eビジネスの最新情報

 以前に「eビジネス最新の教科書」という記事で「eビジネス教室」という本を紹介しました。この本では「情報通信白書」の平成18年度版をもとに書いています。本日時点では,平成19年度版が出ています。340ページもあるんです。みなさんも最新の情報を以下から手に入れて読んでみるといいでしょう。

【参考】
総務省:情報通信統計データベース:情報通信白書
Web2.0への道 (Impress Mook)
Web2.0の論文

【KCGI】
京都情報大学院大学 | eコマースの諸手法
京都情報大学院大学 | 入学説明会
…今年は入学者が殺到しそうですので,早い時期にお越しください。

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大盛況のCE94

CE94

図 やはり飛行船がうけています。

 情報処理学会(CE94)が進行中です。やはり,飛行船は大うけです。ドリトルの評価も鰻登りです。
 参加者数も50名程度で大盛況です。そして,KCGIのパンフレットは飛ぶように皆さんが持って帰る先生が多数です。本学からの研究発表が質がよかったようで,多くの先生が関心をお持ちになったようです。
 アキュームも発売しました。結構売れています。やはり,ドリトル先生の記事もあるのでかなり好評ですね。

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CE94研究会続行中

 いま,情報処理学会CE94研究会が続行中です。百万遍で盛り上がっています。
 本学の学生さんの発表はすでに2件終わりました。
 もうすぐ,飛行船の発表です。ではでは。

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上下分離

 鉄道の世界では,レールや駅などのインフラ部分と実際の鉄道車両などの運行をそれぞれ別会社が行うことがあります。その理由は,建設コストを「車両運行」の会社に負担かけないための工夫です。これを上下分離と言います。
 学校も上限分離できないでしょうか? 学校のグランドや建物を所有する人とと実際の学校の運営が別の方が行うというのは可能ではないでしょうか?
 公務員組織で教育するからうまくいかないのであって,運営は民間,建物などの設備は国や県,市がもてばいいと思うのです。
 これっていかにも鉄道ファンの発想ですね。

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学生時代に感心した文系教科書

社会学―学生版
 私の弟が大学生のときの教科書として使っていたのがこれなんです。「アメリカの文科系の学問のやりかた」がよくわかる教科書なので,初めて見たときには感動しました。その後,家のなかできえていたのですが,本日の昼休みに百万遍の古本屋で見つけました。実に15年ぶりの再会といえる本です。
 社会学の教科書の決定版として,応用面を重視した記述は,定評のようです。学生版は全国の大学・短大などで数多く採用されているそうですが,残念ながらネット上にはほとんど書評がありません。
 この教科書をアメリカでは1年かけてやる講義するそうですが,弟の大学では一年で3分の1しか進まなかったそうです。つまり,日本の文科系の大学はアメリカの1/3のコンテンツ量しかないのかもしれません。
 さらに本日,訳者の今田高俊さんの経歴をみてびっくりです。東大文学部卒業で,東京工業大工学部の社会システム論の教授です。日本の文系の本に比べるとかなり,「理系的」です。

【参考】
ハーベスト社(出版社)のサイト
これが読解力の実態だ!
「文科系」が国を滅ぼす

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期待のKCG新入生

特別講義のあと

図 特別講義のあとの歓迎会

 25日(金)の特別講義ではオブ脳は「KCGで人生を変えよう」というタイトルでお話させていただきました。特別講義のあとの歓迎会でシュウちゃんほか大学院生が飛行船を飛ばしました。図はその様子です。これを見て,3,4名がロボコンプロジェクトに入りたいと申し出がありました。
 一人目はR大学(R≠仏教系)に合格したのにKCGに入学したそうです。彼の担任の先生は,「大学は飲み会を覚えるところ,技術を身につけたいならKCGへ」と言ったそうです。すごいですね。
 二人目は京都市内の某国立大学中退者です。大学が楽しくなかったそうです。
 三人目は人は進学校出身です。とにかくNo.1でonly oneのKCGにあこがれてきたそうです。
 あとひとりいるそうですが,私はお会いできませんでした。
 とにかく,すごい学生さんがたくさん入学されましたね。

【追伸】
学士=飲み会ができる。
KCGの専門士=技術力がある。
KCGの高度専門士=技術力があり,飲み会もできる。
 というわけで,KCGの高度専門士は学士をこえているんです。

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時間と学費をムダにしない大学選び

時間と学費をムダにしない大学選び

 私のブログ記事で以前「最高学府はバカだらけ―全入時代の大学「崖っぷち」事情 (光文社新書 318)」を取り上げたんですが,同じ著者がまたまた表記のタイトルの本を出しているんです。今回は珍しく,専門学校も紹介しているんですが,本学が出ていません。大学院を有する専門学校であるのに,この著者が取り上げないのはどういう理由なんでしょう。
 特に第8章のIT・情報の記述は,調査不足の感が否めないんですが,いろいろな分野のone of themなんでしかたないんでしょう。
 この著者は一度本学を訪問すると良いのではないでしょうか?

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アルファベットの起源

Newton (ニュートン) 2008年 05月号 [雑誌]

 ニュートンという雑誌を高校生以来買ったことがなかったんですが,買いました。アルファベットの起源に興味があったからです。
 アルファベットの直接の起源はギリシャ文字です。α(あるふぁ)とβ(べーた)からアルファベットと呼んでいます。そしてギリシャ文字と区別するために「ラテン文字」と呼ばれているんです。
紀元前6世紀のアルファベットは20文字なんです。
 ABCDEFHIKLMNOPQRSTVX
紀元前3世紀にCから分かれてGが追加されます。
紀元前1世紀にはYZが追加されます。
紀元後になって,IからJが派生して,VからUWが派生して現在の26文字なるんです。
 英語以外のドイツ語やフランス語を学習するときにはアルファベットの読み方でおよその綴りの読み方ルールがわかります。英語のアルファベットの読み方はかなり変だと思いますが,英語のアルファベットの読み方も一定のルールがわかります。
 つづきは後日に。

【参考】
アルファベットの歴史(1)
アルファベットの歴史(2)
今年は語学教育から
英語の発音は文の単位で

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サマーコースの数学にどう?

検定外高校数学 上 (1)

昨年のサマーコースでは数学講座ですが,今年のこの本でどうでしょうか? 1~5章まで分かれているので,一つの章が一日分(3コマ)で消化できます。しかも,2~3人で分担することもできますよ。castorさん,むしまるさん,nanoさん,どうでしょうか? みなさん分担してやってみませんか?

【目次】
第1章 数と式を探る
1.数を見る
2.数の泉・池・湖・海
3.倍数・約数
4.素数を探る
5.公倍数・公約数と互除法
6.整式とは
7.整式の展開と因数分解
8.整式の割り算と剰余の定理
9.順列・組合せ

第2章 数列を眺める

1.自然数をたす
2.等差数列
3.等比数列
4.自然数の巾の和
5.合計せよ!の記号Σ(シグマ)
6.差分―階差数列
7.数学的帰納法
8.漸化式
9.フィボナッチの数列

第3章 関数をさがす
1.関数とは
2.2次関数 y=ax~2+bx+c
3.分数関数
4.無理関数

第4章 関数を調べる

1.三角比
2.三角関数
3.指数関数・対数関数

第5章 図形を学ぶ
1.ピタゴラスの定理
2.円
3.三角形
4.点の座標
5.円の方程式
6.直線
7.不等式と領域

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マインドマップを使った学習指導

 私はUMLを使った分析・設計手法に取り組んでいることはこのブログ記事の読者の皆さんはご存じのとおりです。そう,ただのプログラマ(an ordinary programmer)には興味がないんです。
 私は6年前にオブジェクトモデル(UMLの一部,クラス図)でインストラクショナル・デザイン(ID)をすることを提案する論文を書きました。当時の発想ではなかなか受け入れられにくく,査読がアクセプトされるまでは時間がかかりました。オブジェクトモデルでは垂直思考的なIDしかできないことには気づいていました。
 水平思考的なIDを表現する方法はないのかと探していました。翌年にオーストリアに行く機会があり,そこでKnowledge Managementという手法を知りました。これは将来のIDに使えるとすぐに思いました。この手法の表現方法をつかった検索エンジンに以下のものがあります。
KartOO visual meta search engine

 Knowledge Managementのような水平思考的なものを身近に表現するための方法として,最近マインドマップが注目されています。今朝,マインドマップを使った学習指導のページを見つけました。
わずか75日で合格!公立高校入試必勝マニュアル

 このページはかなり長いのですが,マインドマップはページのまんなかあたりに出てきます。日本の学校教育がいつまでも「用語や公式の暗記=左脳処理の酷使」であることに私は日々心を痛めております。みなさん,一度ご覧になってください。
 教科書に載っている問題が解けたという理由だけで「すごいんだ」という価値観の世界もマインドマップで征服できるということなんです。

【参考】
マインドマッピング – Wikipedia

京都情報大学院大学 | eラーニングビジネスにおけるインストラクショナル・デザイン
京都情報大学院大学 | インタラクティブ・コースウェア開発技法

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