行ったのですが,混雑はすさまじいですね。一階にしかレジがないのは,ジュンク堂池袋店と同じですね。しかし,これではレジが混みまくっていますね。この書店はニューヨークのBarnes & Noblesの影響を受けているように思います。映画「You’ve got mail」も想起させる雰囲気もありますね。
 ちなみにMARUZEN&ジュンク堂書店の1号店は渋谷に昨年9月にオープンしたそうです。機会があれば渋谷店も行ってみたいですね

MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店 MAP

 ジュンク堂と丸善のビジネス展開については以下の記事もご覧下さい。

【参考】
既存書店は大型化で生き残り 丸善とジュンク堂、1年半で10店  :日本経済新聞
ジュンク堂・丸善・図書館流通センターが経営統合へ DNP傘下に新会社設立 – ITmedia News

MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店
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謹賀新年,第四の波! その12

IT業界激動の2010年でした。アルビン・トフラーの言っていた「第三の波」が終わり,ダニエル・ピンクのいう「第四の波」がやってきたことをひしひしと感じます。

★3つの危機
・アジア…もはや,中国はアジアではなく,東南アジアやインドなどの人たちに仕事を奪われますよということです。
・オートメーション…コンピュータでできる仕事は人間には仕事がありません。クラウドコンピューティングでサーバ管理者がいらなくなってきていますね。教科書読み上げるだけの授業では教師もおわりですね。ハーバード「白熱講義」はすごかったですね。あれくらいでないと人間として残れないですよ。
・豊かさaffluence…DVDでハーバード大学の講義が受けることができるんですよ。

★6つの感覚
 やはり,ものを売り込むにもプレゼンするにも6つの感覚が重要ですね。
・デザイン…これは設計も含めて、よいデザインが重要です。みんなが普通にDTPできる時代なんですよ。
・ストーリー…かならずストーリーがはっきりしている必要がありますね。UML書く場合も「シナリオ」を書いてユースケースを書きますね。
・調和(シンフォニー)…Adobe CS5って,シンフォニーの一形態ですね。個別ではなくシンフォニーなんですよ。だって,交響曲を楽章ごとに売ることはないですね。
・共感(エンパシー)…共感を得られるプレゼン,共感をえられる授業,共感をえられる商品やサービス。むずかしい!。
・遊び心…楽しく仕事。しかし日本人は仕事と遊びの区別をつける人が多すぎますね。
・やりがい…やりがいのある仕事なら給料が安くもいいのですよ。現在ではやりがいもなく給料の低い仕事,いやいや仕事があるだけまし。これではいけません。

 ということで今年のIT業界を予想しましょう!
クラウドコンピューティングがすすんで業界全体は,曇りから雨になるのではないでしょうか? 
 Office 2010やAdobe CS5などのスーパーソフトを完全に使いこなす人が現れて,ビジネスで成功する人が出てくるのではないでしょうか? これらは6つの感覚にすぐれていますので,第四の波にぴったりです。
 モバイル機器と電子書籍が結びついて,新たなビジネスが生まれるでしょう。とりわけ電子書籍は2014年までが勝負のようですね。
 ということで,私はここには含まれていない多言語化や国際化の方向性を探ります。特に中国語化の勉強にがんばります。

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MathMLで未踏ユース

 MathMLで未踏ユースの費用をとっていることが判明ししました。

情報処理推進機構:未踏IT人材発掘・育成事業:2009年度上期 採択案件概要

 しかし,これって,私が何年も前から取り組んでいることです。しかも下のPDFは私のゼミで取り組んできたことそっくりなのに,引用していないのはちょっと考えものですね。

Web ブラウザで動作するIME 風数式入力システム「Suim」

 これが私のまとめです。どうか読んでください。

MathML最先端2008春

【suim関連】
学生起業家支援プロジェクト I-SHIN
MathML | オブジェクト脳@kcg

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情報授業支援セミナー

 情報授業支援セミナーおよびIECフォーラムが行われました。
森氏の「電子書籍と電子教科書」で,まずは盛り上がりました。

電子書籍のセミナー

図 森氏とすばる☆さん

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電子書籍をただでつくろう

 明日のセミナーでは電子書籍をただでつくる方法をAgent K先生が伝授してくれます。

sigil – Project Hosting on Google Code

【参考】
京都情報大学院大学 | 2010/11/08 12月25日,26日 学校教員向け「情報」授業支援セミナーのご案内

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MathML

 Firefoxのみの対応なんですが,数式を書けば,TEXやLatexへの変換ができるサイトがあります。

【Suim】
Suim – Web-based Input Method for Mathematics

 使い方は以下のところにあります。こんなのがあれば,数式コミュニケーションに使えますね。

Suim – 数式入力システム

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