ゲーム系ワークショップの案内

 お待たせしました。ようやく,ゲーム系ワークショップの案内がでました。
11月3日13時からです。定員がございますので,できるだけ事前にお申し込みください。

第5回ワークショップ

【ブログ内参考】
ゲーム業界でも「卒業生が最先端」…桜坂。さんの記事などへのリンクがあります。

【KCGの教育内容などについて】
メディア情報学科 ゲーム開発コース 3年課程
ゲーム開発科 2年課程
情報学科 コンピュータアミューズメントコース 4年課程高度専門士
ゲーム学会 第5回合同研究会

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リーダシップセオリーは鞍馬の火祭で

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図 鞍馬の火祭(由岐神社前)

 18持すぎに駅前校を出て出町柳に向かいました。バスで行くと乗り遅れそうなので,JR奈良線で東福寺までいくことにしました。18:24発の城陽行きで東福寺に18:26に到着しますが,目の前に各駅停車の出町柳行きを見過ごして,18:38発の準急三条行きに乗車して,三条で特急に乗り換えて19時前に出町柳につきました。
 大学院生は19:00に出町柳集合と聞いていましたが,誰も見かけません。とりあえず,乗車券を買って,乗ることにしました。19:12発の鞍馬行きは混んでいるので,19:07発二軒茶屋行ききららに乗って,終点で鞍馬行きに乗り換えました。鞍馬につくと大学院生たちはたくさんおり,火祭を見学しました。
 大学院のリーダーシップセオリーは鞍馬の火祭りで行われたのです。
 帰りは20:45発の電車で帰ってきました。楽しかったですよ。明日は比叡山ですね。

【ブログ内参考】
鞍馬の火祭

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生駒山をトンネルで抜けて

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図 床付近の壁がラウンドしている近鉄奈良・京都線の車両。生駒山トンネルに由来。

 阪神間を路面電車で開業した阪神電気鉄道(1905年),箕面有馬電気鉄道(現在の阪急宝塚線,1907年),京阪電気鉄道(1910年)の成功をうけて,大阪~奈良間に路面電車で電気鉄道を開業しようと機運は当然高まってきました。すでに存在する各電鉄路線とは異なり,大阪と奈良の間に生駒山という山がそびえており,直線では結ぶことは困難であることは明白でした。当時すでに,関西鉄道(のちの国鉄関西線,現在のJR大和路線)が大和川の川沿いを経由して大阪~奈良を結んでいたが遠回りでした。大阪~奈良の直線距離では阪神間ぐらいの距離つまり30キロぐらいなので,生駒山にトンネルを掘って結べば勝算はあるように見えました。
 大阪電気軌道(大軌)は1914年に生駒山にトンネルをくり抜いて現在の近鉄奈良線を開業したんです。大阪市内と奈良駅周辺だけが道路上に存在した路面電車です。阪神間と異なり,奈良という人口の少ない地域を走るため,経営は困難を極めたそうです。その後は畝傍線(現在の橿原線),八木線(現在の大阪線の布施~八木)を開業して,奈良県から伊勢を目指す拡大路線を続けたのです。箕面有馬電気鉄道が沿線開拓に力を入れてきたのに対して,大軌はあくまでも「鉄道中心」の拡大経営をしたんです。まったく対照的です。
 大阪線(八木線)は生駒山の大和川付近(二上)をうまく越えてトンネルを避けたんですが,奈良線は生駒山があるため,トンネル断面積の都合で小型の車両しか通れなかったのです。そこで,奈良線の車両を大型化するときに,床面積は小さくしたような車体をつくったのです。そのため,奈良線(京都線・橿原線も含む)は床付近の壁はラウンドしています(主として8000, 9000番台)が,大阪線はまっすぐな車両になったんです。奈良線と大阪線の車両の違いは1990年代前半まで続きますが,現在では近鉄は全社的に床付近の壁はラウンドしています。これは車体が広くなるからこのような構造を採用しています。

【参考】
川島 令三,「全国鉄道事情大研究〈大阪都心部・奈良篇〉」

【鉄道シリーズ】
阪急宝塚線,開業100年
名古屋までいく予定だった阪急京都線
パイオニア精神,阪神電車 2–鉄道
パイオニア精神,阪神電車–鉄道

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昔の地図を見るサイト

 MDDロボットチャレンジも終わりましたので,いよいよ鉄道の記事を書こうかと思います。それで探しておりますとおもしろいサイトを見つけました。昔の地図のサイトです。

Old Map Room

 このサイトでは同地点の明治,大正または昭和戦前,昭和戦後(高度成長期前),平成の各時代の地図を掲載しています。一度ご覧ください。

【参考】
日本地図センター
電子国土ポータル
2万5千分1地形図の作成(国土地理院)

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グラフ電卓で実験

 グラフ電卓実験が出来るんです。現実世界のデータをデジタル化するのにはぴったりの装置です。なぜ本日これを紹介するのかといえば,MDDロボットチャレンジの今後のための測定装置をそろえる必要があるからです。
 そんなことは置いておいて,実はKCGではむしまるさんの科研費で5セットほど購入したあるんですよ。すでに授業で使っています。
 グラフ電卓本体データ収集機CBL2(いわゆるADコンバータ)とセンサーの3点セットで手軽に測定値のデジタル化ができます。
(注)ADコンバータとはアンログデータをデジタルデータに変換する装置です。
 
【参考】
機器関連図(グラフ電卓・データ収集機・表示装置)1

データ収集器 CBL2 概要 

 ちなみにCBL2(ADコンバータ)には温度センサー,光センサー,電圧センサーが付属しています。個人購入者には朗報ですね。ちなみに価格は以下のとおりです。

標準価格表(グラフ電卓・データ収集機・幾何ソフトCabri・数式処理ソフトDerive)<Naoco & TI>

 通常の導入授業では超音波発信する距離センサーとの組合せでいろいろなグラフをつくるのが普通です。センサーには以下の物があります。
距離センサー ,音センサー,力センサー,圧力センサー,磁界センサー
温度センサー,光センサー,電流センサー,電圧センサー
加速度センサー25g,加速度センサー3-Axis

 以下のセンサー情報も参考にしてください。

グラフ電卓・数式処理電卓・データ収集器 センサー 

 これについての実践授業書は以下にあります。このうちいくつかはKCGで実践済みです。
データ収集器 CBL2 アクティビティ 

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なぜ浮かないのか?

 MDDロボットチャレンジ2007から夜行列車「急行銀河」で今朝帰りました。かえってすぐに,オープンキャンパスで出勤です。
 18日(木)にあれほど,順調に飛行していた飛行船は,19日(金)の午前の競技ではうかなかったのです。そして,午後の競技ではなんとか浮いたものの,上から吹き付ける下降気流にじゃまされて浮きにくかったんです。
 19日には競技会場と飛行船の調整室は別になっており,部屋の温度は両者で3度以上の開きがあります。これでは1グラム以上の浮力の違いが出てきます。
 多くのチームが飛行船が浮かなかったのです。「これはソフトウェアの大会ではない」とクレームを言う者がおれれば,大会審査委員のお一方は「温度もチェックしないのは,チャレンジャーの考慮不足」とのご発言もあり,物議を醸しております。
 いずれにしても来年にむけての改善案を提案しておきました。
 では,チャレンジャーのみなさん,本日はゆっくりお休みください。

【参考】
明日はMDDロボットチャレンジ2007,出陣直前
MDDロボットチャレンジ2007,いざ出陣
MDD 空飛ぶカメ太君

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明日はMDDロボットチャレンジ2007,出陣直前

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図 21世紀出陣弁当

 14日(日)はKCG学生2名,大学院2名,オブ脳が徹夜をして,設計図面や仕様書を完成させて15日(月)朝に提出しました。
 15日(月)の夜はみなさんよく寝ました。 
 16日(火)の夜はポスターの制作でシュウちゃんとオブ脳は徹夜して制作しました。
 17日(水)の昼に鴨川校でポスターを印刷させていただきました。ありがとうございました。オブ脳は17日早朝のN700で東京に来て高校訪問,大学訪問,セミナー参加でした。
 17日(水)の夜はcastor先生のもとで,クニちゃんとシュウちゃんの2名の大学院生がほぼ徹夜をして,18日の早朝に東京へ出てきました。二人は「21世紀出陣弁当」を朝食に食べたそうです。ブログのネタにこの写真を頂きました。
 18日本日は飛行船の調整です。やはり,現場は百万遍とは異なります。風がどちらを吹くのか予測不可能です。風が吹けば制御が難しくなりますので,風が吹かないことが望ましいのです。微風大敵といいます。
 19日明日はいよいよ本番です。無風でありますように願っています。学生たちは現在最終調整中です。場所は日本科学未来館です。

【参考】
MDDロボットチャレンジ2007,いざ出陣
MDD 空飛ぶカメ太君

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サボテンとクレーター

MDDtest

図 kcg.eduヒーロー号が飛ぶ

 ただいま,飛行テスト中。サボテンがありますね。クレーターに着地すればいいのです。続きはまたあとで。

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阪急宝塚線,開業100年

阪急電車青春物語

 10月19日に阪急宝塚線が開業100周年を迎えます。宝塚線が一番初めの開業ですので,阪急電車の開業が100周年です。
 阪神のおとらず,阪急のパイオニア精神は有名です。阪神電車が大阪と神戸という2大都市を結ぶので,開業前から勝算があったのに対して,大阪と有馬・箕面を結ぶ鉄道(結局は大阪-宝塚と石橋-箕面の開業)は人口希薄地帯でとても採算がとれる見込みはなかったのです。そんなとき,うだつの上がらない銀行員だった小林一三氏が,「大阪で鉄道事業をやってみないか。社長になれるぞ」という言葉だけでやってきたのです。小林一三は考えました。「工場の煤煙ですみにくい大阪市に住むのではなくて,空気のきれいな大阪の郊外に電車で大阪市内に通勤すればいい」という新しいライフスタイルを提案したんです。大阪から約15キロ離れた池田に住宅地を開拓して,電車で通勤というスタイルをつくったのです。
 この本はこのような阪急電車の黎明期について書かれた本です。関西の大手私鉄五社の創設者でただ一人有名なのが小林一三です。多角経営の見本みたいな方です。
 ちなみに,カレーライスを発明したのも小林一三です。特にカレーにラッキョや福神漬けを付け合せるというアイデアは小林一三のアイデアなんです。

 なお,私は17日からしばらくは東京出張ですので,ブログが更新されないかもしれませんが,できるだけがんばって報告します。

【鉄道シリーズ】
名古屋までいく予定だった阪急京都線
パイオニア精神,阪神電車 2–鉄道
パイオニア精神,阪神電車–鉄道

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MDDロボットチャレンジ2007,いざ出陣

 今,最終調整中です。
 
 18日は大会会場で最終調整です。大学院生は早朝から東京へ向かいます。KCG学生は夕方から東京に行きます。
 19日は大会本番です。9時開始。
 ビデオ映像を公開しました。

MDDロボットチャレンジ2007の映像(Quick Timeで見てください。)

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