但馬–神戸とは関係ないんです。

 私が金沢にいたとき,関西人に出会うと,「オブ脳さん,金沢ですね。日本海ですよね。カニ食べましょう。カニ!
 「金沢でカニはあまり食べないんですよ。」
 「ええ?」
 実は金沢ではあまりカニは食べません。金沢ではカニは高いんです。金沢の越前ガニはとれにくいので,なかなか食べられないんです。では金沢の方はどこへカニを食べに行くんでしょうか? 多くは能登半島へ行きます。 ほかにはなんと,但馬や丹後へ行くんですよ。やっぱり,但馬はカニなんですね。城崎温泉がありますよ。
 さて,この但馬も兵庫県なんです。但馬は鳥取県に近く,やはり「山陰」の文化ですね。県庁所在地の神戸市と何の関係もありませんよね。
 但馬地方の鉄道といえばJR山陰線です。山陰線は福知山-豊岡または城崎温泉間が電車ですが,豊岡から鳥取方面へはディーゼルカーなんです。また特急は京都行きまたは大阪行きが走っています。県庁所在地の神戸へ直接行くことができません。
 但馬地方の自動車のナンバープレートは「姫路」です。「神戸」ナンバーではありません。さらに,和田山というところから姫路まで播但線(播磨-但馬を結ぶ線)というJR線がありますが,この線を通って1日3,4本の特急はまかぜ大阪行きに乗れば神戸に行くことができます。
こんな状況でどうやって但馬は「兵庫県」だという意識がもてるでしょうか?
 但馬の中心は豊岡市です。豊岡には近畿大学豊岡短大があるだけで,大学はありません。
 以下に豊岡の時刻表をあげておきます。丹後半島(京都府)と結びつきが強い感じがしますよ。

【参考】
JRおでかけネット – 豊岡駅(兵庫県) – 時刻表
Yahoo!地図情報 – 兵庫県豊岡市中央町の周辺地図

comments

淡路–兵庫県です

 先週に兵庫県内の高校訪問へ行ってすっかり,兵庫県へスィッチがはいりました。海が見えるところはいいですね。

子午線の通る駅

  奈良県出身の方が言っていました。「はじめて新幹線に乗って東京へ行ったときは感動しました。世界はこんなに広いんだと。奈良県は四方を山に囲まれているので」という話を聞いて納得しました。
 さて,京都からJRで西へ向かうと神戸駅で東海道線から山陽線に入ります(何も変化はありませんが)。しばらくすると須磨付近で海が見えてきます。明石海峡大橋がみえるとその先に淡路島が見えます。
 淡路は「アワへの路(みち)」,つまりアワ=阿波なんですよ。そう,「淡路」は南海道なんです。四国へ通じる道です。だから,他府県の方は「淡路って徳島県ですよね」とおっしゃる方がおられますが,あながち間違いではないのです。
 ついでに須磨までは摂津です。須磨を越えると垂水区へはりますが,垂水区から西は播磨(「播州(ばんしゅう)」)なんです。播磨から西は山陽道です。
 須磨の語源は「摂津のスミ」が由来といううわさですがどうも,私自身はあまり納得しておりません。いづれにしても,明石海峡大橋は摂津,播磨,淡路の三国の境界になり,美しい瀬戸内海が見えるんです。

【参考】天文好き集まれ! 天文ワークショップ
京都情報大学院大学で,11月17日(土)に高校教員向け「情報」授業支援セミナーが開催されます。
淡路,十三,梅田–日本の地名

comments

兵庫県vs兵庫

 私は大阪市の病院で生まれて,兵庫県尼崎市,伊丹市で育ち,高校3年で宝塚市に引っ越したという兵庫県育ちなんです。他府県(このことばは関西人の言い方で,「県外」とはいわない)の方は兵庫県のことを「兵庫」という人がおられますが,その言い方はやめてほしいですね。「兵庫」は県名ではなく神戸市内のひとつの地名(区の名前)です。「兵庫県神戸市兵庫区」があるんですよ。
 兵庫県民には県民意識はないに等しいです。兵庫県育ちの私には「なぜ県単位でものをかんがえるのか」かが金沢に住むまでまったく理解できませんでした。私の住んでいた阪神地域からは他府県の大阪市は県内の神戸市よりも近いし,京都市は県内の明石市よりも近いし,滋賀県大津市でさえ,明石市なみに遠さなんです。兵庫県豊岡市から兵庫県宝塚市へ移動するためには京都府福知山市を通るため,県内移動が県内だけ完結しないのです。
 そもそも,兵庫県は摂津,播磨,淡路,丹波,但馬の5国からなります。それぞれがまったく地域特性が異なりますので,同一のわけがありません。
 Wikipediaには「兵庫県」のところに,「この県内風土の多様性により兵庫県民としての連帯感はそれほど強くなく、神戸市、姫路市、豊岡市、阪神地域に隣接する大阪市など、各エリアの中心となる都市圏に帰属意識を持つ。そのため、自らを「兵庫県民」と称することが少ない。県人会も各地方で別々となっている。」と記述しています。大変すばらしい記述ですね。

兵庫県 – Wikipedia

 自分の出身地または居住地を「XX県」と必ずつけるのは「滋賀県」と「三重県」で,千葉県民も奈良県民も単に「千葉」,「奈良」といいます。ちなみに関西の方には,私の出身地は「阪急平野」と答えています。

【ブログ内】
兵庫,武庫,六甲–日本の地名

comments

祝! 桜坂。さん,6万突破

 ついに桜坂。さんが6万アクセスを突破されました。最近,カウンタの上がり方が速いですね。どうも,このブログは外部で話題になってるようです。もし,KCG以外のかた,どうぞご遠慮なくコメントをお書き込みください。
 ちなみに16ビット(65536)まであとわずかです。10日以内ぐらいですね。

comments

ドリトルで音楽

 本日はIEC 情報教育学研究会に参加して発表してきました。ESS2007(Embedded Systems Symposium 2007)MDDロボットチャレンジの参加報告を発表しました。特に「ドリトルで飛行船をとばす」ということでお話しました。すると,来月の研究会ではなんと,「ドリトルで音楽教育」のお話が聞けるそうです。これはすごい。来月は12月9日(日)13時30分から,大阪梅田の関西学院梅田キャンパスです。忘年会もありますので,参加したい方は是非ともお越しください。
【ドリトルで飛行船】
11月祭は東京からも

【ドリトルで音楽】
CiNii – ドリトルと「情報教育の音楽化」
辰己丈夫の研究雑報: 「情報教育の音楽化」第1期の実証実験
カメ太の日記 – 「ドリトルで音楽」の授業
情報科教員MTのBlog:今日はプ会の6回目 – livedoor Blog(ブログ)

 ちなみに,ドリトルで音楽というテーマでなんとヤマハから助成金が出ているそうです。こんなところにも外部資金はあったのか思いました。

ヤマハ音楽支援制度|奨学金・助成金|財団法人ヤマハ音楽振興会

 そしてここで,本学のイベントの宣伝もしました。とくに「情報授業支援セミナー」は2名追加になりそうです。

【行事】
ワークショップ 君も社長だ!ビジネスカトレーニング
ワークショップ 天文好き集まれ!
11月17日(土)に高校教員向け「情報」授業支援セミナー

 もう1件,すばらしい企画があります。神戸大学で行われるゲーム学会全国大会です。今回はすばらしい方の講演が聴ける(見れるが正しい)です。ちなみに,ゲームコンペもありますね。

ゲーム学会

【参考】
ゲーム学会第5回合同研究会案内(京都情報大学院大学 百万遍キャンパス)

 それにしてもプログラミング言語「ドリトル」 – Dolittleは大ブレークですね。

comments

大学院生と伏見へ

伏見酒蔵

図 大倉記念館前でkcg.eduシャトルバスを降りる。

 本日は大学院のピーター・アンダーソン先生と交流会で,学生たちと伏見に遊びに行きました。写真はバスを降りたところです。ここは月桂冠つかったところで,大倉記念館といいます。ここで酒造りを見学した後は,きき酒です。とてもおいしい日本酒です。日本酒から作ったワインもおいしいです。こちらの赤い色は紫キャベツで着色したそうです。お酒好きの某先生はニンマリとして早速お土産をご購入されました。
 そのあとは伏見稲荷大社へ行きました。私は10歳のときに祖父に連れられてきて以来でした。名物の雀の焼き鳥食べましたが…
 そして夕方前に百万遍に戻りました。そして,Wiiのスポーツ大会が始まったのです。私は科研費の書類を書く予定だったのに思いつつ参加しました。
 楽しい大学院のキャンパスライフですね。

【参考】
知る・楽しむ 月桂冠大倉記念館 月桂冠
伏見稲荷大社…御神楽がきこえますよ。
京都情報大学院大学 | 資料請求…入学したいと思った時が勉強したいときです。

comments

外部資金の投入

 高等教育機関はどこも第3者評価の一貫として外部資金の導入に力を入れています。かつては外部資金の投入というのは,学校への寄付行為としかとらえられていなかったのですが,現在はそうではありません。学外評価を高めるための行為なんです。
 外部資金を民間企業から得る場合のメリットは,学校側からは学生の就職先の確保であり,企業側からは優秀な学生の確保となるわけです。オブ脳のMDDロボットチャレンジはこのタイプです。

【参考】
MDD 飛行船とドリトル

 2つめは研究費などをとってくるタイプです。本学大学院の教員は科学研究費を申請することになります。KCGの先生でも科学研究費(奨励金)という区分に応募することができて,本学でも既に実績があります。その一つで天体望遠鏡を購入しました。
【参考】
天好き集まれ! 天文ワークショップ

 最近は研究以外にも補助金があり,サイバーキャンパス整備事業や「SPP及び理数系教員指導力向上研修事業」などでも実績があります。
【参考】
日韓サイバーキャンパスの構築 (京都情報大学院大学)
11月17日(土),高校教員向け「情報」授業支援セミナー

 3つめは本学以外の機関が資金提供して行っているプロジェクトに本学が参加するタイプがあります。この場合は本学へは外部資金は導入されなくても実質的には本学からの財政負担はないので,プラスになっていると考えるべきです。たとえば,昨日紹介した植物細胞のCGは京都大の教員がとった科学研究費でありますし,「セカンドライフと京都産業21」は民間企業と財団法人京都産業21からの負担です。また本学が会場提供してきた各種のセミナーや研究会もこれに類似するともいえます。
【参考】
昨日は宇治の研究所へ
セカンドライフと京都産業21

 本学でも産学連携を強化するべきだと考えておりますが,ソフトウェア産業は守秘義務が多すぎて,産学連携は難しいのが現状です。MDDロボットチャレンジのように,ハードウェア系の場合は機材の費用の負担などで本学と連携しやすいですから,やりやすいかと思います。あとは,本学にeラーニング教材の開発を依頼することも考えれます。eラーニングワールドへの出展もその一環です。KCG卒業生で活躍している皆さんからご意見いただければ幸いです。
【参考】
eラーニングワールド2007 出展社一覧
 
 それにしても,現在も科研費の申請を必死で書いています。みなさん,がんばりましょう。

comments

昨日は宇治の研究所へ

 昨晩は科研費の書類作りで格闘していましたが,午後は京都大学の宇治の研究所へ行きました。以下の記事が参考になります。

植物の細胞壁

 KCGの学生といっしょに行きました。実はKCGの学生が植物の細胞壁のCGを描いているのです。植物細胞が成長する様子を細胞レベルでCGで描いているのです。すごいと思いませんか? KCGは京都大学の最先端の研究者のサポートをしているのです。その学生は「京大の研究室に出入りできるなんて光栄です。KCGに来てよかったです。」と言っています。
 さて,宇治の研究所に行ったのは13年ぶりで,どこに何があるのかよくわからず,大変でした。さんざん道に迷って,ようやく先生にお会いできました。KCGの学生は早速,先生に細胞のCGの動画を見せると,先生はご満悦でした。
 そのあと,学生と別れて,私は修士課程の時の指導教授(化学研究所)を訪ねました。13年ぶりにお会いしました。私の先生は修士課程の時は理学部の北白川におられたのですが,私が博士課程に上るときに宇治に栄転されたのです。私はついていかずに,吉田キャンパスの方へ進学したんです。
 久し振りにお会いして,13年前に比べてコンピュータの進歩によって研究スタイルがずいぶん変わったことを語り合いました。
 何が変わったかといえば,数値計算です。昔はよい近似計算をしないと計算が終わらなかったのです。今は下手な考えで近似する暇があったら,コンピュータにそのまま計算させた方が速いんです。そのため,分子シミュレーションのパッケージソフトまで出ています。
 とにかく,修士課程のときにコンピュータが苦手だった私がコンピュータで職を得たことに私の先生は驚いておられました。いやいや,コンピュータを勉強することが必要だと思えば,勉強できますよ。

【参考】
化学研究所

comments

帰ってきた弟

 私は父や母や弟と家にいました。なぜか弟の友人たちも来ていました。母が弟に「どこに行っていたの? 帰ってきたの」と言って食べ物を与えていました。私は弟に言いました。
オブ脳:あれ,お前,どうして帰ってきたんだ? 死んだんじゃなかったのか?
弟:神様がコンピュータで体を作ってくれたんだ。
オブ脳:お前,いつまでそこにいるんだ?
弟:うーむ,よくわからん。
 そして,目が覚めると朝だったんです。今日は弟の命日であることを思い出しました。
 それにしても「コンピュータで肉体をつくってくれた」なんていう夢を見るあたりは,いかにもオブ脳らしいと言われるでしょう。とにかく,弟は5年前のこの日に突然原因不明のまま神のもとへ召されました。今日はお墓参りでも行ってきます。

comments

日本最初の時計

日本最初の時計

日本最初の時計。明石天文台の前にて

 昨日は歩き疲れました。それでも,仕事の帰りに,柿本人丸(柿本人麻呂)を祭る柿本神社(かきのもとじんじゃ),子午線の通る駅を見学できたことはうれしい限りです。それよりも本学はコンピュータ教育の先端を行っていることを知っておられる方が兵庫県に多いことを再確認できたのがうれしい限りです。
 写真は日本最初の時計です。

【ブログ内】
子午線の通る駅
明石は情報教育の中心

【参考】
天文好き集まれ! 天文ワークショップ
京都情報大学院大学で,11月17日(土)に高校教員向け「情報」授業支援セミナーが開催されます。

comments